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視覚障碍者対局

2024年02月18日 22:09

先日中野坂上の碁会所天元を訪ねた折、日本視覚障碍者協会の会長とご縁ができた。毎週土曜日に視覚障碍者の方の集いがあると聞いていた。一度対局したいと思いこちらは目隠しをするのですか?と愚問をしたところ、普通に打てばよいとのことで天元に出かけた。会長さんは四段ということで3子で打つこととなった。着手の時に「どの辺にどんな手を打ったという説明は必要ですか」と聞くと全く必要ありませんとのことである。この碁は簡単なミスが出て中押しとなった。続いての相手は2級の年配者である。この方とはどの辺にハネとかノビとか説明しながら対局をした。驚いたことにダメまですべて頭に入っている。終局して普通通り整地して白黒両方の目数を確認する。頭をひねりながら、石の形を確認しながらではなく普通通りに囲碁を楽しんでいる。全盲の方が楽しめる囲碁の力に驚いたのである。そして「将棋は形の変化であり囲碁は形が増えてゆく」と表現されていた。囲碁と将棋の端的な違いを表現していると感心したのである。


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