2022年09月08日 22:09
元塾生、と言ってもまだ小学2年生だが、から手紙をもらった。夏休みの体験と今熱中していること、迎えた2学期の学校生活の雑感が書かれている。一を聞いて十を知るような子にとって並みに標準を置く公立学校は面白くないだろう。そこを自分なりに折り合いをつけてやり過ごしている表現が面白い。この歳まで生きていると人との交わりも増え手紙の類はよく届くが、整理魔、捨て魔の日見さんに促されて用件が済むと大概は始末するようにしている。その日見さんが何と、「これは捨てられない、永久保存」、と言った。言葉が弾んでいる、素直である、品がある、何度読んでも飽きない、と感に入っている。こんな楽しい手紙もらえて塾長冥利ね!と付け加えるのも忘れない。いうまでもなく、この子のひいおじいさんは読売新聞の囲碁記者として著名な「覆面子」であり、呉清源先生と共著の「この手ご用心」シリーズは大ヒットした三堀将さんである。文才と言う遺伝子が三代飛んで伝えられたのであろうか。名文家の再来かもしれない。
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