2014年07月15日 21:45
船橋幼稚園では保育時間内で行っている囲碁指導を1年に1回母親に見学させる。囲碁の認識が高まるので、願ってもない行事である。参観が始まる前に卒園児が千葉県子ども囲碁大会に出てDクラスながら優勝して「週間碁」に名前が記載された新聞を園長先生以下に紹介した。「エッあのマイペースだったギンちゃんが」、と副園長、担任の先生が吃驚して成長ぶりを喜んでくれた。母親参観は大人が30人以上教室の入るので、時節柄汗まみれになってしまう。母親はクラスの様子より我が子は如何に、と見ている。できるだけやさしい問題を出して沢山の園児が答えられるように計らう。普段と違い緊張して固まってしまう子がいる。そんな時は、すぐに正解を教えないでヒントを与えながらじっくり待ってやる。正解に達したら拍手である。園児同士の対局になればいつも通り夢中で打ち出す。我が子が真剣に囲碁の対局に取り組んでいる姿に感動する母親が多い。街を歩いていると、見覚えのない若い女性から挨拶されることが増えた。100人の母親が囲碁の先生として顔を覚てくれるのである
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