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30周年記念事業市長表敬報告

2022年07月14日 22:44

ふなばし囲碁協会会員囲碁サークル訪問の第一歩は市役所である。発足当時大橋市長の秘書であった松戸徹現市長はこの30年を一番支援していただいた存在である。思い出話などしながら30年の流れと今後についての報告をした。特に評価されたのは「ふなばし囲碁協会30年のあゆみ」小冊子である。記録を残す大切さは政治家ならではの視点である。この記録作りについては副会長の西村元さんが元副会長杉本さんから引き継いだ十数冊のファイルを基に中国西安市、上海市、千葉市、つくば市、鎌ヶ谷市、佐倉市との市民親善囲碁大会を通じての囲碁交流記録、また協会主催囲碁大会記録、船橋市表彰、協会長寿者表彰などすべて一人で作成してくれたのである。市長表敬報告を皮切りに文化課、国際交流課、市民協働課をまわり報告と今後の支援、協力をお願いしてきた。

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30周年記念事業

2022年07月13日 22:57

ふなばし囲碁協会は1992年7月設立された。発起人は元市長大橋和夫氏、船橋商工会議所会頭丹沢章浩氏、千葉興業銀行頭取免出郡司氏、日本棋院梶原武雄九段、船橋遊技場協会会長具快萬氏等錚々たるメンバーで構成された。2002年の10周年記念にはプロ棋士を招いて記念囲碁大会を催し、20周年記念には船橋名人戦・本因坊戦の新棋戦を発足させた。10周年、20周年に参加した役員は一人を除き亡くなられたか又は引退している。30周年記念はどんな企画にするか役員に計った。当初は協会の記念囲碁大会案が主流であった。ところが現況は3年に及ぶコロナ禍で会場の公民館が使用できず囲碁サークルの活動がストップし、また使えるようになった現在でもサークル活動に参加する囲碁愛好家が減っている。会員である33の囲碁サークルのうち4サークルは活動を停止している。このような状況で協会全体の大会は無理ゆえ今はサークル活動にプラスになる企画が必要、と考えた。そこでサークル活動を活発にするためにサークルごとにイベント、大会を催してもらいその賞品と記念品に使ってもらえるものを配布することを以て30周年記念事業とすることにした。幸い10年間に準備した資金があるので千円のクオカード10枚と囲碁界話題の仲邑菫さんの映像ファイル10枚を 全サークル会員に配ることが可能である。これを配送するのではなく全ての囲碁サークルを訪れて言葉を添えて贈呈することにした。明日一番最初に松戸徹市長に報告しに行き、ふなばし囲碁協会30周年記念事業はいよいよスタートすることになる。

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言葉が通じない

2022年07月12日 22:13

幼稚園での囲碁指導で中途から入園する園児には皆とは別に最初から教えなければいけない。最近は外国の園児が入ることが多い。中国が一番多く韓国、べとナムとさまざまである。一番困るのはまだ日本語がわからない子供に対してである。幼稚園でも子供が何を言っているのわからず母親に電話をかけて聞くことがあるらしい。今日は日本語がわからない中国の園児二人に囲碁指導した。男の子は白と黒を交互に打つのがわからない。一人でひたすら碁石を盤に運ぶきりである。怒るわけにはいかないので放っておいてもう一人の子にアタリの形をいくつも作り教えていた。男の子は少し興味を持ってきたので囲めば相手の石を取っていいことを教えた。担任の先生は一人にかかりっきりになれずクラスをまとめるのは大変だろう。だが言葉がわからない子供はもっと大変なのだろうなぁ。

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親子で囲碁大会参加

2022年07月09日 22:24

今日はコロナの中で月に1回だけ開催する対面山下塾である。二人の塾生の父親に参加してもらって持ち時間30分で3時間リーグ戦をやった。塾生と家族の囲碁との係わりのパターンは①父親が子供に囲碁の手ほどきをした②子供が囲碁を始めたので父親も囲碁を習いだした③家族は誰もやらないが子供だけ囲碁をやっている、の3種類である。今年は8月末に第7回船橋市佐倉市市民親善囲碁大会が催される。前回は山下塾の父親の会から参加してもらったので今回は親子での参加を呼び掛けた。父親八段子供15級、子供四段父親5級、父親二段子供7級の三組が申し込んでくれた。親子で同じ大会に参加することはそうざらにはないだろう。参加前とあとで家庭のなかで囲碁談議が交わされ子供の囲碁に向ける気持ちが高まることは間違いないのである。

最大限の力を出す

2022年07月07日 21:54

神奈川県と多摩地域の地域新聞タウンニュース(発行部数221万部)に慶應高校棋道部が神奈川県高校囲碁大会男子団体戦で優勝した記事を掲載してくれた。主将の高橋君は小学生全国2位、中学生3位の実績のある選手で副将後藤田君は囲碁教室で鍛えられ三将峯川君は幼年期から囲碁を続けてきている。棋道部顧問の鈴木先生は慶應高校歴史上最強のチームと評している。選手たちは8月の全国大会では最大限の力を出して全国優勝したいと意気軒昂である。棋道部コーチとして全国大会までのレベルアップに何ができるか一緒に考えようと提案している。

タウンニュースからの転載
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しちょう

2022年07月06日 21:10

しちょうとはアタリ、アタリと連続てアタリをかけ続けることによって、最後には相手の石を取ってしまうテクニックのことである。漢字では四丁、征、止長などと書く。「しちょう知らずに碁を打つな」と言われるようにこれは囲碁の基本的な手筋である。幼稚園児にも早めに教える。タイミングとしては両アタりを教えたすぐ後に教えるのが良いと持っている、しちょうアタリが追いかける石の先にあると相手の石は取れずに逆に自分の石が両アタリになるところだらけになるからである。幼稚園ではシチョウの形が出来上がった時に何の形に見えるか聞くことにしている。「エスカレーター」とか「階段」というのは直ぐに出るが、今日は「天の川」と言った女の子がいた。七夕が明日に控えているからだろうか、この「天の川」の連想に嬉しくなった。担任の先生にその子の母親に伝えてください、とお願いした。

ふなばし囲碁協会30周年記念事業

2022年07月04日 22:06

ふなばし囲碁協会が誕生して今月で満30年である。10周年には記念囲碁大会を催し、20周年には船橋名人戦と本因坊戦の新規棋戦を立ち上げた。30周年の事業として、コロナ下で縮んだ協会会員の囲碁サークル活動が元に戻るきっかけにしてもらえるよう囲碁大会開催に使う賞品として仲邑菫さんのクリアファイルとクオカードを贈ることにした。それに添える「ふなばし囲碁協会30年の歩み」を冊子にする作業は西村副会長がほぼ一人でまとめてくれた。船橋市囲碁愛好家のための大会は30年間継承してきたが、当協会として特に誇れるのは他市との囲碁交流を長年続けてきたことである。千葉市とは33回、つくば市とは18回、佐倉市とは4回、j鎌ヶ谷市とは7回の交流実績があり、何より力を入れたのは船橋市と姉妹都市である中国西安市との交流で23回行っている。今日開いた役員会で挨拶文、小冊子、ファイル、カードのセットを35組作った。これらを郵送ではなく会長、副会長同道で会員サークルを訪問して渡し、30年の感謝と今後の活動への祈念を伝えることとした。



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