2023年04月29日 22:57
2023年04月28日 22:45
慶應義塾高等学校の棋道部コーチを10数年務めて居る。毎年5月には「監督・コーチの会」が催される。3月に棋道部が選抜大会で全国優勝したので胸を張って参加しようと思っていたら今年もコロナ関連で開催されないと知らせがあった。代わりに阿久澤校長からのビデオメッセージが届いた。部活動は推進している日吉協育モデルを支える柱の一つである。生徒たちに花と果実のための養分と水を与えてほしいと述べている。また小泉信三先生の言葉を引用した①練習は不可能を可能にする、②フェアプレーの精神、③良き友、のうち棋道部の生徒に特に伝えたいのはフェアプレーの精神である。「卑怯なことはするな、無礼なことはするな」である。棋道部の名の通り道を教えるのはコーチの最も大切なことと心得ている。


2023年04月27日 22:36
山下塾生アユムが父親の仕事でシアトルに越していった。シアトルと日本の時差は17時間である。山下塾オンライン教室の火曜日と金曜日の夜には参加できないが日曜日午前には参加すると言っている。シアトルには碁会所?があるのでそこでも囲碁を続けられると報告してきた。シアトル囲碁会館は岩本薫先生が自分のビルを売ってその資金で岩本囲碁振興基金を作られサンパウロ、アムステルダム、シアトルに囲碁会館を建設し指導者を派遣して囲碁の世界普及に尽くされたのをよく覚えている。学生時代に岩本先生宅に伺い三人の素敵なお嬢さんと話したこともある。アユム君とのオンライン対局は時を超え場所を超えて岩本先生とのご縁に巡り合ったようで大切にしようと思うのである。
2023年04月26日 22:52
何度も書くが、文部科学省HPの学習支援コンテンツに「囲碁であそぼ!」が載ったのは大きい。幼稚園での囲碁指導で「いごであそぼ!」のパンフを保護者に配ってもらうことになった。何と言っても文部科学省推薦なのである。幼稚園児が面白がって遊ぶアプリなので囲碁のルールは自然と覚えてもらえる。これまでの囲碁指導では石取りゲームから慣れてもらっていたが、このアプリを園児たちの何人かは使うであろうから、本式ルールを早く教えたほうが良い。保護者に渡すアプリの説明に山下塾はじめ近隣の子供囲碁教室の案内も載せておいたのである。こども囲碁普及への日本棋院久々のヒットと感じていいる
2023年04月24日 23:41
囲碁三田会の総会と懇親碁会はこれまで日本棋院を使っていた。囲碁三田会では今年年頭に運営資金寄付をお願いして集まった募金のお使い方を考えた。会長、役員たちは会場費の節約で慶應義塾大学三田キャンパスの教室を使えるように大学と交渉した。懇親碁会の会場がかつて通ったキャンパスとなると、卒後初めて訪れる人も多いことだろう。また学部が違えば三田キャンバスは初めてという会員もいるはずである。ただ、日本棋院が会場であれば碁盤石は揃っているが、三田となるとそれを運ぶ手間を考えなくてはならない。そこで碁盤は印刷紙碁盤を提案した。千葉県少年少女囲碁連盟作成の紙碁盤は防水加工してあり。柾目の木目盤である。これまで板碁盤でしか打っていない人が紙碁盤の良さを知ることにだろう。かつて学んだ大学の教室で紙碁盤を使用して親睦碁会を開催するのは新味があって定着する予感がする。


2023年04月23日 23:18
津田沼囲碁クラブで千葉囲碁三田会の年に一度の親睦碁会である。コロナを経て久々ゆえか参加者は例年よりも少ない。この1年で亡くなった会員の黙禱から始めた。10級から八段までと棋力の幅は広い。それでも幹事の工夫で二組に分けての碁会は皆気合が入っている。3局で1時から6時近くまで対局が続く。コロナ前は懇親会を碁会所で行っていたが、まだ用心して有志だけの懇親会が居酒屋で行われる。同窓の囲碁の会は勝っても負けても味が良い。
2023年04月22日 22:43
大谷翔平のエピソードを聞いた。エピソードを披露しているのは日本ハム時代に船橋の梨を3年連続で日本ハムの選手に食べてもらうために届けた人である。大谷選手はバッテイング練習を終えると自分の打ったボールをバケツに全部拾い担当者に「ありがとう」とお礼を言って渡していたという。高校時代の「目標達成シート」に「道具を大切に使う」「ゴミを拾う」と書いてある。書くだけでなくそれを実践しているのが今に生きていると感じる。この話を今現在不調な棋士に伝えた。どんな風に聞いただろうか、これからの成績を見てみようと思っている。
2023年04月21日 22:36
毎日新聞主催の本因坊戦が縮小して棋戦第3位から第5位になったニュースは囲碁ファンにとり衝撃である。新聞経営が難しくなっていることからここまで来たか、と感じるのである。ところが棋戦第1位の囲碁棋聖戦でサントリーが今の棋戦を1年通して特別協賛するとのニュースにはファンのみならずプロ棋士もほっとしたであろう。読売新聞に出来て何故毎日には出来なかったのか、疑念は残る。またニュース文で、1年を通してとあるのは1年に限りと読めないこともない。日本棋院はこの危機的な状況をオープンにして棋士とファンを巻き込んでの対応を考えてほしいと願うのである。
2023年04月18日 22:59
2023年04月16日 21:57
第17回全国高等学校囲碁選抜大会でコーチを務めている慶應義塾高等学校が優勝したので祝賀会を開いた。2010年以降の棋道部で中心になっていたOB達に声をかけてもらった。学生諸君の都合で日曜日になり学校関係のレストランが取れなかったので日吉の和風レストランが会場である。部員に囲碁とのかかわりを聴いていたら、三将の峯川君が慶大囲碁部が2年連続大学全国優勝した時のメンバーの一人、久保弘くんの指導を受けていたのがわかり縁の不思議を感じた。今春入学した1年生で一人強い子が入部するようで連覇はおろか三連覇も望まれる。そうなれば囲碁の強い中学生は慶應義塾高校入学を目指すのでは、と夢は広がる。部員には連覇はともかく学内で囲碁の認識が広まるであろうから部員を増やすように頼み、初心者が入部したら初心者講座は任せておけ、と言葉を添えた。


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