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山下塾休塾・再開

2023年08月27日 22:06

山下塾では毎週世界の棋譜から戦いの激しい棋譜を選んで宿題として出しその棋譜を並べて暗譜し感動した一手を述べることにしてきた。塾長は厳しく言わないのでこのところ塾生は棋譜ならべをしなくなっている。又日曜日の対面山下塾でも真剣に碁盤に向かっていないと強く感じたので、突然ながら山下塾休塾を宣言した。最年長のケンジから自分がリードできなかった反省、ライタからは直接自分の言葉で再開してほしいと言ってきた。折りしも高校総文祭に参加した元塾生から山下塾で学べて幸せだったという内容の暑中見舞いが届いたりしたので、これまでどんな思いで山下塾をやってきたか、話す場を持つことにした。伝え聞いた塾生OBの保護者シドウジさんが自分も参加してこれまでの山下塾の保護者の気持ちを説明すると申し出てくれた。休塾の延長線上で閉塾も考えたが、「続けて!」と後押しする多くの塾生、保護者がいることから新しい気持ちで再開することにした。入塾時最低でも初段前後、殆どの塾生が四、五段クラスであった20年前の山下塾に比べ今の塾生は四、五段の中学生2名のほかは小学生、幼稚園生と幼い塾生ばかりである。新しい山下塾の出発となる。

INGOとZOOMでの指導

2023年08月26日 22:12

社会人10人位の囲碁入門講座を毎年やっている。継続しての指導ではないが希望者にはINGO(ingo-web)での指導をする。INGOでのコメントだけでは物足りないのでZOOMでの解説をと思っているのだが、社会人であるから皆の時間がなかなか合わない。今期は年に2回しかできなかった。囲碁でちょっとしたことが解ると一段と面白くなることがある。教材にぴったりな局面が出来たのでZOOMでその局面を出し解説した。アタリを継がずに劫に受ける考え方である。初心者グループの指導にINGOとZOOMを使って新しいやり方を見つけたのである。

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9日間連投

2023年08月24日 21:41

今夏のS学院小のサマースクールは1年生2クラス、2年生2クラス、3年~6年生2クラスを各3回で9日間の囲碁授業をした。1日2時限で3日目には全員13路盤での対局が出来た。昨年は6日間でサポートが一人いたが今年は助っ人はおらず合計198名の生徒を一人でこなしたのである。3日間全員が来るのでなく毎回今回が初めての生徒が入って来るので、その都度ルール説明をするので慌ただしかった。今回「勝っても負けてもいい」という子がいて困ったが、しばらく間をあけて相手をしアタリを取らせたら面白がり出し一件落着した。しかし勝ち負けが着くゲームを「やりたくない」と本当に思っている子にはどう対するかの宿題をもらった気がする。

日本一

2023年08月23日 23:43

慶應義塾高校棋道部囲碁は今年3月の高校選抜大会で優勝し、夏の全国高校囲碁選手権で5位であった。塾高野球部は春の甲子園・選抜大会で一回戦敗退したので夏の甲子園では優勝するのではと身贔屓気分で大期待していた。主将の大村君が「日本一」と言っているのも期待に後押ししていた。決勝戦はサマースクールの指導と重なっていて長引かない限りテレビ観戦はできないと諦めていたが、帰途の車で5回が始まる前にラジオ放送が聴け、帰宅して7回からはテレビ観戦できたのは思わぬ幸運であった。試合終了後の塾歌はテレビ前で起立して斉唱した。日身さんが録画していたので寝るまでに2回視聴した。何人からか「おめでとう」のメールやラインが届いている。自分は7期生である。2018年に70年事業を行っているので今年の卒業性は74期生である。1学年700人余であるから5万人くらい母校優勝を楽しんだのである。慶應義塾は小学生からの一貫校なのでそれを入れるとその十倍以上祝ったのであろう。

山下塾生ライタ、ダイゴ君が送ってくれたネット裏からの写真
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日吉の校舎に虹が掛かった写真
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飲み放題食べ放題

2023年08月22日 06:05

船橋市と佐倉市の親善囲碁大会終了後に双方の世話役で懇親会を開くのが慣習となっている。浜町公民館はららぽーと東京ベイの大ショッピングモールに隣接しているので若い人向けの飲食店は多いが年配者に向いた店はほぼ無いに等しい。役員が探してやっと10名くらい入る小さな店を見つけた。ところが佐倉市からの懇親会参加者が少し増えたため別の店を当らないといけなくなった。協会から補助できる金額は決まっているので安い店を探さねばならない。役員Yさんの娘さんが京成駅30秒、飲み放題食べ放題一人2000円の店を見つけてくれた。船橋でちょっと名のある店だと一人7000円が相場である。結局ビールを入れて2300円のコースにした。看板に偽りなし、で多種類の飲み物、料理、デザートもずらっとあって、注文はスマホでする。注文時間は1時間半で日曜日夕方から全席若い人で満員の盛況である。船橋駅前は飲み屋の激戦地である。それゆえの工夫を凝らした店づくりに感服し、食べ放題で満腹になったのである。

船橋市・佐倉市市民親善囲碁大会

2023年08月21日 21:42

コロナ禍で中断していた佐倉市との市民親善囲碁大会が3年ぶりに浜町公民館で再開された。佐倉市から30名船橋市から48名の参加である。この大会は二つのことを取り入れている。一つは4回戦を戦い参加者の半数が表彰されること、もう一つは参加者も大会運営に参加してもらうことである。普通100人近くの大会だと運営する世話役が数名必要である。この大会では4回戦の対局テーブルが最初に決められている。勝ち負けの成績は参加者4人に一人が成績表に記入する。会場の設営と片付けは全員で行い、世話一人最後の集計だけやるのである。ただ事前に細かく段取りは必要である。主催のふなばし囲碁協会役員8人の役割を事前に決めて当日役割を果たすと大会はスムーズに運営できる。。役員のチームワーク良ろしく大会は進められ、参加者皆が熱中症予防対策で言われるところの「不要不急の外出」を控えないで「囲碁」を楽しんだのである。

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いきいき同窓会親善囲碁大会

2023年08月17日 22:54

船橋市市民大学いきいき同窓会の囲碁親善大会にはふなばし囲碁協会会長として挨拶を頼まれる。年に2回あるのでその都度変わったことをしゃべらないといけないと思っている。直近の話題としてまだあまりメデイアに取り上げられていないアジア大会にマインドスポーツとして囲碁が12年ぶりに採用されたことを話そうと思っていたら、いきいき会長が挨拶で先にアジア大会のことを話した。滅多にないが時々話そうと思ったことを先に話されることがある。そんな経験があるので別の話題も用意していた。この大会は63回である。30年以上続いているのだが流石に参加人数は減ってきている。これまで3クラスで分けていた大会が今年は2クラスしか組めない。いきいき同窓会会員数にしてから数年前には2000人を超えていたが今は1000人を大きく減らしている。だから当然と言えばその通りである。70歳以下の囲碁人口減がこんなところにも表れているわけだ。

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日中青少年交流囲碁大会2

2023年08月15日 22:47

日中平和友好条約締結45周年を記念して青少年交流囲碁大会を開催する、ついては日本側選手募集に協力してほしいとの相談を4月に事務局を担当する斎文道氏から受けた。この囲碁大会に賛同している団体や個人の名簿には政治家、日中友好協会の錚々たるメンバーが載っている。中国の子ども囲碁熱は高いのは承知しているが日本では子ども大会に多く参加者が集まるのは難しいと感じているので、この企画が果たして実現するのか、クエッションマークを付けていた。ところが8月11日から開催された大会に中国から80名、日本側は90名も参加する立派な大会になった。山下塾は団体戦2チーム、個人戦に2人参加することになった。会場は渋谷区役所である。応援に昼頃から出かけようと思っていたところ開会式の式典に出ることになったので早めに会場に向かった。元官房長官河村建夫氏、中国駐日大使館陳諍公使の祝辞のあと後藤田島根県知事のビデオメッセージが披露された。挨拶の中に「息子は囲碁を打ちます」とあった。その息子とは塾高棋道部コーチの立場で何度も指導碁を打っている。徳島県が身近に感じたのである。

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第23回船橋市・西安市親善囲碁大会

2023年08月13日 22:22

一昨日開催された日中青少年交流囲碁大会で副産物が誕生した。これまで船橋市と西安市は1988年から相互訪問して2015年までに22回を重ねている。この大会は中国各地からの代表選手が集まっているので西安市からも役員選手が来ている。引率の李鋼毅氏は西安市囲碁団の幹事長である。コロナ禍等で途切れている親善囲碁大会を再開しようとの話になった。いつにするか日程の打ち合わせもでき、10月最終日曜日に中国から上限20名の囲碁団が船橋市を訪問することに決まった。早速船橋市役所秘書課、文化課、国際交流課に出向き報告して日程と会場について相談した。午後は別件でふなばし囲碁協会の役員会を招集していたので、西安市との囲碁大会について説明し合意を得た。これまで囲碁の国際交流を幾つも手掛けてきたがこれほどあっという間に基本が決まったのは初めてである。

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日中青少年交流囲碁大会1

2023年08月12日 22:06

8月11日渋谷区役所において開催された日中青少年交流囲碁大会には両国の6歳から18歳まで170人の選手が集まった。中国側は各地で選抜大会を開いており、来日したのはその代表選手である。遠い地方から参加した選手のことを考えると飛行機代だけでも数十万円はかかる。団体戦は午前中は日本ルール、午後は中国ルールで対局する。山下塾Aチームは3連勝のあと4局目は主将×三将◯で副将で勝負が決まる。この勝負は中国ルールで半目負けであった。最後に半劫が4か所ダメが4か所あり中国ルールを意識して打つと逆に半目勝つケースが考えられる。昔井山さんが中国ルールを熟知していたら半目勝ちになったケースがあった。局後に山下塾生たちは半劫とダメをどの順番で打てば勝ちになったか熱心に検討したので、この一局で中国ルールを身に付けたであろう。

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