2013年09月28日 22:46
幼稚園児と低学年の小学生に囲碁指導をしていて、ついでに算数の基礎的なことを教えることがある。終局したとき互いの「地」を計算する場面で、地の計算がひと目でわかるように10の単位で地をつくるのが通例である。幼稚園児でも23目(もく)と19目では、どちらが大きいか、は殆んどの子がわかる。いくつ大きいの?と聞いたときすぐに答えられない児には、碁石を取りだし眼で計算させる。続いて、31目と13目はどう?、と違う問題を出してみる。ところで、今日1歳小さい幼稚園年中組の児と2局打った時、同じことをやってみた。何目違うかわからなかったので、石を2個づつ並べ10の塊を造り、数えさせたら答えが出た。碁石を一つかみ出して幾つ?と聞いたら、石を10個の塊に造りだし、全問答えたので先ずは二ケタの認識は出来たようだ。幼児への囲碁指導の副産物の一つは、二ケタの足し算、引き算ができるようになることである。


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