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正規のルール

2013年11月12日 20:38

幼稚園児では、どうしても囲碁の理解度に個人差が生じる。しかし幼稚園の教育方針は出来る園児を育てるのではなく、全員に理解させるのが目標である。囲碁指導で「アタリ」をしっかり理解させるには、かなり時間がかかるので大半は石とりゲームをさせ、正規のルールを教えるのは、卒園近くになってしまう。だが、若松幼稚園の母親の入門講座では当然最初から正規のルールで指導する。「家庭で囲碁を」、が目的だが、石取りゲームの園児と正規のルールの母親とでは戦えないので、予定を速め今日から園児に正規のルールで指導することにした。いつも忙しい園長が今日初めて一つのクラスで園児と一緒に囲碁を打ち始めた。必死な表情で打っているように見えたが、終わってみれば大差で園長の勝ちで、飛びあがらんばかりの喜びようである。「ガッツポーズ」しないことにしています、と注意したほどだ。園児は園長が一緒だとことのほか喜ぶ。園長も少し囲碁の面白さを感じたようで、芽出度い。
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母親囲碁入門講座

2013年11月11日 22:04

碁楽教室のM君はM家12代目当主だが、彼の先祖代々の墓地に案内されたことがある。船橋駅南口からメインストリートを国道14号に抜ける寺歴の古い寺院のなかに、一段高く大きなM家の墓地があった。市の中心部の繁華街にこんな立派な墓が!、とたまげたものだ。その寺院の明照殿で今日、船橋幼稚園母親入門講座を行った。立派な寺院では緊張するだろう、と副園長が気を遣ってくれたが、僧籍を持っているゆえ自分の家のような安らいだ気分でいつもと同じである。園児指導のサポート役は年長組母親の倉持さん、目の前の船橋公民館囲碁サークル娯楽教室の玉木会長、斜め角のスクエア囲碁サークルの青木会長である。二人の会長には、今日の講座終了後続けたい人の受け皿の紹介も兼ねて来ていただいた。40名近い参加者の多くは来年から囲碁指導をする現年中組の母親で1/4の割合である。教育現場での囲碁、女性と囲碁、マナー、ルールを一通り説明して9路盤の対局を進めた。初心者らしい質問があちこちから出て、速い人は何局も打てる一方で、一手一手考え込んで進まない組もあるのはいつもの入門講座と変わらない。2面打ち指導も4組ほどできた。付ききりで観ていた園長の眼には、頭を使い、かつ楽しんでいる母親達の姿が印象深く映ったようである。終了後のお茶の席で、園長が倉持さんに今日参加した母親の会を作るよう、提案していた。もしできれば、若松地区に次ぐ囲碁普及の拠点になるだろう。
船橋

継続は力

2013年11月11日 16:29

学童保育所と云う学校授業のあと四年生迄を対象に預かるところがある。
訪問をした当初はなかなか子供たちに馴染んでもらえず、一緒に行っているМさんに励まされながらの訪問であったが、Мさんに”何かを説明した時にこちらを向くのは5%だよ”と助言をされ、いきなりの100%を目指していた自分に気がついた。
当初は碁は嫌い!碁なんてやらない!と言って、石取りゲームで遊んでいた子供たちが、今では我々の顔を見ると碁盤を出して打っている。
先生に挑戦だ!と寄って来る
つくづく継続は力であると思う
                                                加納               

母親囲碁入門教室2

2013年11月06日 08:57

若松幼稚園母親囲碁教室の二回目である。小さい子供連れ、臨月近い人等々36名の母親が集まった。1回目で全員9路盤で打てたので、今日は13路盤で打ってもらった。入門で何より大切なのは、思ったよりやさしいと感じてもらうこと。それには終局まで打って、勝ち負けをはっきりさせることが肝要で、技術的なことは教えないでひたすら打たせることである。初めてだと、取れている石がそのままになっていることがあるので、それだけを注意してやれば十分である。2時間弱で4局打つ人もいれば、1局も打てなかった人もいた。最後の日に19路盤を経験してもらうつもりである。3回の講座の中で本式の囲碁をった、と全員に思ってもらうのが目標である。

寄付金

2013年11月05日 23:02

幼稚園と小学校の囲碁指導を手伝ってくれているTさんから、10万円を手渡された。日頃幾つかの囲碁指導に付き合い、こども囲碁普及の活動を見聞きしているTさんの、子供の健全育成に囲碁は有効である、との思いから、活動に役立ててもらえれば、との趣旨である。名前は出さないでほしい、と堅く言われた。その気持ちをありがたくいただくことにした。幾つかの会を思い浮かべたが、実務的な活動をしていて金銭的に厳しい、NPO法人囲碁文化継承の会で使わせてもらうことにした。これまでこの会には企業、財団、のほか公的な助成金をいただいてきたが、個人からの寄付は初めてである。なるほどと思ってもらえる使い方を考え、厚意に報いたい。
幼稚園

東邦大学祭

2013年11月03日 21:54

子供囲碁フェスタ2013への参加22名の手続きを、お母さん方の協力の元、終えることができた。
今の子供たちの参加は2010よりでUちゃんが年長で30級であった。
翌年には29級、同年加入してきたRちゃんは30級で揃って参加した。
それが今年は共に9級の申し込みをした、「石を囲むと取れますよ」と教えた事を思い起こすと感無量である
大会への参加は子供たちの励みとなり自信を付け成長する良い機会と捉えている、
このような大会がいつまでも続いてほしいと願うものである
                                          

                                         加納

 


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