2018年09月25日 22:57
山下塾生OBのツヨシ君に話したいことがあるとメールをしたら10月の半ばに来ると返事があった。遅いと返したら今週月曜日夕方に来てくれた。彼に頼みたいことが二つあった。一つは関西棋院の正岡理事長からフリースクールでの囲碁指導に関して4000字分を書かないかとの話があり、自分には荷が重いので特別支援学校の教師をしているツヨシ君に書いてもらおうと思ったこと。もう一つは純碁をこれから大々的に広めようとメールを頂いた王銘琬さんに会うので障害児に純碁を教えているツヨシ君の指導方法を聞きたいこと、である。今年で教師4年目になるツヨシ君は一人でも多くの障害児が自分の世界を広げるには何が自分にできるか、日々試行錯誤している。純碁を打つ生徒向けに碁盤の座標を示すための視線だけで色を提示して打つ方法を考えたりしている。障害児でも動かせる引き算のアプリも考え出している。自分にしかできない指導を目指していて、現場は楽しいと語る。話の中で一番印象深かったのは「障害も個性です」、という言葉である。


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