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勝つ気

2010年10月06日 10:37

囲碁寺子屋の筆子は初心者クラスからアマ高段まで幅が広い。強い子は本人任せで大丈夫である。初級クラスの筆子にどう面白さを伝えられるかいつも考えている。中級のYちゃんと初級のA君の対局を見ていると下手はただ石をならべているだけである。終わった後A君に「面白かった?」と聞いてみる。「・・・」「勝とうと思って打っていた?」。折角、時間とお金をかけて来ているのだから相手を負かす気持ちを持ってもらいたい。それでないと面白さを感じ取れない。
始めたばかりの子で負けると涙が出てくる子を好きにさせるのは簡単である。下手が勝つように打ち、勝つ喜びを感じさせれば良い。負けて悔しさが出てこない子は難しい。口で勝つ気で打ちなさいと言ってもキョトンとしているだけである。Yちゃんと対局し、A君に真剣に考えながら打つ姿を見せることにした。どう感じたかはわからない。全体の閉めの挨拶で皆に「戦国武将は囲碁が好きだった。武将は勝つのが好きだった。勝つ気で打つと面白くなるよ」と言ったがA君にどう響いたか。
今日はYちゃんが意欲を持ちだしたこと、S君兄弟が時間過ぎても棋譜並べに取り組んでいる姿に手応えを感じて帰途に就いた。





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