2023年05月21日 23:32
指導碁は対面とオンラインで月に数十局打っている。指導と言うよりも相手がどんな手を打つか楽しみにしている感じの方が強い。初対面の人は別だが相手の棋力は正確に掴んでいるのでこちらの手に対してどんな手が来るかも大体想像がつく。指導碁で一番うれしいのはその子の棋力では思いも及ばぬ好手が打たれたときである。S君はまだ碁を覚えて一年に満たない小学1年生である。来月千葉県の子供囲碁大会に初めて参加するので互先の碁の練習をしている。46手までも立派な碁だが47手で飛び上がった。まだ初段にも届かない子が46に対してノータイムで打ってきたのである。この碁の結果は200目、黒が負けるのだが47には喜ばせてもらった。激賞したのでS君はこの日で2目は強くなったのではなかろうか。

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