2013年05月30日 19:46
S学院小学校二回目の指導である。前回はクラブ活動の時間が始まっていたため、囲碁の話が中心だったので、講座としては今日が初めてということになる。部員のうち囲碁が打てる生徒は二人くらいなので、まずは「囲碁ってすぐ打てて、楽しい」と思ってもらわなければいけない。講義は2問解説して、あと18問を答えるプリントを渡した。ほぼ全問正解に達する問題である。次いで生徒同士の対局である。13路盤を用意してはいたが、少し無理かな、と思いつつ19路盤で打たせてみた。部員全員の対局を見ていると、少し囲碁を知っている生徒がわかった。ぼろぼろに石を取られる生徒もいる。囲碁を始めたとき、ぼろ負けして囲碁を嫌いにさせないのが一番大切である。折角囲碁に触れる機会を得て、嫌いにさせてはいけない。すぐにその生徒と対局してリードしながら「少しわかった」と思わせることである。顧問の先生から 下校後、何人かの児童が「囲碁を勉強してくる」と言って帰って行きました、とメールが入ってきた。第一歩は上手くいったようである。
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