2021年08月29日 22:41
最近タイトル戦の対局はYOUTUBEで通しで流してくれるのはありがたい。二日制のタイトル戦でも同様である。無論付きっ切りで解説者がいるわけでない。何回か小一時間解説者と聞き手が現れるその時間以外は対局者と局面を移している。解説者はAIでの解説と控え室でのプロ棋士の検討を交えながら解説する。時間を持て余しての局面の解説ではなく雑談的な話になることもある。芝野虎丸さんはタイトル奪取直後に勝利者としての感想を小さいな声でぼそぼそと話すのがいささか不満であった。タイトル者らしく魅力のある話をしてほしいと思っていた。その虎丸さんが第46期名人戦の解説に初めて登場した。対局者の局後の話し方とは別人のごとく言葉は明瞭、着手に虎丸さんらしい解説をしている。これぞ井山、一力さんと日本の囲碁界を引っ張っていく棋士の姿と感銘し、見直した。虎丸さんのこれからの発信力に期待大である。
最新コメント