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爛柯(囲碁の面白さを表す別称)

2009年07月14日 16:57

船橋幼稚園に着くといつもの自転車置き場にずらりと
ママチャリが並んでいる。
副園長が今日の囲碁のお勉強にお母さんが見学し
ますが、よろしいですかと尋ねる。
前にわかっていたら盛り上げを工夫するところだが、
ぶっつけ本番でやることになる。
教室の後ろは30数名のお母さん方で囲まれる。
とにかく問題をたくさん出し、園児に答えさせること
にする。
元気よく手を上げても前に出ると固まってしまうこと
が多い。何度も「囲碁って考えるんだ」と言いながら
自然な助け船を出す。助け船を出さなくても自分の
子供が黒板の前で一生懸命考えている姿を見せる
のも意味がある。
本当はお母さん方に子供たちは今どんな風に頭を
使っているか説明したい。
だが、園のほうから、いつもの囲碁講座風景を見
せるのが目的だから、お母さんには話しかけない
よう釘を刺されている。
囲碁風景をおよそ見たことのない100名のお母
さん方は囲碁で教室中が盛り上がっているのを
観て、なんと感じたものやら。


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