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長考

2010年11月17日 10:24

学童保育の場で囲碁指導が一番上手く行っているのは習志野市津田沼小児童会である。ここでは講義は無い。指導用の磁石碁盤を張り付ける白板がないからである。冷蔵庫の扉に張りつけるしかない。冷蔵庫は教室の隅に置いてあるからみんなから見えにくい。もっぱら指導者が打つか児童同士で打つことになる。4時半から5時15分まで全員で打っている。これは今年になってからである。連盟の土屋さん作成の対局カードを使ってからである。30級から始まり20局打つと1級上がる。80局でカードが一杯になる。一杯になったら景品を上げることにしている。景品は京葉熱帯魚の店主が仕入れ市に行った折に子供が喜びそうなものが出ると求めて来て提供してくれている。景品ほしさに45分で8局打つ子、1局なのに水増ししてカードに書いてしまう子、いろいろである。まだ1枚終わらない子がいるがもう5枚目になった子もいる。1年生のT君が先生に連れられ対局を申し込んできた。顔はわかっているが打つのは初めてである。この年代の子はバタバタ打つ子が多い。T君はじっくり考えて打っている。固まってしまう子がいるが固まって打てないのと、考えているのはわかる。難しい形をこしらえたら、T君、考え込んで正解に達した。
指導していて一番うれしいのは碁が好きになりそうな子との出会いである。
T君はきっと強くなる。





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