2015年10月31日 14:53
2015年10月30日 22:43
千葉県小、中学校囲碁大会で全国大会に出場する学校のチームは所在する市の市長を表敬訪問して激励の言葉をもらっている。そんな折いつも感じることであるが、運動部門で表敬訪問するこどもたちに比べ、極端に声が小さい。引率していて何時も気恥ずかしくなる。そんなことから大きな声を出す訓練として論語の素読をさせている。腹から大きな声を出し手本を示し、こどもたちに唱和させる。先週S小学校で囲碁指導が終わりいつものように手本の素読をしていたら、3人のこどもがおしゃべりをしている。3人を前に出して素読をさせた。声が小さいので「もう一度」、とさせた。きつく怒られたと感じたのか、一人の子が泣き出してしまった。外部教師がやりすぎかな、と思い気になっていた。1週間後、囲碁の時間が始まる前に当のその子が話しかけてきた。いっぺんにその子との距離感が縮まった感じである。
2015年10月29日 22:46
TIY問題集はA4に12問印刷し、解答も載せている。問題集の取り組み方は解答をすぐに見てもかまわない。、要は繰り返し問題を見てすぐに答えが浮かぶように記憶すればよし、としている。こどもたちはクイズ的なとらえ方をして、次々と問題を覚えるのに面白さを感じているようだ。大人はどうかと若松幼稚園母親の会に前回から出題してみた。母親の会員は、こどもと囲碁を打ちたいという気持ちがあって会に入っている人が殆どである。この地域は若松幼稚園を卒業して「いごっちこども囲碁教室」に入っているこどもが多い。TIY問題集は答えが一手しか書かれていない。母親の中には一手だけでは答えの意味が分からない人もいて、「いごっち」に入っているこどもに教えてもらっている。母親囲碁の会に山下塾塾生の母親が二人いる。その母親はこどもが覚えている問題の後追いをしている。いずれにせよTIY問題に取り組むときには家庭で囲碁が語られているわけだ。これぞ「家庭に囲碁を!」、を標榜している「NPO法人囲碁文化継承の会」の本懐。
2015年10月23日 21:52
2015年10月22日 22:12
囲碁の本を一冊頭に入れるのは難しい。手筋、詰碁の本は一冊の中に易しい問題から難しい問題があるからである。 一問でも難しい問題があると先に進みにくくなる。その点TIY問題集はA4に12問であるから取り組みやすい。まして答えが一緒になっているので考えなくても正解が分かる。正解を覚えればよい仕組みにしている。こども達はゲーム感覚で取り組んでいるので思いのほか進み方が速い。大人にはどうかと考えて、幼稚園母親囲碁の会にTIY問題に取り組みませんか、と持ち掛けている。A4一枚の問題を覚えたと思ったら次の問題をデータで送ることにしている。それなら問題集をオープンにすれば個人にデータを送らなくもよいのでは、と質問が来た。出題する立場からすると、一人一人の進み方を知りたいので1枚済んだら送る、と説明した。大人がゲーム感覚で取り組んでくれると棋力向上に有効な方法と言えるのだが、はたして主婦がA4の問題を一枚づつ覚えてくれるか、どうか。


2015年10月21日 22:59
幼稚園児の囲碁指導は10年になる。三幼稚園それぞれ年長組100人~130人いるので毎年350人の園児を指導していることになる。囲碁の時間が一番少ない幼稚園は年に6回で、他の2幼稚園は年に12回ほどである。今は中間点で園児の理解の個人差がでる時期である。土屋囲碁教室に通っている子、家庭で親が相手をしている子、幼稚園だけの子とは理解度に大きく差が出ている。従って一番理解できていない子を引き上げる時期でもある。かなり難しいアタリの問題を出している。9路盤全体を問題図にして黒から白を取れるところ、白から黒を取れるところは?、と出題している。一つの局面で黒の立場と、また白の立場とで考えてもらうようにしている。皆の前に出て答えてもらう園児には、引っ込み思案の子を指名することにしている。固まってしまい、答えを出すまで時間がかかる。しかしそんな子が正解を出すと教室中が盛り上がる。
2015年10月20日 21:48
船橋幼稚園では年に二回園児と食事を共にする会がある。カレーの日と芋煮汁の日である。嬉しいことにここ数年はその二つの食事会を囲碁の日程に合わせてくれている。今日は芋煮汁の日で、前日に年長組が調理の実習として野菜を刻み、保護者役員が下ごしらえをして、100人分を一度で煮炊きできる大鍋二つと中鍋二つに用意されている。囲碁の時間のあと園児と一緒にご馳走になった。サツマイモ、ニンジン、豚肉、なめこと具がいっぱいでお昼の代わりになるくらいの量である。園児と一緒に食べた故か、薩摩芋がどっさり入っていたからか、甘み満点であった。
2015年10月14日 22:36
2015年10月13日 23:32
習志野市立屋敷小学校の室内ゲームクラブでは「囲碁」だけを選んでいる。年間6回で回数は少ないが生徒は26人と多い。今日が3回目であるが夏休みを挟んでいるので復習をしてから対局に移った。囲碁は友達を作るのに適しているから、と同じ学年で打たないことにした。9路盤なので何局も打てる。クラブ担当の高山先生が時間の終わりに初めて打った相手の名前を覚えたか、聞いている。また今日のクラブ活動での感想を聞いた。一勝二敗で悔しかった、知らなかったことを教わって良かった、大きな石を取られて悔しかった、など4人が答えてくれた。終わった後に感想を述べさせるのは意識付けに良い方法、と先生にお礼を言った。9路盤でよく打てているので次回は13路盤を持参することにした。
2015年10月11日 20:02
10月10日に囲碁の指導をしている八千代市立西中学校の体育祭を見学してきた。
A分団(赤)、B分団(緑)、C分団(黄)に分かれての対抗戦である
騎馬戦を初め、綱引き、リレー、父兄も参加しての玉入れ、応援合戦にも点数が付く
囲碁の授業同様、整然と進んでいく、生徒達の自主運営らしい
見れば横を向いているものは一人もいない、各リーダーの下気持ちを一つにして必死に戦い応援をしている
いよいよ競技が終わり表彰式でB分団の優勝が発表された
通常は拍手が起き優勝チームが喜んで終わりである
しかし今年は違った、リーダーが泣いている、朝礼台に立っても泣いている、
泣きながら頑張った仲間や後輩にお礼を言っているのだが声にならない。
優勝を出来なかったチームも泣きだした、皆この大会に対する思い入れが強かったのだろう
もらい泣きをしている多数の父兄、このような体育祭は初めて経験をした。
よい学校である。
加納

A分団(赤)、B分団(緑)、C分団(黄)に分かれての対抗戦である
騎馬戦を初め、綱引き、リレー、父兄も参加しての玉入れ、応援合戦にも点数が付く
囲碁の授業同様、整然と進んでいく、生徒達の自主運営らしい
見れば横を向いているものは一人もいない、各リーダーの下気持ちを一つにして必死に戦い応援をしている
いよいよ競技が終わり表彰式でB分団の優勝が発表された
通常は拍手が起き優勝チームが喜んで終わりである
しかし今年は違った、リーダーが泣いている、朝礼台に立っても泣いている、
泣きながら頑張った仲間や後輩にお礼を言っているのだが声にならない。
優勝を出来なかったチームも泣きだした、皆この大会に対する思い入れが強かったのだろう
もらい泣きをしている多数の父兄、このような体育祭は初めて経験をした。
よい学校である。
加納

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