2021年06月29日 22:29
千葉県の子供大会に出場していて院生になった日野勝太君の父親から夏季採用試験で3月から6月の3か月で1位になったのでプロ試験に合格した、と知らせが入った。勝太さんは高林門下である。高林さんが鎌ヶ谷に居を構えていた時期に、高林さんの門下生と山下塾生が合同で勉強していた縁がある。父親におめでとうの返信をメールで送ったが、顔を見ながら激励を言いたいのでZOOMで会うことにした。高林さんと自分が院生であった頃の縁を話し、つぎの二つのことだけ伝えた。昔、山部俊郎さんが言ったように「プロ棋士になれば10歳でも先生と呼ばれるように永く先生と言われる職業である」、これからはプロ棋士として見られるのでそれなりの言動を心がけること、もう一つは自分より才能があると思う棋士に出会っても自分は天下を取るという気概をいつまでも持ち続けること、絶対に精神的引退はしてはいけない、と話した。最近の若手棋士はレベルが高い、「強烈な努力」を祈念している。


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