2023年11月25日 21:56
ふなばし囲碁協会には会員の囲碁サークルから長寿で囲碁を楽しんでいる人を表彰してほしいと依頼が来る。該当する人の年齢は特に定めていないが90歳を一つの目途としている。このたび習志野台囲碁サークルから90歳と94歳の方を推薦してきた。お元気で囲碁を楽しんで皆さんの目標になっています、と文言を入れた表彰状と記念品をお渡しし、記念対局として2子で打つことにしている。2子では手合い違いのことが多いので数目の差で終わるように形を作るのが常である。四段の94歳の人との対局では自分の石の薄さはさて置きひたすら相手の石を取りに来る。その分黒の石は薄くなり大石がとられることになり終局となった。局後にまた教わりたいとの言である。先週行われた船橋市長杯では3勝1敗であったが負かされた人と教えてもらいたいと言う。負けて悔しい気持ちよりも教わってもっと強くなりたい気持ちが強い人である。もっともっとと上を目指す気持ちが元気な源かと思ったのである。
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