2014年08月23日 23:05
山下塾では毎週世界の棋戦から「囲碁は格闘技」と感じさせる棋譜を宿題として出している。塾生一人ひとりに一番感動した手と勝着と思った手を皆の前で発表させる。19路大碁盤に棋譜を並べる役は何人か決まっている。たまたまいつもの並べ役が欠席だったのでで暗譜が得意のはずのS君に並べてもらったら、なんと時々棋譜を見ている。S君は幼稚園児の時300手を超える棋譜を暗記していた。小学生4年になり学校の勉強が忙しくなったのは理解できるが、棋譜並べに時間が取れていないようだ。「記憶する回路が脳細胞に構築されればどの分野でも通用する」という説がある、と塾生に話した。次回は誰に並べ役をさせても暗譜してくることを期待している。
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