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NHK杯出場

2023年03月31日 16:56

山下塾出身のプロ棋士大西研也五段と牛栄子扇興杯者がNHK杯に出場することが発表された。牛さんは5年前に出場しているが大西さんは初出場である。年間を通して活躍している棋士50人が選ばれる棋戦なので二人の揃い踏みは嬉しい限りである。どの相手でも強敵なのでまず一勝あげるのは難事である。弾みになればと激励会を開くよう塾生OB幹事のミチ君マサシ君に頼んだ。早速、年度初めは社会人は忙しいので5月に開くことにした、と知らせがあった。仲間は会っていなくてもつながっているとは言え、やはり顔を合わす機会が多いのが望ましい。どんなメンバーが集まるか、今から楽しみなことである。

対深圳市学生囲碁オンライン交流戦

2023年03月28日 22:23

深圳市とのオンライン囲碁交流は思いもよらず巧く出来た。当初ネット環境をどうしようかで悩み量販店に相談したら丁寧に教えてくれよく理解できていたこと、山下塾OBの高校生に頼んだら本番で見事に働いてくれたこと、牛力力さんの縁で深圳市側が野狐囲碁上での対局組み合わせをきっちりして待っていてくれたこと等々、すべてが有難かった。こちら側は殆ど反省点はないが深圳側では果たしてどうだったのか、張文東さんとテレビ電話で総括をした。その結果、こちらでは民と民との交流と認識していたが、先方では公的な活動となっているようで、張さんが在住する深圳市では学校教育における囲碁普及への後押しとなったらしい。今年中に湾に面した幾つかの都市で300人ほどの子供囲碁大会を企画していて船橋市も東京湾に面しているからぜひ参加を、と誘われた。来訪する日程や接待について具体的な話をされたので、どうやら単なる社交辞令ではないらしい。久々の囲碁訪中を練りだしたわけである。

船橋市・深圳市学生囲碁オンライン交流大会

2023年03月28日 00:29

昭和学院小の囲碁チームは有段者が3人いて上の二人は四段は十分打つ。このチームなら小学校囲碁団体戦で千葉県代表校に間違いなく成れたと思っている。3年連続の小学校囲碁団体戦不開催は昭和学院小の6年生の選手には残念な思いがあると思い、何か記念の試合をさせてやりたいと考えていた。牛栄子扇興杯の母親牛力力さんは中国棋院の棋士で来日以来30年余親しい付き合いをしている。予てより力力さんに中国の子供とのオンライン囲碁交流をお願いしていたところ深圳棋院主任の張文東九段を紹介していただいた。何度かのビデオ会話を通じて小学生、高校生13名のオンライン交流が決まった。日本での段級を基準にして年齢と棋力を合わせて深圳市側の選手を選出してもらった。心配していたインターネットでの通信状況、使用する「野狐囲碁」での組み合わせは、張さんの手配で全て順調に進められた。主催ふなばし囲碁協会と深圳棋院の形を作ったので公的な日中交流の形となった。参加した子供たちにとって今回の囲碁交流が縁の広がりになってくれればと願っている。

社中協力

2023年03月22日 23:19

慶應義塾高校棋道部が選抜高校囲碁大会で優勝したのでコーチとして祝賀会を催したいと思った。コーチになったのは16年前で、塾生OBの中川君が囲碁部キャプテンになって以降であるから、歴代のキャプテンに呼びかけてみようと思った。これまで無い。祝賀会を機に縦の繋がりを作ることができると感じた。幹事役に歴代キャプテン中間の木村君に縦の関係の趣旨を話したら二つ返事で引き受けてくれた。慶應義塾精神の一つに「社中協力」がある。社中とは学生、卒業生、教職員を言う。祝賀会を機に囲碁部キャプテンの会が社中協力の小さな動きにつながるような気がしている。

女流棋士最高齢勝利

2023年03月21日 23:08

16日に囲碁女流棋士杉内寿子八段が96歳0か月での女流棋士最高齢者記録を塗り替えた。昨年の最高齢勝利は女流棋士同士だったのでそれほど話題にならなかったが今回は46歳年下の男性七段であったのでニュースになっている。96歳で現役棋士として年間何局か対局しているだけでも驚異である。この棋戦は碁聖戦であり持ち時間は3時間であるから両者時間いっぱい使うとなると6時間碁盤の前に座って頭を使うのである。96歳でその時間座っているだけでも驚嘆するのに勝利目指して頭脳を働かせているのである。このうえは旦那さんの故杉内雅男九段の持つ最高齢勝利96歳10ケ月をぜひ破ってもらいたいものだ。

久しぶりのチョンボ

2023年03月20日 22:35

ここのところ治まっていたチョンボをまたしてしまった。ふなばし囲碁協会が順調に回っているのは役員会を毎月開いているからに他ならない。役員それぞれの発想により少しづつ形が良くなっている。今日の役員会はあるのは十分知っていたが時間を勘違いしていた。開催時刻直後に副会長から電話が入っていたが離れた場所にいたから取りそこなっており二度目の電話を受けた時には定時を1時間余過ぎていた。土曜日の午後1時過ぎゆえ、車で駆け付けた判断は正しかったようである。今回は総会の打ち合わせなので詰めなくてはいけないことが多い。予定どおり2時間で終わったのであるが、それにしても役員7名の1時間半余の時間は借りになった。

千葉県地域交流囲碁大会

2023年03月19日 23:13

3年ぶりに第8回千葉県地域交流囲碁大会が千葉経済大学にて開催された。これまでの大会と違い今回から熊谷千葉県知事より知事賞をいただくことになったので一段と箔が付いた大会となった。知事賞が付くことになったことを千葉経済大学理事の佐川八重子さんに話したら「さくら賞」と寄付金をいただけることになり更に箔が付いたのである。3年ぶりゆえ千葉稲門会の会長からの千葉早慶戦の提案、70年前の関東大学囲碁リーグ戦の思い出話、10年前の碁盤の話など思わぬ人との会話を楽しめた。12市の世話人との話し合いで来年も3月桜の時期に開催すること、各市の選手数を5名から7名に増やすことなどを決めた。参加チーム全員に賞品が出るのもこの会の特色である。又最少年齢者と最高年齢者の表彰もある。今年は7歳と89歳であった。89歳のOさんには奥さんも参加していて合計180歳近くのお二人に「さくら賞」を贈呈することにした。この大会の発想と呼びかけ人を務めるは自分だが、実際の準備運営は千葉県少年少女囲碁連盟の入江さんがやってくれる。大会は縁の下の力持ちが居なければ開催はできない。入江さんには感謝しかない。

全国高校囲碁選抜大会団体戦優勝

2023年03月18日 22:48

慶應義塾高等学校棋道チームが関東大会で優勝して関西棋院・読売新聞社主催第17回全国高校囲碁選抜大会に出場して優勝して高校囲碁の頂点に立った。学校長から随分長く棋道部コーチを拝命しているが初めてのことである。大会前に韓国囲碁高校とのオンライン試合、韓国棋院元院生との対局、ネット囲碁学園とOGSを使っての練習試合をして弾みをつけていた。自分が1953年に入学してクラスの友人に囲碁を教えて囲碁の輪を広げ3年生の時は部員30数名にまで大きくなった。この時代は高校生で囲碁を打つ学生はほんの僅かであったろうが、部員数と実力で全国トップクラスであったろうと自負している。1977年からは日本棋院主催で第一回高校選手権が新たに発足した。昨年山下塾生OB末原蓮君が日本棋院主催文部科学大臣杯高校囲碁選手権個人戦全国優勝に続く嬉しいニュースである。

経営と囲碁

2023年03月13日 22:39

アイウイルの経営者養成講座で「囲碁と経営」の講師を年二回務めている。今期33期の研修生は岐阜県、石川県、大阪府、埼玉県から男性9人女性1人が参加している。90分を2日続けて入門講座を行い全くの初心者を13路盤で対局できるまでの指導する。これまで多い時には一度に30名近くの指導もあったが全員をそのレベルまで理解せせるのは難しい。10人位がちょうど良い。軍隊で最小組織の分隊は8~10名とある。10名くらいだと一人一人がどれくらい理解しているか手に取るようにわかる。男性は何かしらゲームをやっているので勝ち負けは理解している。ゲームなどをしていない女性は勝ち、負けの意味がつかめないようである。この女性と囲碁経験がある男性と二人個別にレッスンをした。リーダーに慣れそうな人と一番後になりそうな人を指導するのである。前期と今期の研修生の囲碁理解は手ごたえ十分である。INGO(ingo-web)に続いてオンラインでの指導を取り入れようと思っている。

若松幼稚園修了証

2023年03月08日 23:33

若松幼稚園では年中組の2月から囲碁指導が始まる。二回目の今日は園児指導を見た保護者のうち希望者に入門講座をすることになっている。今年はいつもより多く20数名が参加した。まずは囲碁の世界的な広がりを説明する。週刊碁に載っていた中近東サウジアラビア、アラブ首長国連邦で囲碁を教育に採用している記事を紹介した。園児には石取りゲームから教えるが大人には本式ルールで直ぐに打たせる。この後卒園児に囲碁修了証を渡すことになっているが皆夢中になって打っていて時間が来て止めるのに苦労するほどであった。囲碁修了式は園児からメダル、記念アルバム、歌のプレゼントをもらった。お返しの言葉に①きちんと挨拶ができる ②ハイと返事ができる ③立ち上がったら椅子をしまえる、皆この三つが身についたので立派な小学生に成れますよ、と話した。実はこの三つは教育者の森信三氏が九つまでに身に着けさせるしつけとしている。囲碁指導をしている三つの幼稚園でも、この三つは園児の習慣となっているのは頼もしい。


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