2013年10月30日 22:58
神明幼稚園では囲碁保育の時間枠の最期は園長との対局が定例となっている。幼稚園指導を長くやっているので理解している子、まだよくわかっていない子の区別はつくから、相手をする園児はクラスの中で理解が進んでいる子を選ぶことにしている。先生から質問をすると、わからなくても「ハイ、ハイ」と手を上げる園児が多いなかで、今日、園長との対戦に選んだK君は、質問してもあまり手を挙げない大人しい子である。引っ張り出すように前に出して園長と打たせた。K君は園長の石のキズを見つけ、また自分の石のキズはカバーして園長に大勝した。おそらくK君は、この対局で自信をつけたと思う。また今日の出来事を家に帰って話すであろう。引っ込み思案だったK君が前に出るようになったかどうか、気にかかる。園長と打った事が一つのきっかけになって、もし積極性が出てきたとすると嬉しいことである。


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