2011年08月22日 01:46
鷺沼小児童会では毎年夏休みの一日囲碁指導を行う。児童会は3年生までであるから多い子で3回受けたことになる。殆どの子は初めて囲碁を習う。1時間余だと囲碁のルールを全て解説できない。講義ばかり10分やるとだれてくる。ゲームをやって初めて面白く感じてくれる。ルールも質問し、解答させて進める。今日3年生のK君が前に出て解答をしようとして考え込んでしまった。幼稚園児だと前に出て来て固まってしまう子がいる。固まると見ている子どもたちもイライラして騒ぎだす。K君はこうやるとこうなると口に出しながら考えている。本当に考えていることが子どもたちにも分かり、皆じっと待っている。こんなに考えているK君を多分お母さんは見たことが無いだろう。先生に断り写真を撮り、お母さんに届けることにした。囲碁には考慮時間というものがある。お母さんに考慮時間がどう映ったろうか。


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