2013年11月12日 20:38
幼稚園児では、どうしても囲碁の理解度に個人差が生じる。しかし幼稚園の教育方針は出来る園児を育てるのではなく、全員に理解させるのが目標である。囲碁指導で「アタリ」をしっかり理解させるには、かなり時間がかかるので大半は石とりゲームをさせ、正規のルールを教えるのは、卒園近くになってしまう。だが、若松幼稚園の母親の入門講座では当然最初から正規のルールで指導する。「家庭で囲碁を」、が目的だが、石取りゲームの園児と正規のルールの母親とでは戦えないので、予定を速め今日から園児に正規のルールで指導することにした。いつも忙しい園長が今日初めて一つのクラスで園児と一緒に囲碁を打ち始めた。必死な表情で打っているように見えたが、終わってみれば大差で園長の勝ちで、飛びあがらんばかりの喜びようである。「ガッツポーズ」しないことにしています、と注意したほどだ。園児は園長が一緒だとことのほか喜ぶ。園長も少し囲碁の面白さを感じたようで、芽出度い。


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