2016年06月30日 23:33
S学院小囲碁アフタースクールでは最初に指導用碁盤でザッとその日に出す問題の解説をしてから12問解かせることにしている。ふと見ると2年生のA君が泣いている。他の子に意地悪でもされたのかと思っていた。持って来た答を見たら1問もできていない。分からないのが悔しくて泣いていたらしい。おそらく初めの説明を聞いていなかったのであろう。答えを書いてくる生徒には「全問正解」と書いたり、不正解には正解を示して渡している。全く分からないままにできないのでA君には問題図を碁盤に並べて1問づつ答えさせた。最後の1問が何回やってもできない。こんな時は答えを示さない。できるまで何回もやらせる。何度も同じミスをした後でやっと正解に達した。答案用紙には「全問正解、よく考えました」と書いて渡した。


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