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アルファ碁

2016年03月21日 23:20

最近は棋友だけでなく、囲碁を知らない人とでもアルファ碁の話題になる。聞くところによるとあの一週間で韓国の囲碁ファンが10万人増えたという。入門書の売れ行きから分かるそうだ。人口に対して囲碁人口が世界一多い韓国でそれほど急激に囲碁の認識が高まっているのを考えれば、日本でも「囲碁とは?」と思う人が相当いると思える。囲碁を普及、継承している立場からすると久しぶりに訪れたチャンスである。ところで、アルファ碁に対しての評価はプロ、アマともに人間を越えた、という意見が多いようである。自分の判断は未だ人間を超えたとは言えないと思っている。あの対局は李世石さんには厳しい環境であったと思う。何より相手は間違わない存在、ととらえているハンデは大きい。李さんは伸びやかさを欠いていたのでは、と感じる。一番面白く感じたのは1局目から局数を増えるごとにプロ棋士の解説の口調が変わったことである。アルファ碁の打つ手がこれまでのプロ棋士からすると良くない手、と言うところをその手もあるのですかね、とアルファ碁の手を評価し出したことである。言ってみればこれまでの碁の常識が覆されたのである。囲碁のとらえ方が広くなったと言える。盤面が広がった分、囲碁の面白さが増えたのである。面白い時代に巡り合えたと喜んでいる。
若松


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