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最強手

2024年03月31日 22:49

囲碁に関して子どもたちに伝えたいことはいっぱいある。ただ伝えるには子どもの年齢、棋力を勘案することが大切と考えている。子ども一人一人によって伝えるべきことがすっと入るタイミングがあるから、それはいつも気に留めている。今、山下塾で四、五段クラスが5人いる。頭一つ出ているのはヨシトである。今日の山下塾でヨシトと打っていて今が「最強手を選ぶ」、を伝える絶好の時と感じた。セリ場で最強手を選ぶことにより読みの深さ正確さが身につくと思っている。ヨシトに言葉で伝え、手紙に書いてフォローした。今日を機にきっと囲碁の奥深さに気が付いてくれるであろう。

米寿の会2

2024年03月30日 23:57

会場では全員と話ができた。印象深かった一つは父親を亡くした直後に山下塾に通いだしたマサシ君の話である。本気で怒ってくれる大人が塾長であったこと、塾長出身の大学に憧れて入学、就活せず仲間と起業し今150人の社員がいる会社になったこと、今日あるのは山下塾に出会ったから、と語った。もう一人。塾長は基本的に山下塾生が日本棋院院生になることは反対していた。父親の強い考えで院生になったリサ君は中学で碁の勉強と進学に悩んでいた時に塾長から強く強く高校進学を進められた、そのおかげで一流大学に進み今日の仕事についている、もし高校に行っていなかったらと想像するとゾッとする、ときっぱり言った。祝い会の終わるころ、弁護士のヨウスケ君が塾長が居なくなったら毎年お別れ会を開きます、と冗談とも本気とも受け取れることを言ってくれた。元号が平成になって間もない時期から前原の家に通ってきていた医師のユタカ君が締めの挨拶で往時の模様を披露した。自分はもとより、日身さんさんを見ると「こんなことまで憶えてくれている」と目が潤んでいる。40年余同じ姿勢と同じ情熱で続けてきた山下塾は、ああ、こういうことだったか、と感慨一入である。

米寿の会1

2024年03月29日 23:28

葬式は家族だけでして、ひっそりこの世を去りたい。そのあと山下塾生OB・OGに来てもらって「偲ぶ会」をしようね、と日身さんと話していた。ハテ?「そこにあなたがいないのはつまらないわね」と日身さんが言う。それはそうだ。元気なうちに会った方が楽しいに決まっている。冠は「米寿の会」とし、時はライトアップされた夜桜が美しい3月29日18時、会場は60年前に結婚式を挙げた国際文化会館岩崎小弥太ホール、ご招待したのは高校生以上で合計58名の会となった。3時間余の中身はOBの道君に任せた。OGのヴァイオリン演奏で幕が開き、塾長対招待客全員の連碁となった。連碁の盤面はフロジェクターで会場正面に大きく映し出された。花束をもらったあと運ばれてきたものは碁を嗜む者なら知っている「長生(チョウセイ)」の局面が描かれているケーキである。”長生きして”という碁形「長生」に託したケーキである。これと同じ「長生」のケーキには10年ほど前の77歳の祝いで娘に驚かされた記憶がある。碁を生涯の友にしている者同士にしか共有できない発想である。囲碁を長くやっている者にとって「長生」は死なない意味をあらわしているのは観て直ぐにわかる。またしても、ヤラレタ!! 土曜日も授業がある私立中学校に入った塾生の中には小学校卒業以来一度も会っていない塾生が数名いて見違えてしまうが、一瞬名札を見れば不思議と往時の頃が思い浮かぶ。今取り組んでいること、目指していることを聴きまくると3時間はあっという間に過ぎた。

日本棋院

2024年03月27日 22:29

日本棋院本院についての話が色々耳に入ってくる。本院老朽化による建て替え、市ヶ谷駅周辺の再開発、本院売却のことなどである。日本棋院の財政も絡むことゆえいずれの案件についても難しい問題であろう。囲碁ファンとしては日本棋院執行部だけでなく広く情報を開示して各界の知恵を集約しなければ正しく対応できないのではと感じる。レジャー白書によると昨年の囲碁ファン数は130万人とある。1000万人を超えていたファンの激減にはいろいろな要素が加わっているであろうが中国の囲碁人口が毎年300万人に増えていると聞くと必ず妙手はあると思う。それには何といっても中心の日本棋院がしっかりしてもらわなければと考えている。

高校囲碁国際交流

2024年03月26日 22:23

昨年に続いて慶應義塾高校と韓国囲碁高校のオンライン囲碁交流が3月14日行われた。それに先立つ3月1日に慶應義塾大学と延世大学の第13回囲碁交流に同行して来日した韓国囲碁高校の教師が慶應義塾高校を訪問して帰国した。下見の印象が良かったのか夏休み7月中旬に高校生30名教師7名で来日し慶應高校と囲碁交流したいと申し込みがあった。慶應高校の囲碁部員だけではとても対応できないので大学囲碁部に協力を得なくてはいけない。高校生大学生ともに夏休みの予定を組んでいることだろうから交流試合に選手確保が大きな問題である。しかしオンラインでの交流が海を越えての交流に発展するのであるから是非とも実現させなければならない。まずは日程を確定しなければと調整している。

フリーズ

2024年03月25日 22:18

ずいぶん前からパソコンの調子が悪い。立ち上げて数分でフリーズする。そのまま暫くすると自然に復旧するのである。それとサウンドの調子が悪い。だから毎火曜日のオンライン山下塾はリビングに置いてあるノートパソコンを使ってやることになる。使い出して直ぐにフリーズするのは面白くない。半年前に同じような問題が生じたときは保証期間内だったのでメーカーに送り修理してもらった。今回はパソコンの師匠Tさんに訴えたところ「完全放電」なることを教わった。パソコンにつないでいる線を全部抜くのである。今朝は快適に動いている。やれやれと思って間をおいてパソコンを立ち上げたら数分でフリーズしてしまった。PCは快適に動いていると便利なものだがひとたびトラブル出すと素人には手に負えなくなるところが困りものである。

山下塾大会

2024年03月24日 22:11

年度末で切りが良いので山下塾の大会を催すことにした。主たる目的は塾生はこれから色々な大会の手伝いをすることが増えると思うので囲碁大会の運営を身に付けてもらうのが主たる目的である。トーナメントやリーグ戦は最初の組み合わせをやれば後の組み合わせと順位つけは難しくない。スイス方式の大会を知っておけばどんな種類の大会にも応用できる。最初に1回戦から4回戦までの組み合わせ方:抽選で仮順位をつけて上から当てていき、次は勝ち負けに応じて順位をつけて組み合わせる。組み合わせるときにそれまでに対局していたら順位を飛ばして組み合わせる。終了後の順位の付け方は①勝星、②対局相手の勝ち星合計、③自分の勝った相手の勝ち星合計を計算して決定する。見ていると塾生たちは組み合わせから順位決めまで正確にできている。特に今度5年生になるリクト君はしっかり頭に入ったようである。山下塾大会は成功であった。

全国選抜高校囲碁大会

2024年03月23日 23:08

全国選抜高校囲碁大会が開催された。コーチをしている慶應義塾高校が昨年優勝した時とほぼ同じ棋力の選手なので連続優勝を期待していた。結果は仙台第二高、開成高に続き3位であった。個人戦では慶應義塾高の高橋君は羽根和也君に敗れ3位となった。昨年優勝した時に高校囲碁部主将を軸にOB会を作り祝賀会を行ったが今年も3位入賞の祝いを催すことにしている。慶應義塾の学生と生徒に与えられる最も権威ある「塾長賞」を昨年の優勝チーム三君が受賞した祝いも兼ねることにしている。このOB会も回を重ねるごとに絆を深めてゆくことだろう。

合格通知

2024年03月21日 22:02

この春は山下塾OB3人が大学受験で、結果が気になって国立大学試験後期の発表が揃わないと落ち着かなかった。その3人からいっぺんに大学が決まったと知らせが入った。1浪のS君は古い言い方だが旧帝大の工学部に、O君は県内私大の物理学部、W君は東京私大農学関係にそれぞれ合格した。こと山下j塾OB・OGに関して言えば、子供のころから囲碁をやっている子は学校の成績がよいといえる。中国や韓国でも小学校で囲碁をやると受験に有利が定説となっていると聞く。日本もそうなってほしいとの思いは強い。

才能

2024年03月20日 22:49

人間学を学ぶ月刊誌「致知」4月号に羽生善治九段が「一つのことに対して十年、二十年、三十年同じ姿勢、同じ情熱を傾けられることが才能だと思う」と述べている。山下塾は四十年近く続けているが、羽生さんの言葉にあるように同じ姿勢、同じ情熱で続けてきたと自信を持って言える。山下塾に通って来る子供たちの気持ちも変わっていないと感じる。腰骨を立てている間は山下塾を続けられるであろう。羽生さんの言葉に、子供囲碁教室の先生としての才能はあると自信をもって言うこととしよう。


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