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外部講師総合

2011年04月28日 02:36

 午後急に、加納会員宛に八千代台西中学校から囲碁指導が可能かとの問い合わせがあったという、連絡が入った。こんな話は速い方がよいに決まっている。
 早速夕方、加納会員と校長先生を訪問した。
この中学校には外部講師総合と言う授業があり、将棋の他、6つの分野で外部講師を招いている。これまで囲碁の外部講師はいなかったが、新任の校長が囲碁を嗜むこともあって八千代市内の囲碁指導者を探した処、加納会員に行き着いたという経緯だ。
 担当の先生から、5月から12月までに13回の授業を組んでいると説明を受けた。
3年生130名は7人の外部講師から話を聞いてどの授業を受けるかを決めるのである。
5月13日にそのオリエンテーションがある。
生徒18名が平均だが、プレゼン如何により生徒の集まり方が違ってくる。
12日は市川学園、13日はここ八千代台西中とプレゼンが続くので中学生向きの話の組み立てを練ってみよう。

船橋幼稚園

2011年04月26日 02:37

 船橋幼稚園今年度の年長組最初の囲碁指導日である。副園長が小学校の元校長先生に替った。初等教育のプロの方が囲碁授業をどう評価されるか楽しみである。もっとも囲碁を楽しむのは園児なので最初の授業が一番大切なのは言うまでもない。
 テンションを上げて教室に入る。マナーの説明で、勝ってもガッツポーズしないのはなぜ?、の問いかけに4クラス中3クラスで、負けた相手の気持ちを考えるから、と正解が出た。ルール説明からアタリの問題を出すがこの時多くの園児とアイ・コンタクトを取るのが必要である。そっぽを向きそうな園児に如何に興味を持たせるかが肝心である。パッとアタリが分かる子はゲームをやらせているだけでどんどん理解が進む。アタリの説明をしていてその意味ガ解らない子は見ていれば解るので、前に出てもらう。それで解らないときは解っていそうな子に助っ人を頼む。園児同士でゲームを始めてもらうが、園児と2面打ちを何組かやり「もうわかったね、簡単でしょう」と話し、お家でも遊んでね、と頼んでおく。4クラス目にコナミのプールでよく会う子がいた。F後輩の次女Mちゃんである。どのクラスも「面白かった」と言ってくれた。今度、Mちゃんの感想を父親のF君に聞いてみよう。

囲碁文化継承の会

2011年04月24日 02:38

 今日「NPO法人囲碁文化継承の会」の総会を開催した。1年間の実績は会員34名が幼稚園から小、中学校、高校まで囲碁授業、囲碁クラブ、学童保育の場36か所延べ468回、1063名の子供に囲碁指導した。会員がそれぞれの場での活動報告をする。やり易いところ、難しいところ、手応えを感じるところ、虚しく感じられるところ様々である。
 いつも思っていることだが、一番難しいところは児童ホームである。今日の報告でもそれを痛感させられた。元来児童ホームは「遊んで 学んで 友達つくろう」と言う趣旨で0歳~18歳まで、誰でも自由に利用できる子どものための遊び場、という位置付けである。好き勝手な時間にやって来る児童に囲碁の面白さを伝えるのは難事である。
 会員はボランテイア精神で活動しているので、負担に感じるようだと継続が難しい。苦労を掛けているS氏K氏には無理をしないでほしいと頼んだ。
 学童保育の場も様々で、囲碁好きが上手く育っているところは毎週指導しているところである。ほとんどの学童保育の場は月に一回しかない。月に一回では囲碁の面白さが分かるまで育てるのはなかなか難しい。指導者もなんのためにやっているのか、虚しく、張り合いを失ってしまう。
 日本では年々「伝統文化囲碁」の認識が薄れている。30歳代~60歳代で囲碁を嗜む人がボコッと抜けている。幼稚園、小学校で少しでも囲碁に触れていると再び囲碁に出会った時、趣味となる可能性が高い。指導した子供が囲碁好きになる歩留まりは多分2~3%であろう。しかし囲碁好きになった子供は教育的な効果もさることながら、豊かな人生を送ると信じている。
 中国では囲碁が盛んになってきた、と直近のパーテイで聞いた。
 世界の囲碁をリードしていた、かつての日本を取り戻さなければ。

若葉囲碁サークル連碁

2011年04月23日 09:03

今日は若葉囲碁サークルの総会である。総会にはオブザーバーとしていつも脇で聞かせてもらっている。女性会員がいろいろと会の面倒を見ているので発言は大切に取り上げられる。主婦は夜出にくいので、金曜日夜以外にも例会を設けて欲しいと提案があった。会長の提案で金曜日夜4回以外にも日曜日午後に月二回練習日を設けることに満場の賛同を得て決まった。船橋市内の囲碁サークルで月に6回やるのは初めての試みである。
総会が終り懇親会に移ると連碁である。今回の連碁は工夫を凝らしている。これまでの連碁は紅白の二チームで、全員一人2手づつ打つのだが、今回は二人級位者の代表が40手まで打ちそのあとを全員で打つのである。級位者に打ってもらうと解説がしやすいだろうと言う趣旨である。工夫を凝らすのがこの会の良いところである。
全くの初心者から始まったサークルであるが会員30名のうち。有段者が11名も居る。
若葉マークを外したほうが実態に即している。

囲碁将棋部

2011年04月21日 09:04

 囲碁寺子屋の筆子であるS君の母親から通学している学校の囲碁指導者として紹介され、今日校長を訪ねた。囲碁将棋の新学期初の活動日で担当教師を紹介された。今日は子供たちの役割と年間の計画を決める日だということであったが折角来たのだから生徒に10分だけ囲碁の話をさせてほしいと頼んだ。囲碁将棋部員19名のうち囲碁をやりたいのは一人である。いま世界で囲碁が流行っているので覚えると友人が一杯できるよ、と話しながらルール説明をし、磁石碁盤で二人ほどと石取りゲームをした。もともと将棋をやりたいと集まっているので子供たちには迷惑な話であったろう。石取りゲームを続けたのは6人だけである。ただS君の弟が1年生で入学した。二人は有段者である。もう一人打てる子がいれば千葉県の小学校代表校になる可能性が強い。
 7月の大会まで少なくとも一人は養成したいものである。



第三の教育

2011年04月20日 09:06

 H氏の仲介で千葉県内で私学トップクラスのI学園I理事長に会った。無論用件は学校での囲碁教育である。中高2300名の生徒に1万坪の建坪校舎はゆとりのあるものである。4階までの吹き抜けもあり学校と言うより研究所の雰囲気である。図書館は12万冊の蔵書で大学並みで、本にはバーコード読み取りでなくICが埋め込まれているので貸出返還ともに瞬時で済む。
 学園の教育の理念は、家庭で受ける親からの教育を第一教育、学校で受ける教師による教育を第二教育、自分で自身を教育する第三教育と定義し、「自分で自分を教育する」第三教育の達人の養成を主眼としている。
 新学期が始まったばかりの忙しい時間を理事長、校長、担任教師が都合をつけてくれたので囲碁の教育における所感を述べただけでなく、実際の取り組みまで話を進めた。新学期で囲碁将棋同好会の最初の集まりの時、囲碁の話をさせてほしい、もしそれで生徒の眼が輝かなかったら一回こっきりで良い、もし耀くようだったら続けたい、と話し了解してもらった。
 囲碁将棋部員で将棋は千葉県高校代表がいる。
囲碁のはなしで何人が眼を輝かせるか、工夫が必要である。



囲碁遊び

2011年04月12日 09:09

 津田沼小学校の児童会の新学期が始まった。新1年生が16名入会した、例年より少ない。指導を始めて最初の児童が今年中学2年生になったが、弟が1昨年入り、今年その下の弟も入会した。他にも兄姉が退会して弟妹が入会している児童が多い。家庭でも囲碁を楽しめるようにはなってきている。
 新1年生に基本の5つのルールを教えたが早くも「ゲームしていい?」と聞いてくる。昔、囲碁、将棋はルールを知っている誰かが皆に教えて遊んでいるうちに自然に覚えていったものである。今は殆ど囲碁教室、将棋教室、に通って覚えるようになっている。ここ津田沼児童会は毎年毎火曜日の4時半から囲碁の時間になっているので囲碁で遊ぶことは皆できる。見ていると基本ルールを教えたら新1年生は2年生3年生と遊びだしている。3人の指導者は打ってあげるのでなく対局を見ていて、時々コメントをするのに留めている。昨年から80局打つと景品がもらえる方式を導入したのも効を奏している。
 新学期で先生は何人か入れ替わったが囲碁時間の雰囲気は変わっていない。

式祝辞

2011年04月11日 09:10

 今日は全船橋市立小学校の入学式の日である。囲碁部の指導をしている薬円台小学校から招待された。PTA役員を除くと20名弱の来賓の中に囲碁指導者が3名居るのは偏りすぎの感もある。もっとも市会議員も3名居る。今年は小学校2校、幼稚園2園の入学式、入園式に続けて参列した。式では君が代を声高らかに歌い、来賓紹介で名前を呼ばれると「ハイッ、皆さんおめでとう」と大きな声で言い通した。式に参列して楽しみなのは来賓の挨拶を聞くことである。市長、教育委員会、市議、PTA会長、色々である。今年の一番は今日の薬円台小の生徒会長の祝辞である。6年生の女の子がメモも見ず、大きな声で内容のある3分間スピーチを見事にした。二番手は「皆さんに一つだけお願いがあります、元気に挨拶をしてください」、と述べた習志野市長の言葉である。
囲碁指導でルール説明の前に、先ず「お願いします」「ありがとうございました」の挨拶を身に付けてもらうが、
学校でも勉強以前に人間関係の基本中の基本である挨拶がきちんと出来る子に育ててほしいと思う。

薬円台小学校自慢の広い校庭の桜


入園式

2011年04月09日 09:11

 若松幼稚園の入園式に招かれた。小学校の入学式は1時間程であるが幼稚園の入園式は30分がせいぜいである。
 若松幼稚園では入園児が退屈しないよう、式の途中で幼児に人気のあるアンパンマンの遊戯を2度入れている。それでも母親から離れられない児、先生にかじりついている児、途中で泣きだす児、様々だ。
 園児全体から受ける雰囲気は年度により違うが、今年は少々賑やかだ。この若松地区での幼児教育につき、園長から発展的な計画を聞いた。大型マンションができ、団地住民の若返りも進んでいるのを見越してのことであろう。
 今年度も囲碁保育を依頼され、年間スケジュールを渡された。
この地での囲碁継承は園長の事業発展とともに進んでゆくであろう。

入学式

2011年04月08日 09:11

 今年も習志野市立屋敷小学校の入学式に招待された。校長、教頭両先生が新任である。前校長は習志野市の教育現場の担当者40名の前で囲碁の効用を説明させてくれた恩人である。その上、旧知の著名な女性経営者の姪という縁でも繋がっていた校長であった。
 入学式では国歌を大きな声で謡うのが楽しみである。精いっぱいの声を出すので近くの子供達がびっくりした顔で見る。来賓挨拶のほか一人一人肩書きと名前を呼んで紹介する。その時誰よりも大きな声で「ハイッ、皆さんおめでとう」と言うのも楽しみである。
 殆どの新入生は少々大きめの服を着ている。袖から手が出ない子も多くいて、成長期を見越してゆったりした服を選ぶ親心が見えるようで何とも微笑ましい。義務教育9年間のスタートらしい初々しい姿にどの子を見ても頬が緩んでくる。



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