2020年02月29日 21:05
新型コロナウイルスの影響で一週間ほど前から3月の行事予定の中止を幾つか指示していたが、ここにきて幼稚園、小学校、囲碁団体の3月の予定が殆ど中止となった。一番効いたのは、市役所からの市内公共施設の大会、教室の自粛要請である。加えて安倍さんの小中高の休学の要請である。右へ倣えと号令がかかると一斉に右を向くのは善くも悪くも日本人の特性かと思った。人間とは勝手なもので、連日予定が詰まっていて、一日に二か所三か所とこなさねばならない日は正直「しんどい」と感じることもある。それが公的な予定が何もない1か月間というのは一体どんな日々であろうか、なかなか想像できない。昨日の読売新聞「編集手帳」欄に100年以上前の話として、サモアの族長が欧州を旅したあと島民に向かい「私たちは小さな丸い時間機械(時計)を打ち壊し、日の出から日の入りまで、一人の人間には使いきれないほど沢山の時間があることを西洋の人々に教えてやらなければならない」と演説したことを紹介してある。これまで経験したことのない何の予定もない一か月を、さてどんな風に過ごすことになるのか我ながら興味がある。


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