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第14回文部科学大臣杯小中学校囲碁団体戦全国大会

2017年07月30日 21:29

第14回文部科学大臣杯小中学校囲碁団体戦全国大会に応援に行った。千葉県からは中学校2校、小学校3校である。残念ながら5校とも枠抜け出来なかった。惜しかったのは柏第三小学校である。あと一勝でベストエイトを逃した。主将の尾身恵二郎君は山下塾に通いだして3年になる。手は見えるが手を読まなかった。それがここにきてやっと手を読む面白さがわかりだした。手を読む面白さが分かると囲碁の奥深さに触れる。恵二郎君は時間がかかったがやっとその段階にきて、これから強くなる、と伝えたばかりである。全国大会に出てどんな思いをしたか、その思いが生かせれば、一段上に行くと思う。
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考える

2017年07月29日 21:34

指導に行っている幼稚園の母親から、うちの子は囲碁が好きらしいので問題を送ってほしい、とメールが来た。囲碁はルールは簡単であるが面白さがわかるには壁がある。その壁をスッと通り抜けると囲碁が趣味の一つになる。それだけに最初が一番大切である。どれくらい囲碁を理解しているか判らないと、その子に合わせた問題が出せないので連れてくるように返信した。テスト用の何種類かの問題を並べた一枚の問題をやらせた。これで大体どの程度理解しているかつかめる。この子はアタリの問題からやらせた方が良いと分かった。そこで問題を考える様子を見ていた。母親に「この子は考えるゲームに向いていますね」と話し、これから問題を出すことにした。この子が囲碁を習うようになるかはまだわからない。
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女性起業家

2017年07月28日 22:37

市川市には起業を支援する制度があり、昨年のレデイースビジネスコンテストで最優秀賞になったのが梅原浩子さんの「悩める女性起業家の背中を押します!レンタルサロンおよびレンタルキッチン設立・運営」である。プレオープンが始まり夏休み子どもWeekの「はじめての囲碁」講師の依頼があった。小中学生に2時間で囲碁が打てるようにするのは手馴れているが、それからどう囲碁を続けられるかが大切なことである。入門した人がそのまま囲碁教室を創れれば良いがそれがなかなか難しい。そうなるとインターネットを活用する方法を教えて置かなければならない。参加者によってどう進めるか、考えてみるつもりである。
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共に学ぶ

2017年07月27日 23:22

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7、8年くらい前までは山下塾生の親が我が家に上がってきて話し込んでいくことがよくあった。その延長で塾生が社会人になっても訪ねてきてくれる。最近の塾生は小さい子が多く落ち着かないせいか、そんなことも滅多になくなった。目の前の市庁舎での用件が済んでR君親子が久しぶりに寄ってくれた。私のブログを読んで涙が止まらなかったと言う。そんなに心を揺さぶらせることを書いたのだろうか。塾長と塾生、師と弟子の関係でなく共に学んでいる学友である、ということを、R君に絡めて書いたことがある。格好つけて・・・と思われたかもしれないが、これが本心なのである。
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全国高校囲碁選手権大会2

2017年07月26日 22:51


前日に続き団体戦決勝戦と順位戦が午前中に行われ、午後からは個人戦が始まる。千葉県男子2名、女子1名のほか神奈川県の選手にも縁があるので昨日に続き応援に来た。石倉審判長の挨拶に全国4000人の参加者から選ばれた男子選手96名、女子50名とある。確か高校生の参加選手は10数年前の「ヒカルの碁」ブームの時は6000人と聞いていたが、このところの4000人は立派な数である。トップクラスは院生OBが多くレベルは年々上がっている。一番のお目当てである孫のCは初めての全国大会で緊張したか、アタリをうっかりするようなミスが出ている。昨日の団体戦から何局か見ていると、棋力は身びいきを含めてもトップクラスとそれほど離れていない。実戦でのトレーニングを増やすと来年は期待できる。千葉県勢で財前君がベストエイトに残ったのは見事である。また神奈川県代表が優勝と4位に入ったのは層の厚さを表している。
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全国高校囲碁選手権大会1

2017年07月25日 22:59

第41回全国高校囲碁選手権大会に千葉県勢の応援に出かけた。男子代表東京学館高校の主将佐々木君は山下塾生OBで、女子団体戦東邦大学付属東邦高校主将は塾生OGで孫であるから例年より力が入るのである。各県代表校はおそらく全校朝礼の時に全国大会出場を紹介されたであろう。自分だけでなく囲碁仲間、学校、ひいては県を代表している気持ちを持っているはずである。どこの県だか、代表選手の補欠が出場選手の対局棋譜を碁罫紙に記録している。一心に記録することで大会に参加しているわけである。東京学館は見事枠抜けをしてベスト8に入った。東邦高校は2勝1敗ながら枠抜けはできなかった。来年に期待!である。
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市長表敬訪問

2017年07月24日 22:55

これまで団体戦と個人戦で千葉県代表になり全国大会に出場する選手たちに所在する市の市長を表敬訪問する手配をしてきた。子供が市長に直接会い、話すことは良い経験になること、さらに甲子園野球ばかりでなく囲碁でも文部科学大臣杯争奪の全国大会があることを行政にも認識してもらいたいからである。夏休みが始まる7月21日から大会前日の7月30日の短期間で市長の日程を調整して貰うのは難しいことだが、断られたことはない。市長が不都合でも教育委員長が会ってくれていた。今年は千葉市、船橋市、市川市、松戸市、柏市、四街道市である。千葉市、四街道市は生徒のほうが都合が付か訪問を辞退した。市川市は補欠が繰り上がり出場と連絡されたのが遅かった為、遠慮した。柏市は市長の日程調整が無理と言ってきた。ということで、今年は松戸市と船橋市だけである。今日は中学生個人優勝者と準優勝者、団体戦準優勝校選手と保護者とともに、船橋市長を訪ねた。船橋市長は囲碁を嗜むのでAI 囲碁の話や子供たちへの質問も具体的であり、和やかな表敬訪問であった。
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山下塾

2017年07月23日 22:22

山下塾でも対局中に石が動いた、と揉めることがある。上級者の場合は、両者で記憶しているので元に戻せる。下級者は戻せず自分の有利な形のほうを主張する。局面を見ると、どちらの言い分が正しいか見当は付く。どうしても二人で解決できないときは、二人とも負けにする、とだけ言って塾長の判断はせずに両者の言い分だけ聞いて、二人で解決するように仕向けている。些細なことでも、自分に理不尽、と思わせては囲碁への興味が薄れる。T君とM君がそれぞれ自分の主張をしている。T君がじゃんけんで決めようと提案したが、M君は断った。T君がトイレの立った時、M君は碁盤全体を見て自分が負けらしいと気が付き、T君が戻ってきたところでM君は「負けました」とした。局面で二か所手残りのところがあり、示したら一人づつその場の正着を答え一件落着である。
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手段

2017年07月22日 21:56

山下塾生ナオト君が父親のフランス赴任でパリに移り住んだのは幼稚園児の時である。2年経ち日本に帰国することになった。二桁級であったが、一応終局まで打てるのでパリについて直ぐに囲碁の打てるカフェを探して、土曜日に時々通っていることは承知していた。言葉は全く通じないが高校生、大学生と碁の友達ができ、囲碁の合宿にも参加していた。言葉は通じないが、小学1年生で一人で泊りがけ合宿に参加した。無論ナオト君は立派であるが、両親も大したものである。囲碁の持つ力、手談の意味を十分理解しているからこその判断である。帰国して父親の実家で夏休みを過ごしてから船橋に帰ってくる。言葉が通じなくても囲碁の力で友達を作った経験を塾生たちに語ってもらいたい。今通ってきている塾生の多くが将来海外での生活を経験するであろう。ナオト君の経験談はみなに力を与えてくれるであろう。
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新規囲碁指導先

2017年07月20日 12:04

先月の千葉県少年少女囲碁大会個人戦の会場で、対局の合間にS君と雑談していた折、お母さんが船橋市の小学校で教えていることを知った。早速電話でお母さんと話したところ、この4月に赴任した小学校は、自分が3年前に学童保育の現場で囲碁を指導した学校である。学校によっては外部の人間が児童にかかわることに警戒する向きがないではない。その点は問題がない。こちらから講師、道具、カリキュラムを用意できるから、校長先生に囲碁指導を話してみてください、と頼んでおいた。この学校には囲碁・将棋・オセロのクラブがあり、11月にぜひ指導を受けたい、と今日連絡が入った。子供の指導に向いているNさんが学校近くに住んでいるから、月に一回くらいなら大丈夫であろう。新しく地元の力を生かした囲碁指導をこの小学校に実現させよう。
アイハウス庭園
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