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無償提供の9路紙碁盤セット

2021年04月30日 13:47

囲碁入門を広める必須のものは9路盤紙碁盤セットである。多い時には年に1000枚は必要であった。最初日本棋院から1枚100円で買っていた。150円に値上げとなってからは1枚100円で買えた関西棋院からずっと買い続けてきた。5、6年前ごろだったか日本棋院にスポンサーがついて事前に申請するとスポンサーのロゴ入り9路紙碁盤が無償で提供されることを知った。ここ数年は大塚製薬がスポンサーで紙碁盤セットにカロリーメイトの試供品が付いてくる。この試供品は育ち盛りの子供たちに人気があり囲碁に興味を持たせるのに大いに役立った。今年度からはこの試供品はつかなくなり、かつ送料が着払いになった。それでも9路紙盤セットが無料で提供されるのはありがたい。少なくなったとはいえ今年度も400枚は申請する予定である。20年近く配った9路盤碁盤セットは合計何枚になるであろうか。配っただけでなく入門講座付きである。囲碁に触れさせた子供たちはと考えると一万人は超えるはずである。ただし囲碁を趣味とした子供の歩留まりは、と言われると頭をかしげてしまう。

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若松幼稚園新園長

2021年04月27日 22:46

若松幼稚園年長組の今年度初めての囲碁授業に新園長が立ち会った。新園長は元小学校校長である。昔は教員は囲碁を嗜む人が多かった。宿直の時に囲碁を覚えたと聞くが今は教員で囲碁を打つ人は滅多に見かけない。新園長には子供が囲碁で楽しんでいる姿を見てもらうにしくはない。それには担任の先生も一緒になって打つ姿を見せるのが良い。初めてのことだがゆり組の先生と園児の前で石取りゲームをした。囲碁を打ったことがない人と対局してもそれらしく形を作ることは造作もない。見事担任の先生が勝利して園児はワッと来た。それに乗って園児はゲームに夢中になってくれる。スタートはまずまずであった。

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S学院小アフタースクール囲碁・クラブ

2021年04月22日 22:03

S学院小アフタースクール囲碁で今年は何と38名である。それとは別に囲碁クラブがありこちらは7名である。両方入っている子が4名なので囲碁をやる子が41名となる。囲碁クラブは入門者から二段までと棋力の幅があり一人一人の棋力を上げるのには工夫が必要である。アフター囲碁は新規組と昨年からの継続組に分けたが、NPO法人囲碁文化継承の会の手伝いが一人いるのでそこは組み易い。囲碁の面白さを身に付けてもらうには黒板に何か書いて教えるのではなく対面でこそ伝わるものと思っている。新型コロナ禍2年目で41名全員に何回対面で対局できるかが問われている。

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千葉囲碁三田会

2021年04月21日 18:22

千葉囲碁三田会の行事は正月に役員の集まりで食事と囲碁対局があり、5月に親睦囲碁大会を催すのが慣例である。今年はどちらも開催されない。一度ZOOM会で役員が集まり近況報告をしたが、実際に会おうじゃないかとなり役員数名が市川アイリンク展望施設に集まった。娘の案内で前に一度来たことがあるが45階の展望が楽しめる。夜と土日は閉鎖しているようだが吹き抜けの広いロビーで打ち合わせができた。ワクチンはおそらく9月になれば1回くらいは打てるだろうから、そのころに親睦囲碁大会と千葉早慶戦をやりましょう、と決まった。いまや年配者の活動の拠り所はワクチン接種である。

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船橋幼稚園

2021年04月20日 22:28

船橋幼稚園年長組3クラスの囲碁のスタートである。いつものことながら始めに囲碁は友達ができます、と言ってからマナーが大切と話す。「お願いします」「ありがとうございました」を必ず言いましょう。さらに「勝ってうれしくても囲碁はガッツポーズをしません。なぜでしょう?」と質問をする。今年は2クラスは直ぐに「相手の子に悪いから」と正解をが出た。残り一クラスはなかなか出なかった。「新型コロナだから?」と今年ならではの答えを言った園児がいたのは可笑しい。ガッツポーズを大げさに演じたら「相手の子に悪いから」とやっと出てきた。挨拶すること、人の気持ちを考えることを囲碁と一緒に学んでください、で今年度もスタートした。

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女流棋士

2021年04月18日 22:25

森智咲初段が慶應義塾大学法学部に入学し囲碁部に入部するらしいと知らせが入った。学生時代に関西棋院の初段になった岩田紗絵加さんと慶大に女流棋士が二人在学することになる。女流棋士になるのはかなりの努力が必要である。その上偏差値70の難関を突破するとは見事である。特別な思いで慶大に入ったのであろうから慶大囲碁部とOB・OG間にも新風が吹き込まれるであろう。誰かに聞けば森さんのアドレスはわかるだろうが日本棋院IDを使えば本人にメールが届くようだ。早速会うのが楽しみ、と送っておいた。

久々の富士山
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獅子搏兎

2021年04月17日 23:12

オンラインでの対局にはラインとネット囲碁サンサンを使っている。ラインで表情を見ながら打つとどんな気持ちで対局しているかわかるのがありがたい。部屋の模様が雛飾りから端午の節句飾りになったり、小さな妹がじゃれてきたり、歩き始めの弟の面倒を見ながら打つ姿がわかる。ヨシトが今日の対局中妙に外を気にしている。そのうえスマホで電話をしている。オンラインで打つときは一番手直りで打つことにしている。本来7子が適切な手合いだが今日は9子である。9子なら軽く打ってよく打てました、とするのだが今日の対局ぶりを観て負かしてやろうと決めた。ヨシトはいつも局後の検討を頼んでくる。着手の解説の前に真剣に打たなかったのが敗因として対局態度を強くいさめた。意識して厳しく言ったのでしょんぼりしている。ラインで「獅子搏兎」と送った。ヨシトはきっと真意を受け止めてくれたことだろう。

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先生の囲碁入門

2021年04月14日 22:19

船橋幼稚園の年長組囲碁授業が始まる前に毎年担任の先生への囲碁入門講座を行うことにしている。囲碁の時間に先生が囲碁を全く知らなければいささか具合が悪い。二人一組で打たせるので園児が奇数になった時には園児の相手をしてもらうこともある。新しい副園長も加わってもらい6人の参加である。冒頭囲碁の歴史を話し大学での囲碁授業を紹介してからマナーとルールの説明をする。9路盤ながら一局対戦して勝ち負けをつけると囲碁が打てましたとなる。ちょうど1時間で3組の勝敗がつけられた。これで準備は万端。

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コミュニティハウスで山下塾開催

2021年04月10日 22:52

昨年の12月19日以来久々にコミュニティハウスで山下塾を開いた。この間ずっとネット山下塾であった。手指消毒、入室時体温測定、対局用パーテーション使用、換気、三密回避と感染予防には配慮した。山下塾では塾生は自分の相手は自分で見つけることになっている。下位者から「お願いします」と申し込まれたら受けるのが決まりである。ただし今の時期は最初の相手は塾長が組み合わせをし、2局目からは自分で見つける。最年少の幼稚園児ヒロシ君に今日の最上位者のケイジロウ君に「おねがいします」とすすめてみた。ヒロシ君はまだ13路盤での対局である。見ていたらケイジロウ君はうまく誘導して打ち、ヒロシ君の2目勝ちである。普段下手には厳しく打つケイジロウ君が初心者を引き立てる打ち方をしてくれたのである。山下塾の伝統が生きているとうれしく感じた。コロナ感染が落ち着くまではネット対局が主になるが、久しぶりの教室で対局を楽しんでいる子供たちの姿を観て、月に1回は実際の教室で山下塾を開こうと決めた。

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AI検討

2021年04月09日 21:59

いま読んでいる新聞は読売と産経である。先ず読むのは囲碁欄である。着手を主にしたものから対局者の心理状態を紹介するものまで観戦記者によって内容は違う。観戦記者が読者の棋力レベルをどの辺に置いているかによっても違ってくる。各紙に観戦記者は何人かいるが、棋力の強い人は手の変化を詳しく書いている。棋聖戦の一局で井山さんの一手96を緩着としているのが目に留まった。参考図が載っていて読みが必要なので仕方がないとある。その表現が気になったのでAIのKatagoで調べてみた。中盤なので変化が多くどれがベストか分らなかったが、自分の考えでは観戦記にあった緩着とは思えなかった。AIが出る前には解説者の評に成程、と納得していたが今はアマでも疑問があればAIを使って調べられるのは有難い時代になったと感謝している。

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