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TIY問題集

2015年09月26日 22:34

TIY問題集を山下塾生に出し始めて二週間経った。17級の幼稚園児から六段格の小学生まで幅広い棋力の塾生に手筋問題と詰碁を出している。問題は1ページ12問で、棋力に合わせて問題を出している。記憶したと言ってくる塾生には問題を見てすぐに正解を出したら次の問題を出すことにしている。一番早く問題をこなした塾生は幼稚園児で二週間で手筋問題70問を覚えた。手筋600題は作ってあるがこの調子では3か月持たない。600題を頭に入れたら17級の子は何級に進んでいるのだろう。囲碁は部分的に強くなっても大局的な判断が無いと強くはなれない。だが部分的な戦闘力は付いては行くだろう。10級以下の子供には有効な上達法になると思われる。半年後に初段近くに棋力が伸びていれば上達カリキュラムとして定着させられる。IMG_0780.jpg

夢タイム

2015年09月25日 22:27

八千代台西中学校の課外授業囲碁講座は7回目を迎えた。さすが中学生だけあって理解が早く13路盤ながら立派な対局をして楽しんでいる。その中で一人、1局打っただけで頭を使いすぎて疲れた、という生徒がいた。聞いたら深夜2時まで英単語を暗記していたらしい。能楽、茶道、書道等の夢タイム日本文化の講座の中で、囲碁はゲームを楽しんでいる雰囲気である。楽しむのは良いのだが学校の授業である以上、伝統文化である囲碁を伝える意味を果たしているか、悩ましいところだ。カリキュラム最後の二回は囲碁大会にすると話している。そこでは勝った嬉しさ、負けた悔しさは感じると思う。囲碁で頭を使うことと勝負の厳しさを伝えられれば良しとしようか。IMG_5239.jpg

囲碁による世界の拡がり

2015年09月24日 22:23

S小学校囲碁クラブが始まる前に女子生徒が嬉しい報告があります、と言ってきた。千葉県内有数の進学校の文化祭で、囲碁部の部員と対局して勝ちました、と眼を輝かしている。それを聞いていた男子生徒が僕も行って打ちましたが、僕の相手は一番強い人だったようで大敗しました、と話した。この4月から囲碁を始めた生徒が目標としている進学校の囲碁部の催しで囲碁を打つまでになったのは、囲碁によりその生徒の世界が拡がったと言っていいだろう。囲碁が打てるようになったこと以上に、我が意を得たり、と嬉しく思った。

TIY問題

2015年09月23日 23:17

TIY問題集が土屋、入江両氏の努力で1000題に達した。問題はA,B,C,Sとランク付けしてある。Aは入門直後の人向けで、アタリの問題からある。Sは街の七段クラス以上の難問である。TIY問題集は問題を見てすぐに正解手順が頭に浮かぶまで記憶することで棋力向上を目指すものである。幅広い問題集をいかに生かすかは指導者による。取り組む一人一人に合わせた問題の出し方、理解に合わせた出し方が大切である。生徒の充実感、達成感を感じながら出題するのが肝要と考えている。1000題ではまだ不十分である。あと10倍問題作成ができればThink It Yourselfの主旨に 答えることができるであろう。

TIY問題集

2015年09月19日 23:50

いまWEB上で詰碁、手筋の問題は2万台は検索できる。それを初心者から高段者の棋力に合わせて整理してみようと千葉県の子供囲碁に関わっている棋友TさんとIさんに語らい纏めることとした。題してTIY問題集である。3人の頭文字を取ったようであるが、本意はTHINK  IT  YOURSELFである。3人の持ち味で分担を決めて、いずれ2万題を目指しているが当面1000題で発足した。12問がしっかり頭に入った子供は次の12問に進める仕組みを作った。これからTIY3人は指導している生徒に取り組ませる。自分は山下塾生といくつかの小学校囲碁部で指導カリキュラムとして取り入れる。生徒により囲碁に使える時間はさまざまであるがTIY問題を多くこなした子供は少ない子供より棋力の伸びは違ってくるはずである。さらに半年経てば自ずと結果は出るであろう。
山下塾

若松幼稚園囲碁大会

2015年09月18日 23:43

若松幼稚園では10年前から敬老の日に因んで囲碁大会が開催されている。元気な年寄りと園児が一緒に遊ぼうと言う理事長の発想から始まった。年長組6人一つのテーブルに対して船橋市内のシニア囲碁愛好家が一人付き添って一緒に遊ぶのである。昨年から若松母親囲碁の会の会員が手伝うようになり、冠の敬老の文字は消えた。今回は母親9人が参加している。園児140名のうち、約7割の保護者が見に来ているので講堂は超満員である。いつもの囲碁の時間は囲碁が終わったら4クラスともに論語の素読をしているので、今日の大会でも最後に園児全員で論語の素読をした。「父母の歳は忘れるべからず」である。全員の素読のあと園児代表の素読を二人決めていたが、20人余の園児が手を挙げたので、20数人による論語素読となった。保護者は今日の論語「父母の歳は・・・・」を、どんな受け止め方をしたのか聞いてみたいと思っている。
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行田西小

2015年09月17日 23:03

船橋市立の小学校で薬円台小に加え、今年は2校で囲碁指導をすることになった。1校は若松小で、今日指導に行った行田西小は山下塾生、蓮君の母親が校長に話して実現した。今夏6月に文部科学大臣杯千葉県大会に出場する3人の特訓を、教室を使って行ったのも良かったようである。クラブ名は囲碁将棋クラブで将棋はプロが指導に来ていると聞いた。年6回のうち囲碁3回、将棋3回と割り振ってくれた。蓮君がいるのであと二人そこそこ打てるようになると千葉県代表になれる。クラブ員15名の内13名は囲碁が全く初めてで、マナー、ルールを教えた。来年中学受験志望の生徒もいるので4年生で囲碁に向いていそうな子はいないか対局を見ていたら、一人、囲碁に興味を持った生徒を見つけた。囲碁塾に通うように保護者に話してもらうよう、頼んでおいた。来夏は県大会の参加校が一校増えるであろう。
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船橋幼稚園

2015年09月16日 22:56

船橋幼稚園4クラスに夏休みを経て初めての囲碁指導を行った。黒番で白を1子から5子取れる、白番で黒を1子から4子取れる図を9路盤で作ってアタリの問題を解いてもらったが、クラスによって凸凹はあるが休み前と変わず、安心した。顔を合わせるたびに「囲碁大好き」と言ってくれる園児が多いのでやりがいを感じる。たまたま母親囲碁の集まりが日を続けて開かれ、前回と同じく40名が参加した。2回目にもかかわらず13路盤で打つ人が何組もいる。恐らく家庭で囲碁を打っているものと思われる。副園長が粋な行事を考えてくれた。数日前、敬老の日関連の催しで園児の合唱した歌を聴いたおじいちゃんおばあちゃんが大勢涙を流したそうである。二日続けて指導に来た私への感謝の気持ちを歌でお礼します、とその歌を披露してくれた。一緒に聴いていた40名の母親の中にも涙を拭いている姿が何人もあった。多くを語らずとも、音楽は数分で人を感動させられる、と改めて実感した。
船幼

昭和学院小囲碁部・アフタースクール

2015年09月10日 23:14

3年前に昭和学院小学校の保護者からk持碁指導を頼まれた。幸いその年と翌年千葉県の小学校代表校として全国大会に出場できた。今年は主将が卒業してチーム力が落ちたので全国大会出場は逸した。来年は今年の選手が二人卒業するので新しくチームを創らなければならない。全国大会に出たことで囲碁への興味を持つ生徒が増え、囲碁クラブと囲碁アフタースクールの生徒は39名いる。囲碁の教室に通っているのは二人だけで、ほとんど初心者である。来年6月の県大会に向けて選手候補を、と前回から目配りをしている。初心者としての棋力はみな変わらない。ただ囲碁が好きになりそうかどうかは問題を解かせたり、打っている姿を見ていれば何となく感じる。次回から皆に宿題を出すことにした。宿題に取り組む姿勢から囲碁が好きになるかわかるであろう。
市川市長表敬
市川

若松小学校

2015年09月09日 20:09

若松小学校昔あそびクラブに囲碁を取り入れてもらえることになった。若松幼稚園母親囲碁の会幹事役の細根さんの息子さんがこのクラブに入っていることから、校長先生に話してもらって実現した。校長先生は、十年来囲碁部の指導に行っている習志野市の小学校の前々年の教頭で既に知遇を得ており、囲碁についても理解があるはずだからお願いしてみれば、と細根さんに奨めていたのである。昔あそびの中に囲碁、とは違和感があるが、24人のクラブ員の半分は囲碁は初めて、半分は若松幼稚園で山下から囲碁を習ったということである。大雨で大遅刻したらコマやオセロで思い思いに遊んでいた。囲碁15級の細根君に入門講座を手伝ってもらい、マナーとルールは説明できた。囲碁の時間はあと二回予定されているので囲碁が打てる、と言えるまでに指導できるであろう。終了後、校長室で雑談していたら秀策や因島の話がでたので、江戸時代の囲碁から現代の囲碁の話をしてきた。
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