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INGO

2021年05月31日 22:17

INGO(International Go Network Organization)が同志7人で規約を創り発足したのが2011年5月である。今関わっているのは氣賀、土屋、馬渕、山下の4人である。呉清源先生には娘さんを通じて名誉顧問に、王汝何、林海峰、マイケル・レドモンド各先生には直接お願いして顧問に、曽薫玄先生は人を介してお願いして就いていただいた。会員数は2935名、対局は常時2400局近くある。言語は日本語、英語、中国語、独語に対応している。国は61ヶ国にわたり広がっている。馬渕、土屋両氏の技術により殆んどのプラウザに対応していてスマホでも打てるのが自慢である。もう一つ、新型コロナ禍で場所と時間の制約なく楽しめるのも自慢である。「十年偉大なり、二十年畏るべし、三十年歴史になる、五十年神のごとし」、は続けることの大切さを説いた中国の格言である。十年が過ぎて次の「畏るべし」に踏み出せたのはありがたいことである。

大西教室

2021年05月29日 22:18

山下塾生OBOG名人戦優勝者由岐洋輔君のご褒美として大西研也四段に指導碁をお願いした。この時期に限らず両者ともに忙しい身なのでオンラインとした。サイトはネット山下塾である。山下塾にOBOGとして迎えるのはプロ棋士に失礼なのでネット山下塾内に大西教室を新しく創った。洋輔君は2子なら勝てるかもしれないが2子で勝っても自慢にならないと思い先番の逆コミ6目半とした。土曜日9時からなのでデスクトップパソコンにはネット山下塾、ノートパソコンには大西教室と机に2台パソコンを並べた。不慣れで大西教室は対局はじめは50分遅れとなった。洋輔君は大西四段から入段したてのプロ棋士より強い、と褒められるほどの快勝である。終わったあとで教室内に参観者がいれば共有検討ができる、とサイト主宰の方志昌さんに教えられた。リアル対局のように対局者を交えて見物人が一緒になり検討できる仕組みがあるということだ。次回は大勢参加して局後検討を楽しみたいと思う。

白 大西研也四段 6,5目コミ
黒 由岐洋輔
甲級リーグ

局後検討

2021年05月27日 23:17

第76期本因坊戦第2局は午前中に終わるという滅多にない勝負であった。ありがたいことにYOUTUBEで二日制の対局が流れる。途中で時々解説の棋士と聞き手の女流棋士のトークが入る。2日間張り付くわけにはいかないが録画で見られるので飛ばし見で楽しめるのもうれしい。解説では控室の検討やらAIでの形勢判断を示してくれる。今日は午前中で終わったからか井山さんと芝野さんの局後の検討がずっと流れている。高尾九段が時々参加する。画面にさっと次々と変化が並べられる。トッププロの局後の検討を見ているとそこまで読んでいるのかと囲碁の深さを感じさせてくれる。今局は秋田県能代での開催である。能代と言えば数年前に塾生の保護者の縁で能代市の「井山本因坊を応援する後援会」に入っている。いつかこの地で本因坊戦を観戦したいと思っている。

薬円台小学校

2021年05月26日 22:54

薬円台小学校の教頭先生は新任である。コロナ禍で囲碁クラブのスタートが遅れるのかと思っていたが明日からお願いします、と連絡が入った。ありがたいことにサポートの吉川さん、椎名さんが一緒に行ってくれることになった。クラブ員は21名といつも通りである。クラブ員全員の自己紹介のあとクラブ長と副クラブ長は女子に、書記は男子にと役割はすんなり決まる。今の子供は団体での決め事はどこの学校でもモタモタせず直ぐに決まり見事なものである。いつも通り囲碁は友達ができるゲームであり、マナーが大切、と話した後「ガッツポーズ」はしないのだが何故?と質問すると、流石4年以上の小学生だけあって「相手に悪いから」と即答が来た。嬉しい反応である。年間8回のスタートは順調である。

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県代表戦

2021年05月25日 22:46

小中学生の囲碁全国大会は8月20日21日と決まっている。全国大会には千葉県大会で2位まで入らないと出場できない。山下塾生で県大会に参加する塾生は何人かいる。6月に入ると県大会に向けての取り組みが必要となる。強くさせるには緩めて自信を持たせるのと厳しくギリギリの勝負をするのとある。囲碁が一生の趣味になると思われるまでは緩めるほうが良い。柔道でいえば投げられてやる、剣道なら隙を見せて打たせるなどである。厳しくやるなら上手の方に勝つのが難しいハンデにするのである。これまで全国大会に出る塾生には塾長が工夫を重ねて勝ちに行くのである。壁になり乗り越えてこさせるのである。歯が立たなかったのが勝てるようになった時に自信が付く。県大会から全国大会までは塾生とは真剣勝負を重ねるのである。

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ZOOM総会

2021年05月23日 23:06

NPO法人囲碁文化継承の会総会をZOOMでの総会とした。総会では年一回の顔合わせてあるから、議事が済んだら住民共用のプレシアダイニングを借りて食事をし親睦碁を楽しむのが恒例であるが、2年続けてオンラインで申し訳ないと思っている。今回で退会する会員が3人いる。発足当時からのメンバーであるが自身の体力とお連れ合いの体調によるものである。発足時31名だったのが今年度18名になっていささか寂しい。佳い話は7年前に当NPO法人に助成していただいた大同生命からまた申請するように、とお誘いいただいたことである。コロナ禍が治まりを見せないがワクチン接種が広がれば対面での指導がやりやすくなる。コロナ禍で碁会所、囲碁サークルの閉鎖が次々と舞い込んでくるこんな時期こそ子供への囲碁普及に力を注がなければと使命感に燃えている。

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大西教室

2021年05月20日 23:03

山下塾生OBの大西研也四段の指導碁を今月末29日に開催する。今風にオンラインで指導を受けるのはこの前の山下塾OBOG会で優勝したヨウスケ君である。手合いは先の逆コミである。舞台は「ネット囲碁学園」を使ったネット山下塾である。主宰の方志昌さんに教えてもらいネット山下塾内に新しく大西教室を作った。コロナ禍によりプロ棋士の日本棋院の幽玄の間を使ってのオンライン指導が広まっている。大西さん応援団の塾生OBOGが大西さんの指導を受けたいと思った時にネット山下塾を使えば観戦者は30名まで可能である。今回の指導碁により大西教室が囲碁を学ぶ場になる第一歩であることを期待している。

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書面総会

2021年05月19日 22:40

ふなばし囲碁協会の総会を2年連続で書面総会とした。これまでは総会で事業、決算監査報告をして事業計画予算案を審議してから会員囲碁サークルの近況などを聞いて総会としていた。そのあとに食事を共にして時間のある人は親睦碁会を楽しむのである。それが2年連続して顔を合わせての話し合いができないとなると会員の協会に対する要望もつかみずらい。コロナ禍で公民館の使用が制限され毎週囲碁を楽しめなくなっている。その一つの表れは今春二つの囲碁サークルが会員減によりふなばし囲碁協会を退会した。今日書面総会の議決を受けて役員によるZOOM会を開いた。囲碁サークルへの新規会員募集に囲碁協会として活動を計ろうと決まった。直ぐにできることは入門者へのカリキュラム提供とINGO(Ingo-Web)の紹介と活動である。まずは役員にINGOでの対局を体験してもらうことである。

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若松幼稚園1コマ40分

2021年05月18日 22:20

囲碁を打つにはまずアタリが解っていなければいけない。ところが盤上に出てくるアタリの形は千差万別で慣れるまで相当時間がかかる。アタリになっている石を取ることと取られないようにするにはどうするかを段階をとって教えなければいけない。幼稚園ではまずはアタリになっている石を取ることを教える。次いで自分の石がアタリの時に取られないようにするにはどうするかを教える。若松幼稚園年長組2回目の今日は取られないためにはどこに打てばよいかを教えた。幼稚園での指導時間は1コマ30分であるが若松幼稚園では囲碁の時間は40分にしてある。説明して園児が石の取りっこをするには十分な時間である。

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子供大会延期

2021年05月17日 22:59

2年連続の中止を避けようとJFE総務部の配慮で5月23日に予定されていた趙治勲杯子ども囲碁大会が延期となった。大会は感染予防で参加者数をいつもの半数に絞ったこともあって直ぐに満杯となっていた。囲碁を打つ子供たちにとり大会参加は何よりのモチベーションアップになる。東京から参加申し込みがあったようにこの大会は人気である。「蔓防」延期により5月の大会が中止となったのは止むを得ない。それよりも6月に延期されたのはJFEの英断であり、ありがたいことである。運営主体の千葉県少年少女囲碁連盟は今大会の参加者は子供だけでなく付き添いの家族も同数とみて感染予防の徹底を図っている。延期開催してよかったと喜んでもらえる大会にしたいものである。

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