fc2ブログ

リモートアクセス

2022年01月29日 22:39

山下塾では塾生諸君に毎週棋譜を送り棋譜並べして感想を送ってもらう。宿題としているが強制はしていない。熱心に書いてくる塾生は不思議と上達していいる。Kifudepotのサイトから幾つかの棋譜をざっと見てそのうちから戦いの碁を選んで宿題としている。サイトからSGFデータをコピーしてメールで送っている。SGFデータを読み込むのは「流星」を使っている。流星はいろいろな棋譜データを読み込めるうえ印刷もきれいなので使っているが何故か急にトラブルになっている。流星の作者馬渕さんに何回かメールでのやり取りをしたが解決しない。メーカーのサポートセンターからよくリモートアクセスを使って直してもらうことがある。Teamviewerをインストールしているが馬渕さんからWindowsのリモートアクセスを使ってみてもらうことにした。テレワークをしている人はいろいろなリモートアクセスを使っているのだろうがWindowsのリモートアクセスは素人向けで使いやすい。パソコン上で便利なものはまだ沢山あるのであろう。

「デキル」

2022年01月27日 22:18

今年の薬円台小学校囲碁クラブは新型コロナにより例年より回数は少ない。ところがクラブ員の理解がいつもより速い。例年は1月2月の2回を囲碁大会にしていたが今年はスイス方式での大会として12月から始めて4回戦打ってもらうことにした。13路盤ながら12月の大会には11組すべてで終局して「地」の計算が出来ていた。1月には50分で2局打てるか心配していたが見事に打てている。3局終わって3勝者は二人である。これまで見ていて今年始めた生徒が昨年から始めている生徒に好勝負している。囲碁のルールは5つしかなくて直ぐに打てるのだが、実際は数多く打たなければ「地」の概念を理解するのは難しい。短期間で「デキル」と感じさせてくれる子に出会えるのは何より楽しいことである。

ひょんなことから代表校

2022年01月26日 12:12

読売新聞朝刊にくらしき吉備真備杯こども棋聖戦の記事が記載されている。年少(1~3年)組、年長(4~6年)組の各県代表選手の名前と学校名が出ている。東京代表を見たら塾生兄弟と同じ学校の生徒である。団体戦は3人でチームを作るので塾生兄弟に学校で囲碁を打つ子を一人見つけて団体戦にでるよう常々言っていた。兄弟のお母さんに同じ学校に五段の5年生がいる、と伝えた。早速学校に電話してその子の母親とラインで話すことができたそうである。学校の先生がLINEでグループを作り双方の母親を招待する。グループで母親同士が話したら先生はお役御免と抜けるのである。プライバシーを尊重しながらオンラインで人と人を結びつけるのである。今風のツールを使った紹介法である。東京都代表校は本来5校であるが他県の参加数により7校、8校に増えることがある。今年兄弟の学校が東京代表校になりそうである。

大西プロの指導碁

2022年01月24日 22:11

レン君が高校囲碁で千葉県代表として出場した関東大会で優勝した。3月大阪で開かれる全国大会に参加する。残っているのは16名だが高校生のレベルが高いのでここからは難敵揃いである。今度の大会はレン君の今後の人生にとって重要な大会になると思うので3月までは囲碁に集中してほしいとエールを送った。塾長がしてやれることが頭に浮かんだので間を置かず塾生OBの大西研也四段に指導の快諾を得ておいた。レン君の希望で時間無制限でのオンライン対局である。観戦者は塾長、レン君同期のケイジロウ君、先輩のユタカ君とユタカ君と親しいアマトップの大関さんが入ってくれた。中盤の難しい局面でレン君が一手ゆるんだので手になり投了となった。ZOOMを併用していたので大西プロ、大関アマトップの局後の検討のやりとりは聴きごたえがあった。勝手な感想を言わせてもらえたのは塾長冥利と思っている。またやってみたいと思っている。

蔓防適用

2022年01月23日 22:19

新型コロナオミクロン株感染拡大で21日から2月13日まで蔓防が適用されることになった。当マンションのコンシェルジュが感染したと掲示板に張り出され、感染は俄かに身近に感じるようになった。外部講師による囲碁指導は中止となった幼稚園がある一方で感染の不安がなかったら生徒が楽しみにしているので是非お願いします、と言ってきた公立小学校もあり、対応はいろいろである。マンションのコミニティハウスも新規貸し出しが禁止になり山下塾も昨日からオンライン教室に変えた。1日当たりの千葉県新規感染者はこれまでより多くなっている。オミクロン株は感染力が強いらしく新規感染者数だけを取り上げて煽っているが、死者数、重症者数を基準に考えたらもう少し落ち着いていられるのだが、と思っている。

ZOOMプロ

2022年01月22日 22:36

これまでオンライン山下塾はネット対局「サンサン」とラインを使って進めてきた。慣れないせいだろうがラインでは通信が不安定になり局後に伝えたいことが不十分な感じを受けていた。これまで使っていた40分無料のZOOMを有料の「プロ」に契約した。これなら時間制限なく種々の団体の打合せが出来る。何よりも塾生たちの表情を見ながら対局、観戦できるのはこれまでと大違いでリアル対局に近いと感じる。碁盤も共有でき局後検討もこれまで以上にスムーズにできる。オンラインでの作業の幅も広がると感じ使い方があれこれ浮かんでくる。オミクロン感染拡大による蔓防発出で教室が開けなくなった状況でもZOOMプロにより世界を広げられると感じている。まずはZOOMの使い方に精通しなければと思っている。

観戦記の取材

2022年01月21日 22:20

囲碁観戦記者の大島正夫さんから観戦記を書くにあたり取材を受けた。山下塾OBの大西研也四段が今年最初の棋戦王座戦予選で藤沢里菜さんに快勝した棋戦の観戦記である。山下塾生のなかでプロ棋士を目指す院生になるように勧めた唯一の塾生であったことを話した。大西さんは昨年は36戦20勝と棋戦での成績が良く強くなっていると感じられる。囲碁に関しては天下を取る気持ちを失わないようにだけは伝えている。今年は一皮むけて大きく飛躍すると期待は大きくなっている。

連語のマナー

2022年01月20日 21:52

S学院小囲碁クラブの最初の授業なので6人による連碁を打たせた。囲碁は二人で打つのが当たり前であるが二人がペアになって打つペア碁、3人が一組になって打つトリプル、4人以上が一組になって打つ連碁がある。それぞれ対局上身につけなければいけないマナーがある。連碁の場合棋力の差が大きいので弱い人の打った手が決定的な不利を招くことがある。形勢が優勢、不利と揺れ動くのが面白さではある。大切なことは弱い人が打った手を批判しないことである。勝っても負けた相手の気持ちを考えガッツポーズをしないという、人の心をおもんばかる囲碁の精神を身に付ける好機でもある。50手ごとに着手の感想を述べ棋力の向上に努めるがそれ以上にマナーの大切さを身に付けることに配慮している。

1年間有難う

2022年01月19日 11:35

お年玉は本来よその子にあげるもので自分の子供にはやらないものだったらしいが、幼稚園に聞くと殆どの子が親からもらっている。「皆さん幸せですね」と若松幼稚園児に新年の声をかける。年長組の囲碁授業は今回が最後なのでこれまでの石取りゲームから本式ルールを指導する。お兄ちゃんお姉ちゃんのいる園児は陣地の多いほうが良いんでしょうと言う。何組かは終局まで打ち地の計算ができる。二桁の引き算ができる子には本式ルールの方が興味を持ってくれると感じる。園児からの「1年間ありがとう」の声に「1年間楽しくできました」と教室を出ようとすると抱きついてくる園児もいる。幼稚園児囲碁指導は難しいが、幼稚園児だからこそ喜ばしてもらえることもある。

IMG_1430.jpg

関東大会優勝

2022年01月17日 23:00

昨日夕方に末原蓮君から高等学校関東囲碁大会で優勝したと朗報をもらった。実力はあるので意外とは受け止めなっかった勝負事はなにが起こるか分からないので芽出度いことである。全国大会は大阪で3/18・/19日に開催される。「一回戦が重要でそこを抜けると勢いに乗れるよ」と声をかけた。塾生OBの何人かに声をかけ練習の場を作ろうと思っている。最近の囲碁はAI囲碁によりAI定石を多く知っている方が有利に戦いを進められる。記憶力を求められるので高校生の囲碁レベルは高い。数年前には高校生がアマトップになったこともある。蓮君にはこれからの成長にとって大きな大会である。2か月間集中して囲碁に取り組んでもらいたい。

海老川の梅
IMG_1426.jpg


最新記事