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アイ・コンタクト2

2010年08月31日 10:54

鷺沼小学校児童会は4月から囲碁指導を始めている。昨日が夏休みの2回目である。
初めての子が3人いるので、初歩からの復習である。いろいろな問題を出して答えさせる。
勢いよく手を上げる子を指名して前に出てもらうと固まってしまい、答えの出ない子がよくいる。
2分くらいなら皆だれないが3分過ぎるとざわついてくる。
こちらを向いている子供たちが周りとしゃべりだす。こうなると興味が薄れてくる。
指名する子は手を上げている子でなく、眼をパチッとこちらに向けている子がいい。
全員にゲームを始めさせてパチッときていたHちゃんとR君を中心に個別指導した。
思ったとおり理解が早く、興味を示してくれた。
一人でも二人でも囲碁が面白いと思う子ができれば囲碁が教室に馴染んでくる。
Hちゃん、R君頼むよ。


大人のガッツポーズ

2010年08月29日 10:55

第13回新京成沿線囲碁大会が開催された。
もともとは級位者大会の名前で行われていたがいかにも低いイメージがするので改称したのである。
級位者が中心だが初段二段くらいまで16チーム64名が参加している。
この大会のもう一つの特徴は船橋市と鎌ヶ谷市の囲碁ファンの交流の場でもある。
Aクラスで13回目で初めて鎌ヶ谷市のクラブが優勝した。
この大会で面白い光景があった。年配の紳士淑女の集まりとはいえ、勝てば嬉しいし、負けると悔しい。
ある紳士が3回戦のうち2敗して3局目に2目勝を納めた。そのとき思わずガッツポーズが出た。よほど嬉しかったようである。いつも子供達には勝ってもガッツポーズはしないと教えているが、この紳士は童心に返ったように邪気なく喜びを表現している。
大人のガッツポーズはよしとするか。

地産地消

2010年08月27日 10:56

中学校と地元の公民館のサークルと連携をとっているのは珍しい。地域の力を教育現場に生かす発想である。
地産地消と同じ考え方である。
八木が谷中学校日本伝統遊戯部の夏休み最終練習日なので見学がてら八木が谷公民館に行った。中学校の部活で公民館の会場、道具、コーチを使うわけである。顧問の先生の理解なしにはできない。
囲碁ではこのような取り組みを聞いたことが無い。
ほとんど13路盤で打っているので最終日だから全員19路盤にしようと提案した。打ち出した生徒達の碁を見ると随分理解が進んでいる。
十分19路盤で打てるのがわかった。学校には19路盤が足りなかったと記憶している。連盟発明の紙碁盤を寄贈しよう。
次の予定があるので、夢中で打っている生徒に黙って部屋を出ようとした。
先生が「お帰りなるから手を止めて挨拶しよう」と言って全員でお礼を言われた。
広瀬先生ありがとう。



放課後ルーム

2010年08月26日 10:57

船橋市の学童保育は放課後ルームと呼ぶ。
今年初めて放課後ルームに囲碁指導が2ルームできるようになった。
その一つ、薬円台南小学校放課後ルームは70名の児童にNPO法人囲碁文化継承の会の3名のサポーターの協力を得て夏休みに4回行う計画で、昨日で修了した。
4回だと1年生は「よくわからない」の声がでる。3年生は9路盤で終局までほとんど打てるようになった。
夏休みの放課後ルームは朝8時から夜7時までである。先生も大変だが、子供達もルールが決められているので家にいるのとは違う。囲碁の時間がある種の息抜きになればと進めてきた。
囲碁の時間の後はおやつの時間である。一緒に食べると話しが弾み、親しみが湧く。
修了証を渡した後、先生と子供達の寄せ書きを貰った。
似顔絵つきの寄せ書きを声を出して呼んでいたらちょっとウルッときた。


夏休み小学生囲碁教室

2010年08月25日 10:58

船橋市青少年会館の企画で小学生囲碁教室が4日間開かれた。
青少年会館は青少年のグループ活動、スポーツ、レクリエーションや工芸、音楽などの文化活動に利用できる。体育館、レクレーション広場もあって立派な会館である。ただ足の便が少し悪い。
昨年も4日間の親子囲碁教室が開かれた。
ここは囲碁指導を保育の中で取り入れている若松幼稚園から近い。
ここを会場にして卒園して囲碁を続けたい子供のための囲碁教室「いごっち」が昨年から発足した。
「いごっち」はお母さん方が主体で運営されている。会場、講師の手配もお母さんがやっている。
毎年夏休みに囲碁教室が開かれ、若松幼稚園の卒園児が「いごっち」に入ってくれば会員は100名くらいになるのではと期待している。
さて今年の教室は呼びかけのタイミングがずれたのか参加者は少なかった。それでも全く初めて打つ親子、13路盤でしか打てなかった子が19路盤で撃てるようになったりでそれなりの手応えはあった。
終わりに手製の修了証を渡したときの子供達のキラキラした瞳が何よりのプレゼントである。



手応え

2010年08月18日 11:00

久々囲碁寺子屋に行けた。旅行やら宴会やらで3回パスした。聞くと夏休みで田舎に帰っていたりで筆子も少なかったようだ。
いつもは有段者の子供の指導を主にしているが今日は有段者が一人しかいなので二桁級の筆子の指導に当った。
二桁級だと全く考えずに手の趣くまま、相手が打ったら反射的に打つ。うっかりしていると二手続けて打つくらいの勢いである。それはそれでいい。Uちゃんの碁を見ていたら自分の大石が駄目に立ったとき、手が止まり考え込んでいる。手を読んでいる。来た!と思った。ばたばた打つ段階から手を読むところまで来た。考えることを覚えると急に伸びるものである。
終局してからその場面を再現して「ここで考えたね、もう一手前で考えればよかったね」「これから打っているとき時々考えてみよう、そうすると初段にすぐなれるよ」と話した。
残った時間で今日のテキストの問題をトライさせた。やる気が出てきた。終わりの挨拶をしてからも有段者の問題に取り組んでいる。大いに手応えを感じた。

東邦祭

2010年08月16日 11:01

昨年、千葉県少年少女囲碁大会を開催する会場が取れなくて難儀した。それまで使用していた公民館が年4回から2回しか使えなくなったのだ。会場確保に困っている話は方々でしていた。津田沼囲碁クラブのお客であった東邦大学のK教授が聞きつけ、東邦大学キャンバスを使わせてもらえることになった。タイミングよく学園祭・東邦祭の日に子供囲碁大会を開催することが出来た。足の便が悪いので心配していたが、100人以上の大会となった。好評だったので今年も参加希望を出し、今日打ち合わせに行った。
昨年は学園祭の場所を借りての囲碁大会であったが今年は東邦大の学生諸君を対象にした企画を立てると話してきた。囲碁を授業にしている大学は東大、早大、慶大とあるが、そのいずれも選択科目である。東邦大学の情報科学科があるクラスは必修科目になっている。その大学で囲碁のイベントをやるからには昨年と違い学生参加型にしたいと提案したわけだ。
実行委員会のメンバーと打ち合わせを済ませての帰路、偶然K教授に出会った。
単なる偶然であるが、縁の深さを改めて感じた。

碁打ちの鑑

2010年08月14日 11:02

今日船橋市生き生き同窓会親善囲碁大会が開催された。市民大学卒業生の囲碁大会である
今回が第37回目である。いつも開会式で挨拶をする。
今回の大会については世話役がお盆の今日しか会場が取れなかった苦労を聞いていたのでそのことを話した。
その世話役の苦労に応じてお寺さんが来たり、子供、孫が来たりの諸事情をやりくりして大会に参加した方は囲碁ファンの鑑と話した。
この大会にはA、B、Cクラスの市長杯がある。順位の決め方はスイス方式であるが、同じ得点なら年長者が優先するルールは市民大学らしい。
もうひとつユニークなのは敢闘賞の出し方である。4回戦の内3勝すると敢闘賞が出る。3勝者のほかに全員で最後に抽選会をやる。
大会では2敗すると帰ってしまう人がいる。閉会式で抽選をやるとかなりの人が残ってくれる。最後の表彰式で参加者が大勢いると盛り上がる。
今後他の碁会でこの方式の敢闘賞を出すことにしよう。



指導と導師

2010年08月08日 11:04

昨日はNPO法人囲碁文化継承の会を設立した時の友、福島君の一周忌である。
彼がいなければNPOは設立できなかった。NPO法人なればこそ多少の資金援助が受けられる。
その意味でもいまの日々の活動ができる恩人である。
葬儀のときはフフホトにいて導師の役は務められなかった。
一周忌は夫人と相談して極く親しかった友人だけを招いての法事とした。
学生時代からの友人、会社の同僚、碁を始めてからの友人の代表の集まりである。
お経の後の法話めいた話は自分の思いを語った。今でも彼の夢を見ること、又ほんの数日前、太ったときの彼にそっくりな人に出会い、歩き方が全く同じで危うく声を掛けそうになったこと、幼稚園での囲碁指導がしんどく感じるときは彼のことを思い出しテンションを上げてやっていること等々。
来ている友人達は皆囲碁仲間でもある。碁盤を囲んでのミニ碁会となった。
3面だけ碁盤があるので3面打ち指導碁となる。
法事の導師と囲碁の指導師とごちゃ混ぜになったが、親しき仲間故良しとするか。



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