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同窓の後輩T君

2019年02月26日 21:43

同窓の後輩T君は囲碁三田会の会員であり、将棋は学生時代二年連続学生チャンピオンになった。将棋の人は社会人になると何故か囲碁のほうに来る。彼は思い立つとすぐに行動する質である。ポーランドでコンピュータープログラミングの義務教育導入と同時にチェスを教えると聞き、日本でもプログラミング教育が始まるので囲碁と将棋を同時に教えるべきと考えた。囲碁のことは山下に聞こう、といきなりメールがきて、そのまま中央区から飛んできた。今は将棋の藤井聡太効果と囲碁での仲邑菫効果があるので棋道として学校教育に取り入れてもらうには、どんな方法が考えられるかを聞きたいのである。冗談半分に羽生善治さんと井山裕太さんが安倍晋三さんに頼めたらねえ、と話し合った。
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塾生OB来宅

2019年02月24日 22:46

山下塾生0Bのヒロシ君が4月から社会人になる。報告に来ると言うので、よい機会だから今の山下塾を見てもらおうと土曜日にしてもらった。ヒロシ君は中学、高校時代を通して合唱部で活躍してきた。大学も国内のチャペル聖歌隊の中でもトップクラスのR大学を選び、学問の傍ら聖歌隊の隊長を務めた。正式名称はR学院諸聖徒礼拝堂聖歌隊という。間もなく100周年を迎える聖歌隊の初CDアルバムを進呈された。音大生ではないR大学の聖歌隊員は勉学の傍ら年間100回を超える礼拝や式典、行事で歌う奉仕活動からこのサウンドを生み出していることに驚嘆する。資金はもとより指導者、安定した歌声を保つ聖歌隊のメンバーたち、日程調整、技術スタッフ、聖歌隊伴奏のパイプオルガニスト等など、CD制作に必要な条件全てが整った100周年目前の時期にヒロシ君が居合わせたのは幸運であった。このところ日身さんの家事のBGMは4月末に孫のCが弾くクライスラーの曲であるが、しばしこの合唱アンサンブルに替えよう、と言っている。まるで天上から降ってくるようなサウンドだ。
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神明幼稚園年中組

2019年02月22日 22:59

神明幼稚園年中組の最初の囲碁授業である。4クラスにそれぞれマナーとルールを説明してから入門講座を始める。マナーでは例によって「お辞儀します」、「ありがとうございました」、を必ず言うこと。続いて「ガッツポーズ」しないことを話す。「なぜだと思う?」と問うと、3クラスが直ぐに「相手の人に悪いから」と返ってくる。答えが出ない1クラスでは担任の先生の前で「勝った!」と実演すると、そこで「相手に悪い」、と答えが出てくる。最初の時に「囲碁は易しい」と思ってもらうことが何より大切である。そのためにクラスの中で周りを気にしている子を指名して前に出てもらう。固まってしまうこともあるが辛抱強く待っていると答えが出てくる。普段引っ込み思案の子でも答えられると皆もできると思ってもらえる。決め手は園長が「楽しかった?」と聞くと園児は声を揃えて「ハイ」、すかさず、「年長組になっても来ます」と大声で返す。
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フリースクール

2019年02月21日 22:26

縁の深い子がこのフリースクールに入学したのをきっかけに月に1回囲碁指導しに来たのが3年前である。その間入れ替わり何人かが囲碁入門したが、二人だけ東京都中学校囲碁大会に出場するまで育った。学校に着くや、この前の大会で準優勝した賞状を見せてくれた。大会では色々な学校の生徒と友達になったようである。今日は囲碁部だけでなく将棋指導の人や生徒、校長先生と一緒に卒業祝いを兼ねたパーテイを開いてくれた。フリースクール指導のきっかけになった子がこの3月に卒業する。新学期からどうするか話し合って、最初の部活の日に入門講座をすることにした。以後はこれまでボランテイアで来てくれている人にお願いすることになるだろう。せっかく出来た囲碁の場が、このフリースクールに根付けば、と願っている。

フリー


船幼囲碁サークル

2019年02月20日 22:25

船橋幼稚園保護者囲碁会の今期締めの日である。指導が終わり仏間のご本尊の前で花束を頂き、美女に囲まれて記念撮影となる。この会は世話役をしてくれる倉持さんのお陰で成り立っている、と思っている。熊谷さんはじめ幹事の協力はあるが纏め事は全て倉持さんが取り仕切ってくれている。まずは会場の寺院との折衝、会員への連絡、前日メールで送った資料のプリント、六面打ちの割り振り、当日の進行、さらには講師への気配り等々、自分で囲碁を楽しむ暇などない。本来の船橋幼稚園年長児の囲碁指導の助っ人をしてもらって十数年余になるが、いつでも私の代わりが務まるまでに成長してくれた。まことに得難い存在である。
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校内囲碁大会

2019年02月19日 22:24

薬円台小学校の囲碁部員は22名と多い。例年、8回指導に行くが、最後の2回で囲碁大会を催して、勝った喜び、負けた悔しさを体感してもらう。22名だとリーグ戦、トーナメント戦はできないのでスイス方式の大会とする。これも慣れていないと勝敗がついた後の組み合わせに苦労する。囲碁部担任の小野先生は初めてのことながら熱心に取り組んでくれて何度も問い合わせてくる。こんな時に便利なのは千葉県少年少女囲碁連盟入江副会長作成のスイス方式競技要式で、対戦表から競技規定まで揃っている。大会1回目の今日は50分で2回戦までスムーズに進められた。
薬円台

認知症予防

2019年02月18日 22:21

長野県松本市で王銘琬九段による「純碁」講演会が開催された。「純碁」は高齢者の認知症予防にもつながるとあって、NHKの地元局や地方テレビ、新聞社など数社が取材に訪れたと聞いた。純碁(jungo.go-en.com)は之まで囲碁入門に良いと思っていたが認知症予防に良いとは思わなかった。確かに小さい子に純碁を教えて打たせるとその子なりに頭を使っているの」がよく分る。純碁を打っている間は右能左能をフルに使っている。これから囲碁を広める場として老人施設に取り上げられるとよい。
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いごっち

2019年02月17日 22:26

船橋市若松地区にある子供囲碁サークル「いごっち」は県の囲碁大会に毎回十数名の参加者を出してくれる。子供たちの棋力は決して高くはないが毎年若松幼稚園の卒園児の何人かが入会するので会員はいつも20数名を保っている。たまたまこれまで指導を続けていたUさんが遠距離からの指導に無理が生じ、新しい指導者を見つけるように頼まれた。近くに住む人、囲碁を愛する人、子供が好きな人、となると居そうで中々見つからない。まだ囲碁を始めて間もないが熱心に囲碁に取り組んでいるAさんに様子を見に行ってもらった。世話役Hさんと話し合ったところ3月から指導してもらうことに決まった。囲碁指導は初めて、しかも子供相手も初めてのことなので一度山下塾を見学するように勧めた。無論同じようにする必要はないが真面目に囲碁に向かう子供の姿を見てもらえばAさんらしい教室が出来るのでは、と期待している。
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昇給の基準

2019年02月16日 21:02

コナミスポーツの子供水泳教室で子供たちのやる気のもとは昇級である。クラスが上がると水泳帽に張り付けるワッペンがもらえる。水泳の場合はタイムが基準になるので判りやすい。山下塾での昇級の基準は、リーグ戦で優勝か勝率7割以上になるとハンデが一子上がる。入門したばかりの子はリーグ戦の途中で気力がピヨンと上がることがある。その例にもれずユカの碁が全く違ってきたので、リーグ戦の途中であるが先週三つ上げてみた。それでも勝っているし、また勝つ内容が良い。そこでまた三つ上げた。緊張する対局はハンデが棋力に適切に対応してこそである。ユカの例を鑑み、山下塾での昇級の仕組みを変えたほうが良いかもしれない。
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日韓囲碁交流

2019年02月15日 22:41

3月下旬、慶大生3人を含む十数人が訪韓して第12回慶應義塾大学・韓国延世大学の囲碁交流大会を開催する。昨今の日韓関係の惡化で、この時期に交歓するのは危険であると忠告を受けた、と参加者から報告があった。囲碁の仲間同士は何の心配もしていないが、観光の際は日本語での大声は控えなければと思っていた。幹事役のK君が実情視察を兼ねて夫人を同伴して韓国観光をしてきた。以下はその報告である。「繁華街で目的の店へ行く道を聞いた親子連れは、店までわざわざ案内してくれました。タクシーの運転手さんも私の拙い韓国語を一生懸命聞いてくれました。地下鉄で電車の方向を聞いた若い女性は、私の持っていた地図を覗き込んで教えてくれました。海鮮市場のおじさんやレストランのおばちゃんもとても愛想よく日本語で話しかけてきました。」 マスコミに流れている情報と違い、街の人たちは以前と変わりないと感じたようである。こんな時期にではなく、こんな時期だからこそ囲碁交流の意義は深い、と思って出かけよう。
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