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棋譜並べ

2015年02月28日 21:24

今日の山下塾にOBの中川剛志君が指導に来てくれたので、おもにジュニア組をみることができた。山下塾では毎週知的格闘技を表している日中韓のプロ棋士の棋譜を宿題として出している。誰か一人が代表して指導用磁石碁盤に並べた棋譜に塾生全員が自分の好きな手を発表する。今日の並べ手はジュニア組の小学校1年生ヒロアキである。就学前の塾生が宿題の棋譜をどんな長手順でも完全に暗記してきたのは、山下塾をやっていて二人だけであった。6歳くらいの子供に棋譜並べを強いて囲碁が嫌いになっては元も子もないので、20手くらい覚えてきたらよしとして褒めてきた。ヒロアキのように完全に覚えてくるなかまに刺激されてか、このところジュニア組の塾生が棋譜を完全に覚えてくる。大人でも一局を暗記するのは難儀だが、5~6歳の子の能力の高さに驚かされている

昭和学院小

2015年02月27日 19:02

昭和学院小学校囲碁部の教室に入るとT君が丸坊主になっている。新学期には中学生になるからなの?、と聞くと周りの子が罰で坊主になった、と教えてくれた。T君にほんと?、と聞くとハイ、と答えた。、やるべきことをやらなかったら丸坊主になるのが彼の家の約束ごとのようだ。これで二度目で、三度目の罰は大切にしているものを取り上げられることになっています、と言っている。T君の家庭の躾けの良さを感じて気持ちが良い。男の子から日本男児になったね、と感想を伝えた。帝国ホテル

神明幼稚園2

2015年02月26日 23:39

神明幼稚園の年長組4クラスの囲碁指導は2回に分けて行われる。先週の二クラスは6路オセロジュン碁で終わりにした。今日の二クラスも同じにしようと思ったら指導用の6路盤が用意できなかったので急遽9路ジュン碁に切り替えた。思いのほか園児は理解して何局か終局出来ている。名前を呼んで前に出てきた子一人ずつに修了証を渡すのは、15日に控えた卒園式で卒園証書をもらう練習になる。元気に「ありがとうございます」と受け取ってくれると気持ちが良い。つい「立派な一年生になりますね」と声をかけてしまう神明2

屋敷小学校囲碁部最終

2015年02月25日 23:32

屋敷小学校だけは囲碁部指導日の前日に必ず担任の亀山先生から「明日はよろしく」と電話が入る。今年の部員は23名であるが、最終日の今日は囲碁大会とした。先生に入ってもらい1チーム6名の総当たりリーグ戦とした。4年生から6年生までを分けてチームを創ったので4チームが星ひとつずつの差で順位が決まった。一人一人に修了証を渡したら、生徒の寄せ書きをもらった。囲碁を教えていただきありがとう、面白かった、などのコメントが殆んどであったが、なかに「先生はいつも笑っていた」「強い子だから、と皆に言ってくれた」とのコメントがあった。小学生の囲碁指導のヒントをもらったような気がした。yasiki

薬円台小学校囲碁部

2015年02月20日 21:50

薬園台小学校は前の首相野田佳彦さんの出身校で60年の歴史を持つ。市内の小学校の囲碁クラブは囲碁将棋倶楽部、伝統遊戯部、等の名前で、囲碁部だけの名称はここ薬園台小学校のみである。今年は生徒も少なく12名、6回の指導であった。今日が最後の指導となるので、ペア戦囲碁大会とした。45分の時間で13路盤で3局対戦し順位決めをするのだが、それなりの対局をして勝負が決まってきた。最終の指導日を大会とするのは、囲碁は勝負事であること、を体験してもらうためである。勝つ喜び、負ける口惜しさはを実感してもらうには大会が一番である。優勝、準優勝は大した賞品ではないが、嬉しそうに持って行ってくれる。いつものことながら終わりの言葉は「ありがとう」である。
薬園台2

神明幼稚園

2015年02月18日 22:49

神明幼稚園囲碁指導の最終日である。卒園式の予行演習にもなるので一人一人名前を呼んで修了証を手渡す。ありがとうございます、と元気に受け取ってくれると気持ちが良い。午後は父母囲碁の会の最終日でもある。9月から初めて月に2回のペースで8回行った。取り敢えず今日は締めの日なので石の生き死を解説して13路盤で6面打ちの指導をした。一人一人の理解度に合わせて指導ができるので、何といってもマンツーマンの指導が一番である。6人のうち2~3人は次回からは19路盤で打つように勧めた。進歩が速いので聞いてみたらスマホのアプリを使って囲碁の勉強をしているらしい。新学期も父母囲碁の会を開く予定になっていて、4月からは年長組の親を対象に始めるようである。今回の受講者が良い先輩として加わってくれたら、いよいよ神明保護者囲碁の会が発足するであろう。
神明

幼稚園年間囲碁スケジュール

2015年02月17日 22:20

幼稚園で囲碁指導をするようになったそもそもの発端は、12年ほど前に八千代市の幼稚園理事長H氏に知遇を得たことによる。H氏の幼稚園で園児父兄併せて200余名に囲碁入門講座を開いた。その講座の延長として囲碁に興味を持つ幼稚園児7~8名の囲碁指導を始めた。囲碁に興味を持つ幼稚園児対象では如何にも少なすぎるため、船橋市内の三幼稚園に保育時間内で年長組全員に囲碁指導をする提案をして認めてもらえ10年ほど前から指導するようになった。このうち船橋幼稚園と若松幼稚園は毎月一回の囲碁指導日が火曜日に決まっているため、ぶつかってしまうことがある。先に申し出てくれる幼稚園の予定を優先するが、もう一方の予定もあわせて日程を調整することになる。今年度も両幼稚園の調整が巧くいき目出度く年間予定日が確定した。
船橋

若松幼稚園

2015年02月16日 22:34

若松幼稚園では年中組の2月から保育時間に囲碁を始める。今日がその初めての囲碁の時間である。最初にお願いします、ありがとうございました、と対局の初めと終わりには必ず挨拶をしようと教える。次いで勝ってもガッツポーズをしません、勝てば嬉しいのになぜでしょう、と質問する。4クラスとも「相手に悪いから」と答えが出た。大人に同じ質問をしても「相手に悪いから」の発想はなかなか出ない。囲碁を覚えると同時に挨拶することと人の気持ちを思うことを一緒に身につけよう、と話す。6路オセロジュン碁で園児に打たせると1割くらいの子が終局まで打てている。母親囲碁の会のメンバー3人が1回目からどんな教え方をするのか、見学がてら手伝いに来てくれた。6路オセロジュン碁、8路オセロジュン碁、純碁9路から本式ルール9路の順に指導するのを見てもらえれば来年からは母親たちが園児を指導できるようになるだろう。
若松

昭和学院小

2015年02月12日 22:53

先週の昭和学院小囲碁スクールで、たまたま囲碁の会場にいた教師が生徒たちの対局を眺めていた。先生をニックネームで呼ぶ雰囲気があるようで、生徒たちから囲碁を始めるよう勧められていた。今日の囲碁クラブで囲碁担当の先生から囲碁に興味を持つ若手のH女性教師を紹介された。生徒の指導もそこそこに先生にオセロジュン碁の指導をした。たまたまほかの先生も入室してきたので「お二人で」と対局してもらった。オセロジュン碁は慣れると一局10分足らずで終わる。H先生は続けて生徒と打ち出した。観ていると囲碁のセンスはあるようだ。来週も参加するようなら囲碁の面白さを伝えられるであろう。
昭和

モンゴル囲碁交流

2015年02月11日 23:14

モンゴルから囲碁の子供が来るので段取りを、と急な依頼が入った。国際交流基金の援助で様々なジャンルで選ばれたモンゴルの少年約30名が来日し、そのうちの囲碁二人、将棋四人のこどもが両国将棋囲碁センターに来るという。将棋の方は女流プロ棋士と、将棋囲碁センターで勉強している4人の子供に決まったが、囲碁で来る2人の子は14、5歳で4級程度の棋力らしい。概して海外の級は日本の級より辛いので、山下塾生の中クラス3人とレン君を連れて行った。両国らしく白鳳関のお姉さんが応援に駆け付けていた。子供の一方が来られなくなり代わりに4段に勝って選ばれた30歳の青年であった。子供の方はまだ力がついておらずカズキ、ユウイチロウに2連敗だが30歳の青年はレンとトモアキに連勝した。最初からオオカミを追い回すような力碁である。交流試合のあと指導碁を打ちモンゴルの碁界事情を聴いた。名誉会長は旭鷲山、会長はつくば市に10年在住していた研究者である。モンゴルは日本文化を取り入れる気持ちが強いようである。日本との囲碁の交流は2004年以来途ぎれているので、仲間と語らって交流するのも面白い、と感じている。
モンゴル


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