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3日で囲碁が打てる

2011年11月30日 01:11

船橋市立中野木小学校囲碁部の指導は、今年度は3回で組まれている。一回目に四つ目殺しだけを教え、地取りゲームをやってもらった。二回目の今日、一番前の席の児童が「先生わたしのこと覚えていますか?」と前回同様聞いてきた。神明幼稚園で囲碁指導をしたOさんである。彼女が半年前の第1回目に出した宿題のプリントを提出してくれた。一人でもOさんのような囲碁に熱心な児童が居ると全体の空気が締まる。二回目は終局の状態を理解させる問題を出し、後は九路盤で何局も打たせるようにした。これまで「4日で囲碁が打てる」講座は何回もやってきた。今回の中野木小の経験から「3日間で囲碁が打てる」講座カリキュラムができそうである。

船橋市長杯

2011年11月27日 01:13

今日、ふなばし囲碁協会主催第29回船橋市長杯争奪囲碁大会が浜町公民館で開催された。市内各囲碁サークルから5人で一チームを作り市長杯を争奪する大会で、40チーム200名が参加する大きい大会だ。年に1回開催して29年続いている。市長の祝辞に老若男女が一緒に楽しめる囲碁と言う言葉があったが、文字通り小学生から高齢者までの集まりである。AクラスからDクラスまでのチーム編成を見るとAクラスで平均年齢10.4歳のチームがあり、Bクラスでは86歳を筆頭に、平均年齢77歳のチームもあった。10.4歳チームは山下塾チームである。Aクラスの主将、副将は市内でも名うての打ち手であるが山下塾チームは主将、副将で6勝2敗であるから立派な成績であった。子どもたちが真剣に打つ姿は大人たちに一陣の爽やかな風を感じさせたようだ。



夢タイム

2011年11月25日 01:14

八千代台西中学校の夢タイム囲碁授業も10回目となると互いに呼吸がわかってくる。通う道も昼の時間帯で空いている道路がつかめてきたので、授業時間15分前には到着出来るようになった。その時間は昼休みが終わった後の全校生徒による掃除の時間である。来客用の玄関に入った時、掃除中の女生徒が来賓用のスリッパを揃えて出してくれた。外部講師への対応が身に付いている。授業に入っても生徒がしゃべりだすと、リーダーの「静かに!」の一声で静まる。選択科目が7科目あるなかで、3年生130名のうち32名の生徒が囲碁を選択した。折角囲碁を選んだ生徒に囲碁のルールがわかり、打てるようになった、だけでは物足りない。囲碁の試合を経験してもらいたいので、残り2回の授業で囲碁大会をすると発表した。個人戦では消化できないので4人1チームの団体戦にした。8チームをどう編成しようかと提案したら、自分たちで組ませてほしい、と言ってきた。じゃんけんか抽選でもするのか、と見ていたら、2~3分で32名が8チームに組めた。いかにも話し合って決めることに慣れている様子である。この学校だからなのか、今の中学生の特質なのかはわからないが、とても新鮮に映った。

囲碁授業

2011年11月09日 01:16

今日は特に気合いの入る小学校の、囲碁指導日である。船橋市の協働課からNPO法人囲碁文化継承の会の活動状況を取材するスタッフが同行していることでもあり、しかも上の孫が通う小学校での指導でもあるからだ。この小学校の伝承クラブは日本の遊びをいろいろ体験させる目的のクラブである。今年初めて囲碁がその中に入った。今日が二回目である。クラブ部員の中には、幼稚園の時私に囲碁を習ったことがある生徒や、3年生時に一回だけ囲碁を教えたクラスの子もいて、今年度2回目ながら13路盤19路盤で打てる。子供たちには講義は無用で兎に角打たすのが一番である。だが丁度明後日中国西安市から囲碁団が来て交流試合をする。その選手にこのクラブから、5年生の女の子がが出るので唐の時代の吉備真備の囲碁伝説の話をした。囲碁指導は2回で終りだが生徒の一人が追いかけてきて「伝承クラブのフリーの時間が1時間になるから僕のおじいちゃんと勝負して」と言ってきた。「勝負してもいいけど君達の時間では打てないよ、先生にフリーの時間にもう一度囲碁がやれるよう頼んでみる」と言っておいた。



研修会

2011年11月08日 01:18

今日若松幼稚園で「船橋市幼稚園、保育園および小学校合同研修会」と言う長い名前の研修会があった。市内の表記の関係者と教師が幼稚園児の保育の状況を見学しお互いに勉強する会である。60名ほどが参加して二クラスを見学する。そのうちのひとつのクラスに囲碁授業を当てられた。やはり若い先生より年配の先生の方が園児が囲碁を楽しんでいる様子に興味を持っていた。囲碁は難しいのに幼稚園児がよく打っている、との印象を持ったようだ。囲碁がわからない人には不思議と思うだろう、だが囲碁がわかる人が見れば「なんだ囲碁授業と言うけどこの程度か」と思うに相違ない。それでも囲碁を初めて観た若い先生は囲碁の認識を高めたであろう。

囲碁将棋部

2011年11月05日 01:19

I 学園囲碁将棋部の指導に行った。将棋部に今年から囲碁が加わり、囲碁将棋部になった経由から将棋部員の方が多い。対局室は立派な日本間である。折角囲碁の指導に来ているので形も示したいので指導対局中は正座にしている。私自身、畳で打つことが少ないので久々の正座は足がしびれる。将棋は強い生徒がいて練習日には熱心に将棋を指している。真剣に指している一組が一番強そうに見えたので観戦すると、どうやら初段くらいの腕前である。ほかに一人高段者が居るのでこれなら千葉県中・高校の将棋大会団体戦に出場しても戦える。囲碁の方も団体戦に出場するのが来年からの目標である。囲碁を打つ生徒は何人か居るはずであるが、今期は新学期に行われる部活のオリエンテーションに間に合わなかったので、来春は生徒集めから始めたい。2ヶ月特訓すれば県代表も夢ではない。
今日指導の終り頃先生らしい人が見学に来た。伺うと教育実習生で学園のOBである。囲碁も将棋も少しやるので教えてもらいたい、との話である。先生に囲碁の理解者が増えるのは大歓迎で、次回チャンスがあればよろしく、としておいた。




夢タイム

2011年11月04日 01:20

今日は八千代市立八千代台西中学校の「夢タイム」囲碁授業である。珍しく道が空いていて30分早く着いた。昼休みに続いて掃除の時間があり、そのあとが囲碁授業である。掃除の時間は生徒は受け持ちの場所に先ず整列してから始める。一人の生徒が遅れてきたら先生が何故遅れたか聞き糺して、「他の生徒以上に作業をしろ」と命じている。外部講師はこれほど厳しくは出来ない。囲碁授業では冒頭少し話をする。今日は囲碁から転じて日常語になった言葉を紹介した。何人か聞いていない。幼稚園なら「ピッ」と大声を上げれば静まる。小学生だと「人が一生懸命話しているから聴きなさい」と強く言えば収まる。中学生ではどんな注意をすればいいか、まだよくつかめていない。対局には何路盤を遣ってもいいことにしている。九路盤一組、13路盤10組で19路を選んだのが5組あった。授業時間50分で8回目だが、19路盤で形になっているから吃驚した。当然だが、やはり中学生が一番早く打てるようになる。





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