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社中協力

2023年03月22日 23:19

慶應義塾高校棋道部が選抜高校囲碁大会で優勝したのでコーチとして祝賀会を催したいと思った。コーチになったのは16年前で、塾生OBの中川君が囲碁部キャプテンになって以降であるから、歴代のキャプテンに呼びかけてみようと思った。これまで無い。祝賀会を機に縦の繋がりを作ることができると感じた。幹事役に歴代キャプテン中間の木村君に縦の関係の趣旨を話したら二つ返事で引き受けてくれた。慶應義塾精神の一つに「社中協力」がある。社中とは学生、卒業生、教職員を言う。祝賀会を機に囲碁部キャプテンの会が社中協力の小さな動きにつながるような気がしている。

女流棋士最高齢勝利

2023年03月21日 23:08

16日に囲碁女流棋士杉内寿子八段が96歳0か月での女流棋士最高齢者記録を塗り替えた。昨年の最高齢勝利は女流棋士同士だったのでそれほど話題にならなかったが今回は46歳年下の男性七段であったのでニュースになっている。96歳で現役棋士として年間何局か対局しているだけでも驚異である。この棋戦は碁聖戦であり持ち時間は3時間であるから両者時間いっぱい使うとなると6時間碁盤の前に座って頭を使うのである。96歳でその時間座っているだけでも驚嘆するがである勝利目指して頭脳を働かせているのである。13歳でタイトルを獲った仲邑菫さんは二つ目のタイトルである女流名人戦の挑戦者になった。10代から90代までのプロ棋士が話題になる囲碁って凄いゲームだと改めて思う。このうえは旦那さんの故杉内雅男九段の持つ最高齢勝利96歳10ケ月をぜひ破ってもらいたいものだ。

久しぶりのチョンボ

2023年03月20日 22:35

ここのところ治まっていたチョンボをまたしてしまった。ふなばし囲碁協会が順調に回っているのは役員会を毎月開いているからに他ならない。役員それぞれの発想により少しづつ形が良くなっている。今日の役員会はあるのは十分知っていたが時間を勘違いしていた。開催時刻直後に副会長から電話が入っていたが離れた場所にいたから取りそこなっており二度目の電話を受けた時には定時を1時間余過ぎていた。土曜日の午後1時過ぎゆえ、車で駆け付けた判断は正しかったようである。今回は総会の打ち合わせなので詰めなくてはいけないことが多い。予定どおり2時間で終わったのであるが、それにしても役員7名の1時間半余の時間は借りになった。

千葉県地域交流囲碁大会

2023年03月19日 23:13

3年ぶりに第8回千葉県地域交流囲碁大会が千葉経済大学にて開催された。これまでの大会と違い今回から熊谷千葉県知事より知事賞をいただくことになったので一段と箔が付いた大会となった。知事賞が付くことになったことを千葉経済大学理事の佐川八重子さんに話したら「さくら賞」と寄付金をいただけることになり更に箔が付いたのである。3年ぶりゆえ千葉稲門会の会長からの千葉早慶戦の提案、70年前の関東大学囲碁リーグ戦の思い出話、10年前の碁盤の話など思わぬ人との会話を楽しめた。12市の世話人との話し合いで来年も3月桜の時期に開催すること、各市の選手数を5名から7名に増やすことなどを決めた。参加チーム全員に賞品が出るのもこの会の特色である。又最少年齢者と最高年齢者の表彰もある。今年は7歳と89歳であった。89歳のOさんには奥さんも参加していて合計180歳近くのお二人に「さくら賞」を贈呈することにした。この大会の発想と呼びかけ人を務めるは自分だが、実際の準備運営は千葉県少年少女囲碁連盟の入江さんがやってくれる。大会は縁の下の力持ちが居なければ開催はできない。入江さんには感謝しかない。

全国高校囲碁選抜大会団体戦優勝

2023年03月18日 22:48

慶應義塾高等学校棋道チームが関東大会で優勝して関西棋院・読売新聞社主催第17回全国高校囲碁選抜大会に出場して優勝して高校囲碁の頂点に立った。学校長から随分長く棋道部コーチを拝命しているが初めてのことである。大会前に韓国囲碁高校とのオンライン試合、韓国棋院元院生との対局、ネット囲碁学園とOGSを使っての練習試合をして弾みをつけていた。自分が1953年に入学してクラスの友人に囲碁を教えて囲碁の輪を広げ3年生の時は部員30数名にまで大きくなった。この時代は高校生で囲碁を打つ学生はほんの僅かであったろうが、部員数と実力で全国トップクラスであったろうと自負している。1977年からは日本棋院主催で第一回高校選手権が新たに発足した。昨年山下塾生OB末原蓮君が日本棋院主催文部科学大臣杯高校囲碁選手権個人戦全国優勝に続く嬉しいニュースである。

経営と囲碁

2023年03月13日 22:39

アイウイルの経営者養成講座で「囲碁と経営」の講師を年二回務めている。今期33期の研修生は岐阜県、石川県、大阪府、埼玉県から男性9人女性1人が参加している。90分を2日続けて入門講座を行い全くの初心者を13路盤で対局できるまでの指導する。これまで多い時には一度に30名近くの指導もあったが全員をそのレベルまで理解せせるのは難しい。10人位がちょうど良い。軍隊で最小組織の分隊は8~10名とある。10名くらいだと一人一人がどれくらい理解しているか手に取るようにわかる。男性は何かしらゲームをやっているので勝ち負けは理解している。ゲームなどをしていない女性は勝ち、負けの意味がつかめないようである。この女性と囲碁経験がある男性と二人個別にレッスンをした。リーダーに慣れそうな人と一番後になりそうな人を指導するのである。前期と今期の研修生の囲碁理解は手ごたえ十分である。INGO(ingo-web)に続いてオンラインでの指導を取り入れようと思っている。

若松幼稚園修了証

2023年03月08日 23:33

若松幼稚園では年中組の2月から囲碁指導が始まる。二回目の今日は園児指導を見た保護者のうち希望者に入門講座をすることになっている。今年はいつもより多く20数名が参加した。まずは囲碁の世界的な広がりを説明する。週刊碁に載っていた中近東サウジアラビア、アラブ首長国連邦で囲碁を教育に採用している記事を紹介した。園児には石取りゲームから教えるが大人には本式ルールで直ぐに打たせる。この後卒園児に囲碁修了証を渡すことになっているが皆夢中になって打っていて時間が来て止めるのに苦労するほどであった。囲碁修了式は園児からメダル、記念アルバム、歌のプレゼントをもらった。お返しの言葉に①きちんと挨拶ができる ②ハイと返事ができる ③立ち上がったら椅子をしまえる、皆この三つが身についたので立派な小学生に成れますよ、と話した。実はこの三つは教育者の森信三氏が九つまでに身に着けさせるしつけとしている。囲碁指導をしている三つの幼稚園でも、この三つは園児の習慣となっているのは頼もしい。

大逆転

2023年03月08日 21:49

朝のNHKニュースで将棋棋王のタイトル戦があり藤井聡太さんが勝つと最年少での六冠となる、騒いでいる。見逃せない一番である。囲碁では終盤で勝率90%からの逆転は滅多にないが将棋は終盤になると一手ごとに0か100かという勝負であるから大逆転はありうる。だがタイトル戦を争うくらいの棋士では1分将棋でも間違わないものである。それがこの将棋では大優勢であったが渡辺棋王が150手で間違え藤井さんが勝勢になり155手ではAIでは勝ちとまで出た。将棋ではAIが次の一手とそのあとの数手を解説するので見ていて詰みまでわかる。詰将棋チャンピオンの藤井さんが間違えるはずがないと思っていたら詰みを逸した。途端にがっくりとなり読み間違えたのが画面に出る。囲碁と違い将棋はこのように終盤になると一手ごとに勝負が入れ替わりる。囲碁に夢中だが将棋も面白いのである。

船橋幼稚園

2023年03月07日 22:19

船橋幼稚園年長組最後の囲碁指導である。全員に修了証を渡す。囲碁入門講座を受けたこと、これからも友だちと囲碁を楽しんでください、という文面の下に貴人が囲碁を打っている源氏物語絵巻物の絵がプリントしてある。昨年暮れ、園児に日本棋院が作った囲碁アプリの「囲碁であそぼ」を紹介した。園児数人から「石川県まで行った」「ウッテガエシがわかった」と聞こえてくる。入門で一番難しいところをかなりの園児が超えている。幼稚園で囲碁を教える意味は、卒園して何時か何処かで又囲碁に出会ったときに囲碁に入り易いと思うからである。今月ひとり山下塾に入った子がいるが、これくらい囲碁理解が進んでいるならもっと山下塾を宣伝しておけばよかったとの思いが強い。

オンライン囲碁国際交流

2023年03月03日 21:50

S学院小の囲碁チームは有段者が4人いるので全国小中学校囲碁大会が開催されれば千葉県代表校として出場していた可能性は大きかった。だが3年連続で全国大会が中止になったのは残念である。それでも6年生の二人は個人戦の代表として全国大会に出られ、もう一人はこども棋聖戦の県代表として全国大会に出場できた。団体戦でのよき思い出が作れなかったので国際交流で良い記念を作ってやりたいと考えた。運よく牛栄子扇興杯の母親牛力力さんの縁で中国深圳市の小学校とオンラインでの囲碁交流の話が進んだ。基本的には双方合意したのだが会場のこと、ネット対局のサイトのことなど詰めなくてはいけない。深圳市は勢いのある都市なので縁が出来れば面白い発展につながるかもしれない。


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