2023年09月19日 22:46
山下塾では毎週宿題を出している。トッププロの戦いの棋譜を選んで自分の好きな手と勝着と思う手を塾長に知らせるのである。幼稚園児は出来るところまで何手まででもよいが何回かは並べるのである。今週は王座戦挑戦者決定戦の黒芝野虎丸九段対余正麒八段の碁である。ライタ君が自分の好きな手のほか35でどういう手が一番いいと思うか質問してきた。この局面で次の手をプロ棋士に聞いたとすると百人百様であろう。部屋の碁盤に34手まで並べ何度も次の手を考えた。結論は◎である。AI評価によると虎丸さんの35,◎も評価は下がった。AIの示す手はAとBである。AIはともかくBは思いも及ばない。ライタが35手目を考えたということは囲碁の面白さに触れだしたと感じたわけである。考えればキリはないが囲碁は面白いとつくづく思うのである。


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