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千葉県小中学生囲碁団体戦

2022年07月30日 23:15

公民館での催しとして小学校の囲碁指導がある。ふなばし囲碁協会での囲碁サークル巡りではその状況も掴んできた。これまで小学校からの依頼でサークルとして児童囲碁指導を受けてきたがコロナ禍で途切れているのが殆どである。なかでも八木ケ谷中学校は毎年小中学校囲碁大会には十数人参加してくれていたが、八木ケ谷公民館囲碁サークルへの依頼は途切れている。おそらく囲碁部の活動がないのであろう。千葉県ではもう一校柏4中が常連校であるが山下塾生に聞くとやはり状況は同じのようである。文部大臣杯小中学校囲碁団体戦は3年連続で中止となったのでせめて千葉県での団体戦を開きたいと思っているが現状では学校単位で団体戦を組むことすら困難である。やむなく千葉県少年少女囲碁連盟では学校単位ではなく小中学生混合の3人による団体戦を11月に開催することが決まった。千葉県なりの努力と評価したい。

囲碁サークル訪問6

2022年07月27日 22:45

今日の囲碁サークル訪問の最初は塚田囲碁同好会である。この会の盛んなときは毎年1泊の囲碁旅行が行われていて何度も同行していた。碁盤が揃っている白子温泉のホテルでは尺八演奏等の芸能大会が催された。自分は泊まらずに夜10時ころ帰路についていた。その時のメンバーは今は一人だけである。だがS会長はふなばし囲碁協会の会長、副会長が来ると言うことで懇親会を準備して待ってくれていたことには恐縮した。ついでは宮本囲碁サークルである。今春新しく会長になったのは元中央公民館館長である。館長時代に協会は大いに世話になったので囲碁サークルの在り方は良く熟知しているところが頼もしい。次いで東部囲碁サークルである。津田沼囲碁クラブで指導していたKさんが体調を戻してこのサークルで指導をしている。しばらく休会となっているFT会のメンバーだった人なのでこの様子ならまたFT会を再開しても、と思った。今日は10年ぶりに会った会員が元気に囲碁を楽しんでいる姿を多く目にして懐かしく、嬉しかった。

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囲碁サークル巡り5

2022年07月24日 22:22

今日は3サークルである。高根囲碁同好会の歴史はふなばし囲碁協会より10年古い。協会ができる前に船橋市長杯を10年主宰したサークルである。長年ここの会長の杉本さんが協会の副会長を務めてくれていたのである。挨拶には杉本さんへの感謝の気持ちを込めた。次いでの訪問は八木ケ谷碁親会である。このサークルの特色は隣接する八木ケ谷中囲碁部への指導をしていることである。八木ケ谷中は千葉県中学生大会に毎回柏4中と競うように多数参加者を出してくれている。残念ながらコロナ禍でここ3年は活動がない。中学校に働きかけて下さい、とお願いした。小室囲碁クラブは市内では一番はずれの公民館で活動している。このサークルには初めての訪問である。北総鉄道が開通してから発展した街でゆとりや豊かさが感じられ、会員との会話も弾む、今日の暑さで参加していないが103歳の会員がいるという。100歳以上で囲碁を楽しむ人には随分前に交詢社囲碁同好会で会ったことがあるが、こんな身近にいるとは思わなかった。市内囲碁愛好家の目標であり宝と思う。このご仁の来会日には対局相手を決めて迎えるらしい。100歳以上の方との対局は滅多にできるものではない。近々お相手をお願いすることを約してきた。

囲碁サークル巡り4

2022年07月22日 22:58

この筒日間でのサークル訪問は8か所である。特に心に残ったのは堀江子供教室と若葉囲碁サークルである。堀江教室はふなばし囲碁協会が開催する大会には子供たちを多く参加させてくれる。教室の子供にふなばし囲碁協会30周年の意味はあまり通じないので囲碁は友達ができるゲームであること、身に付けていると外国に行った時に言葉が通じなくても直ぐ友達が出来る、と話した。若葉囲碁サークルは二十数年前に入門講座をした後に出来たサークルである。この会にはずっと肝っ玉母さんのような存在のKさんがいた。今は他県に越されて近くの老人施設で囲碁が好きな人の相手をしていて、囲碁をやっていて本当によかったと話しているそうだ。初めて囲碁を知り打ち続けて今の生活で生かしている、まさに囲碁を生涯の友としているという話はこの上なく嬉しい。

囲碁サークル訪問3

2022年07月21日 22:27

女性だけの囲碁サークル「なのはな会」を訪問してびっくり。なんと95歳のOさんが最多対局賞とリーグ戦準優勝をしている。自分の足で歩いて公民館にきて5局くらい対局するという。ふなばし囲碁協会では80歳以上で元気に囲碁を打っている方を表彰している。なのはな会の会長が表彰してもらうとOさんに言ったが遠慮されているらしい。95歳は初めてなので是非にとお願いしてきた。次いで訪問したのは女性が会長の初心者囲碁の会で、歓迎看板が出迎えてくれた。このサークルは女性会長ならではの暖かい気配りが感じるられた。最後の訪問は夏見囲碁サークルである。たった一人の女性会員はまだ初心者のレベルで棋力の差は大きいが長く通われているらしい。このサークルのように下位者を大切にされるサークルは貴重である。

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クイックアシスト

2022年07月20日 22:32

愛用の棋譜管理ソフト「流星」が開けなくなった。色々なファイルが読めるので塾生にも流星を薦めているし、棋譜並べもこれで読み込みプリントするから一日でも使えないとお手上げである。アンインストールして新しくインストールしても埒が開かない。やむなくマブチさんに電話でSOSを出した。電話では埒が開かないと思ったマブチさんは遠隔操作で観てくれることになった。今はテレワーク用に各種のソフトがあるようだが以前使ったクイックアシストでやってくれようとするのだが受け入れのこちらがすっかり忘れていてクイックアシストになかなかたどり着けない。やっとできたと思ったらこちらの外出時間となり後はお任せで出かけてしまった。帰ったらあんな手こずった「流星」が元通り使える。まさに地獄に仏!神様、仏様、マブチ様、思わす手を合わせた。

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囲碁サークル巡り2

2022年07月19日 22:58

サークル訪問2日目である。会員の囲碁サークルは殆ど公民館と老人福祉センターを利用しているが唯一自治会館を使っているのがイトーピア囲碁サロンである。会長のM氏は89歳ながら元気そのもので囲碁以外の趣味もこなしている。会館は住民のための施設ゆえかアットホームな雰囲気で思い出話に花が咲いた。次の弥生会は西安囲碁交流によく同行してもらったO氏が指導者だったが急逝されたので心の中で黙想をした。最後の船橋中央公民館碁楽教室は長年指導に通っていたところだが、1年ぶりに訪れたらまるで違ったところに来た感じがした。新しく会員になったIさんは新聞社主催のアマ囲碁千葉県代表選抜大会の馴染みである。昔話に40年が戻る思いである。囲碁サークル巡りは1日3か所がゆったり話が出来て丁度よさそうである。

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ロッテ杯優勝

2022年07月18日 22:31

3年ぶりにロッテ杯が開催されるという案内が届いた。山下塾生の顔ぶれがだいぶ変わったので参加を募った。有段者クラス賢二、陸斗、雷太のチームは真っ先に決まった。次いで中級位クラス唯来、大悟、千夏子のチームも揃った。チャンピオンクラスにはまず譲が手を上げ、彼の指名で高橋が決まり恵二郎の参加で決まった。仁人から申し込んでいたのに、と言われ優成と智規が加わることになり結局4チームエントリーできた。前日になり級位者チーム選手の家族に熱が出たと連絡が入ったので検査結果を待たずに出場辞退として3チームが日本棋院に向かった。結果有段者の二チームは1勝2敗であった。チャンピオン戦は洪道場、緑星学園、プロ棋士の子供教室、囲碁強豪校の囲碁部等14チームでの争いである。まさに接戦であったが星の数で山下塾が優勝した。2日連続の山下塾祝勝は40年余の山下塾の歴史でも初めての喜びである。

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扇興杯優勝

2022年07月17日 22:10

女流棋戦で優勝賞金が一番高いのは扇興杯の800万円である。決勝に上ったのは仲邑菫二段と牛栄子四段である。藤澤里菜さんと上野愛咲美さんを負かしてこの決勝戦を勝った方はいずれも初タイトルである。NHKのニュースで取り上げるのは仲邑菫二段が勝つと最年少タイトル獲得という期待からである。牛さんは小学生の時に毎週土曜日に山下塾に通ってきていたので世間とは違い「うしさん」の応援である。前日に牛さんに「明日は日頃の努力が表れます。最後まで平常心で戦ってください」とラインを送っておいた。YOUTUBEで初手から映像が流れる。例によってAIの形勢判断も一手ごとに画面の上部に表示される。序盤から捻じり合いの戦いが続く。牛さんの白石が撚れだし打ちにくい局勢に感じられる。AI判定では何と166手で39目差で仲邑さんの勝率は99.2%である。見るに忍びなくいたたまれなくなった。やむなくコナミスポーツに1時間汗を流しに向かった。夕方戻ると200手くらいから牛さんの勝率の方が高くなっていて、ほどなく逆転で牛さんが初タイトル獲得となった。囲碁界にとっては仲邑さんが勝った方がマスコミの取り上げ方が断然多いだろう。しかし日頃の牛さんの努力ぶりを知るものとして今回の優勝は心底嬉しいのである。

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囲碁サークル巡り1

2022年07月16日 22:55

ふなばし囲碁協会30周年記念事業は会員囲碁サークル活動を後押しする主旨でイベント開催の賞品を郵送でなく直接訪問して渡すことになっている。薬円台囲碁の会を皮切りに今日から29会員を訪問する予定である。囲碁サークルごとに開催曜日、時間が違うので先ずは訪問日と時間を組み立て、訪問先の都合とすり合わせる。この手順はすべて副会長の西村氏が手配してくれた。今日は11時半に浜町囲碁サークルから始めて合計7か所まわる予定である。公民館を借りているサークル側は時間で借りているので制限時間少し前に終了して明け渡さねばならない。訪問する我々の事情をいうと公民館の駐車場は少ないから民間の駐車場に入れるしかなく、それが都合よく空いているとは限らないことだ。そんなこんなで最後の訪問先である東部公民館に到着したのは時間ギリギリであった。案の定片付け始めており、会員の一部は帰ってしまっていた。さらに囲碁サークルの会長の受け入れ態度も様々であり、今回の事業をどう受け止めているかは訪問してこそ解かったことである。

碁楽会30周年記念


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