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囲碁で友だちの輪をつくろう

2023年07月30日 23:10

7月30日船橋市浜町公民館において近隣の2保育園と4幼稚園年長組及び小学校1年から小5までの子どもと保護者45組が夏休み囲碁体験をした。主催したのは「いごっちクラブ」(代表細根聡美)でふなばし囲碁協会が後援した。囲碁のルールの説明をしたあと一番最初の組み合わせは主催者で決めたが2局目からは子どもたちが自分で相手を見つけて対局を重ねた。お互いの名前を聞いて自分のカードに書き込み友達になるという仕組みである。始めは尻込みしている子供もすぐに慣れてカードに友だちの名前がたくさん並ぶのである。2時間で3局打つとご褒美をもらえ、一番多い子は10人の友達が出来た。この催しは船橋市市民公益活動公募型支援補助金の認定を受けているので来年、再来年も継続して開催できるのはありがたい。

文部科学大臣杯全国高校囲碁選手権大会

2023年07月26日 22:46

この時期野球では全国の県大会が催され優勝チームは甲子園に出場する。囲碁でも24日から26日まで全国高校囲碁選手権大会が催された。コーチをしている慶應義塾高校は神奈川県の代表校である。順当に枠抜けしてベスト8で昨年優勝の仙台二校とアタリ1-2で敗れた。結果5位であったが選手の勝星として主将6勝、副将、三将ともに5勝と団体戦で二つしか負けなかったから大健闘である。個人戦では主将の高橋君が6位と健闘した。日本棋院会場でわかったのだが慶應義塾女子高の1年生が東京都代表選手になっている。聞いてみると女子高には囲碁部はないのである。オンライン部活なら男子校と合同でできますね、と話しておいた。会場に来たからこそ慶應義塾での新しい囲碁の広がりができたのである。


首都圏カップ千葉県代表

2023年07月25日 22:40

首都圏カップは2019年に開催された第9回以来途切れていたが入江事務局長の奮闘により9月10日に開催の運びとなっている。千葉県では選手9名のうち小、中学生代表各3名は文科大臣杯全国少年少女囲碁大会千葉県代表選抜戦ですでに決まっており残りの3名を選ぶ大会が今日津田沼囲碁クラブで開かれた。結果は山下塾から参加した。ケンジ、リクト、サクトの3人が選ばれた。サクトは過日の県大会では1勝もできなかったが今日は4段と2段に勝ち代表になったのである。小1での代表は初めてかもしれない。こんなことがあるとこれまで以上に囲碁に気持ちが向いてくるのである。オンライン山下塾では「次はだれと打てばいいですか?」
の連発である。オンライン2時間の間に7局くらい打つのである。子供の成長はあるきっかけで伸び、刺激が薄くなると遠ざかりしながら続けてさえいれば思わぬ進歩を見せるものなのである。

扇興杯連覇

2023年07月23日 22:42

朝からYOUTUBEにかじりつき扇興杯決勝を観た。対局前、開始時間の来るまでじっとと構えている牛さんの姿に先ずは落ち着きを感じた。局面では95に上野さんらしい一手を感じた。それに対して96と応じた牛さんにこれまでと違うものを見た。そのあとは迷いもなく打ち進め勝ち切った姿に牛さん一段上に行った、と感じたのである。藤澤、上野二強の女流棋士に牛さんが加わった思いである。験の良いこの棋戦だけでなく他のタイトルを獲りだすとの期待感が大きく膨らんだのである。

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SHIBUMI

2023年07月22日 22:29

[碁が上手に打てるようになるには均衡と調和に愛情を抱くことが必要」「碁は哲学者や戦士がやるものであり、チェスは会計士や商人がやるもの」「碁ほど対局者の性格を明確に示すものはない」「碁というきわめて魅力的な知的対象」こんな言葉がアメリカ人作家による冒険小説に出て来るとは。そして東京拘置所の戦犯との会話に日本人看守、アメリカ人、ロシア人憲兵にわからないように次の囲碁言葉「ツルノスゴモリ」「セキ」「シチョウ」「シチョウアタリ」「コリガタチ」「サバキ」「コウ」「ハマ」「ウッテガエ」を使い意思を通じさせる小説を読んだ。SHIBUMIの著者トレヴェ二アンである。なぜこの本を手に取ったかというと、たまたま書棚にあった吟友である将棋観戦記者湯川恵子さんの本にちょっと紹介されていたからである。文庫本「SHIBUMI」上下を一気読みして同著者の2冊をアマゾンで注文したのである。人との出会いもさることながら本との出会いもまた思わぬ展開となるものだ。

扇興杯女流最強戦

2023年07月21日 22:50

牛栄子四段にとり第7回扇興杯女流最強戦はAI評価の勝率2%をひっくり返して獲得した験の良い棋戦である。また女流棋戦のなかでも最高賞金のタイトルである。ありがたいことにYUOUTUBEで準決勝戦2局が並べて映し出されている。無論解説者もついている。牛栄子ー鈴木歩、謝依旻ー上野愛咲美の2局である。牛四段の棋譜はよく並べているので牛ペースかどうかは理解できる。49からの攻めの体制になり牛ペースでの打ちっぷりである。沼館七段の解説によるとヒヤッとする局面はあったようだが押切り勝ちを得た。片や上野さんも順当?に勝ち上がり決勝は牛ー上野戦となった。上野さんは藤澤さんからタイトルを奪うなど絶好調のようである。2日後の23日午前中に山下塾を済ませたらYOUTUBEにかじりつきとなる予定である。この棋戦に限り牛さんのAI評価が悪いほど牛さん勝利に期待していい、と思っている。

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第78期本因坊戦

2023年07月20日 22:14

「能代で本因坊文裕を応援する会」の会員なので当然井山さんの12連覇を応援している。棋聖を取ってからの一力さんの強さから今期本因坊を奪取されると一力時代になる一つの区切りと受け止めている。1-3からのカド番を2回凌いだのは井山いまだ衰えていないの観を示してくれて期待の度合いは高まった。最終局の1日目の封じ手ではAIの判定は井山有利とある。二日目に入り白の大模様に打ちこみその石をうまく凌いで勝利に、と思っていたが114と打ち込まれ嫌な感じがしてきた。今や一力のヨセの正確さは日本棋士では抜きんでていると思っている。かたや井山さんは難しい変化の局面になってこそ強みが出ると思っている。だが結果一力さんに屈し残念である。折りしも秋田県能代市は川の氾濫でひどい水害に見舞われている。文裕を応援する会どころではないと思うが一日も早い復興を祈るばかりである。

スマホテクニック

2023年07月19日 22:02

ふなばし囲碁協会の役員会は年度に計画している事業の打ち合わせを毎月開く。メンバーが固定してきたので役員それぞれの個性に理解が深まっている。何かを決めなければならない時に意見が分かれても冗談交じりで収まっていく。各人持ち味があっていい雰囲気である。今日はSさんがスマホの扱いが抜きんでているのでテクニックをいくつか披露してもらった。スマホ用のエクセル、ワードをインストールしてラインで共有する。パソイコンでのやり取りはできてもラインでできれば手順が一つ省ける。殆どスマホで済ませている若い人に一歩近づけたわけで気分がいい。

gmail

2023年07月19日 21:36

最近gmailへの返信がreturnしてくる。gmailを使っている人が多いので返信したつもりでも送られていないと失礼になることになる。困ったことなのでネット上の師範に聞いたところ「SMTPサーバ経由でメールを送信しようとしても、今度はプロバイダー側のスパム送信対策にひっかかって、プロバイダー側SMTP接続をブロックしてしまう。」、と自分には理解不能なことである。対策としては「gmail 相手とのやり取りは、自分も gmail のメアドを使うのがベスト」と言うことである。いま迷惑メールはゴミ箱に入れるようにしていて、それを含めると1日100通くらいのメールを整理しているが、その上二つのアドレスを見るとはなんとも厄介である。ペンネームやハンドルで投稿することは許さないという流れのようでやむを得ないと思って入る。

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父碁の会

2023年07月17日 22:22

山下塾生はいま15名ほどいるが学校事業、習い事でいつも全員が集まるわけではない。言うまでもないが塾生が小さいうちは保護者が送り迎えしているが、うれしいことに子供が囲碁を覚えたのを機に父親も囲碁を始めるケースが多い。かなり前に塾生の父親たちの囲碁の会「父碁の会」ができて津田沼囲碁クラブで打っていた。コロナ以来、会が途絶えているので今日山下塾に来ている3人の父親に子供と同じ部屋で別に父碁の会を開いたら、と話した。同じ空間で別々の囲碁の会を親子で楽しむのは「家庭で囲碁を」の願いに通じるのである。


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