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敬老記念

2011年09月27日 01:32

夏休みをまたいで船橋幼稚園に指導に行った。この幼稚園では敬老の日にちなんで園児の祖父母を招待する。祖父母と園児が一緒に遊べるよう囲碁の部屋、折り紙の部屋、喧嘩ゴマの部屋等、園児は好きな部屋に行き祖父母と一緒に遊ぶ企画である。囲碁の部屋で評議員の一人が「オセロでなく囲碁が打てるの?」と吃驚して孫をこの幼稚園に入園させたいと言ったそうだ。南の九州から、被災した岩手県からと200名以上来園した折の話しである。岩手で今回の東日本大震災で被害に遭われた人は孫と抱き合い涙を流し絆の大切さを実感し、今日もらったエネルギーでまた頑張れます、と帰ったそうである。
 祭神「孫の力」と言う雑誌が発刊された。祖父母にとって孫の力は限りなく大きい。雑誌に『孫の力』認定カメラマンを募集していた。思えば撮った写真で良いと思ったのは孫たちを撮ったものばかりである。応募してみよう。

長寿表彰

2011年09月26日 01:33

昨日の長寿表彰はS氏で満90歳である。伺ったところ、兵役でフィリピンへの輸送船の中で「お前やれ」と囲碁を奨められてから70年のキャリアである。S氏は公認会計士で、まだ現役らしい。自分の足で通い囲碁を楽しまれているのは囲碁ファンの鏡である。単に囲碁を打つだけでなく今日も大会に参加して勝負を争うところなど、気力も十分である。韓国の総人口と囲碁人口の比率が日本、中国とは桁違いに高いのは徴兵制度があるからと聞いたことがある。軍隊に入って囲碁を覚える人が多いのである。日本では以前は教員の囲碁ファンが多かった。宿直の時囲碁を覚えたそうだ。今は宿直が無いゆえか30代から50代の教員で囲碁を嗜む教員は皆無に等しい。囲碁愛好家の中年層の空洞化は色々な要素からなので埋めるのは容易ではない。

長寿表彰

2011年09月22日 01:38

ふなばし囲碁協会では長寿表彰をしている。ひとつの基準として90歳前後で囲碁サークルで囲碁を楽しんでいる方を対象にしている。長生きされ元気で囲碁を楽しまれているのは他の方の佳きお手本、目標となる。敬老の日にちなんで行っている。今日は高根台公民館の初心者の会のお二人で、ともに米寿を迎えられているS氏とIさんである。Iさんは女性として初めての表彰で、私とは20年近くの縁である。以前は電車とバスで土曜日のクラブに通われていた。「ちっとも強くなりません」とおっしゃるが囲碁の楽しみ方は一流である。さして考えない。うっかりすると相手より早く石を置くくらいである。勝てば喜ばれるが負けても「アラ負けてる」と軽く流す。こういう方は相手に好かれる。妙に悔しさが表情に出ると後味が良くない。その点見事な棋客である。

考えるときは考えているIさん

峰台小学校

2011年09月14日 01:41

峰台小学校囲碁部には昨年から指導に行っている。船橋小学校から転任した先生が囲碁部を作ってくれた。今年の前期、後期の囲碁部日程を知らされたが、先に約束している小学校と重なっている。学校行事を睨んで部活の予定を組むから変更はできない。市内の小学校の部活の日は水曜日に集中している。部員は16名で昨年より少ない。2回までの指導を近くの公民館囲碁サークルの会長にお願いしてあって、ルールの説明は出来ているので説明はほどほどにして対局してもらう。模範試合一局のあといきなり本当の囲碁ゲームで打ってもらう。9路盤ながら殆どの児童が終局まで打てる。小学4年生以上では、石取りゲームを飛ばして初めから地取りゲームを打たす方が面白さを伝えられることが、今日も分かった。顧問の先生は期末には囲碁大会を希望している。全7回の部活なので6回までに終局まで打てるよう指導しないといけない。教える方の気合いが子どもたちに伝わるので、そう難しことではない。

敬老の日囲碁大会

2011年09月13日 01:42

 若松幼稚園では毎年敬老の日を記念して園児と大人の囲碁大会が開催される。今年は大人は主に中央公民館と薬円台公民館の囲碁サークルと千葉県女性囲碁の会「なのはな会」の会員に呼び掛けて参加してもらった。園児136人、大人26人、保護者100人近くでホールは熱気に包まれた。冷房が全く効かず見かねて母親が子どもの汗をぬぐっている。
 幼稚園側では園児と元気な年寄りが世代を超えて一緒に遊ぶことを経験させる。我々は囲碁を全く知らない30代40代の父親、母親にわき目も振らず碁盤に向かっている我が子を見てもらって、囲碁の認識を高めてほしいという狙いがある。若松地区は若松幼稚園の保育の中で囲碁があり、卒園児の母親が創った子ども囲碁サークル「囲碁っち」があり、子ども囲碁が地域に根ざしだした。兄弟で若松幼稚園に通っていたり、かって通った子どもたちが家庭で囲碁を打つようになれば「家庭で囲碁を」のモデル地区になりそうだ。



夢タイム

2011年09月02日 01:44

 確かにネームミングは大切である。「夢タイム」って一体なんだろうと思わせる。名付けた先生がどんな気持ちを込めたのかは分からない。八千代台西中学校で実施される外部講師による授業の名前である。能楽、茶道、将棋、書道、料理とあって、そこに今春から囲碁授業が加わった。午後の始業時間1時25分になると囲碁の教室に36名の生徒が集まってくる。授業であるから「起立、礼」で始まる。起立されると生徒から見下ろされる格好になる。ことにバレー部の生徒からは二階から見られている心地である。中学3年生ともなると理解度は十分で3回目ながら13路盤で全員が終局まで打てる。クルクル回りながら観ていると19路で打てる生徒が3人いるのが分かった。残り10回の授業で19路盤で囲碁大会をやるまで進めるつもりである。1位から3位まで表彰してやりたいが、今時の中学3年生の喜ぶ景品はどんなものが良いのか悩ましい。





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