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囲碁文化継承の会

2010年04月12日 14:51

NPO法人囲碁文化継承の会第4回総会を開催した。当会の指導対象児童は1,065名、指導場所27箇所。指導回数435回である。児童数は延べ人数ではない。年一回の児童から毎週指導している児童の実数である。指導場所は幼稚園、小学校、中学校、高校、児童ホーム、公民館である。会員35名のうち16名が指導に当たっている。県に提出する報告書には日本一と表現したかったが、遜って日本有数とした。収入は財団法人と企業の寄付金、会員の会費で運営している。会員の活動費は交通費補助しか出さない。ひとえに会員のボランテイア精神に支えられている。
総会の挨拶として1.新たに鎌ヶ谷市で活動できること。2.幼稚園、小学校で卒業、入学式に招待され、教育現場で評価を受けていること。3.船橋市の理解が進み今年度から学童保育の場に門戸が開かれたこと、3点を話した。
平成18年にスタートし、これほどの活動が出来るとは有難いことである。
開会の前に山下塾塾生二人からそれぞれの通う小学校、中学校で囲碁部が出来そうだといってきた。碁盤石、講師、この会から手配すると担当の先生に話すよう伝えた。
本年度もさらなる広がりを目指そう。

頂きます2

2010年04月09日 14:53

新学期になって藤崎児童会の始めての囲碁指導である。
この日は入学式のため新1年生20名はみな親と帰った。学校も短縮なので今日の児童会は20名くらいの子供たちである。少なければ少ない分集中して指導できる。
今年1月に食事のとき手を合わせて「頂きます」を教えたY君が打ちたがっている。先生いわく「Y君は休み時間にいつも囲碁の本を読んでいる」と。去年暮れから本碁を教えたのに2年生が自分から囲碁の本を読むとは嬉しくなり、打ってみたら確かに勉強しているだけある。
指導員の山田さんにも打ってもらったが13路盤4子で逆転勝ちをした。
こどもが囲碁の面白さがわかるまで辛抱が必要である。
しかしたまにはY君のように自分で興味を持つ子がいる。
児童会でY君のような子が出るとその会は囲碁が盛んになる。
Y君を強くしてみよう。

児童会窓からの桜

刮目

2010年04月07日 14:54

囲碁寺子屋4月のスタートである。特に宣伝しているわけではないが津田沼囲碁クラブで水曜日の夕方から子供たちが真剣に囲碁を打っている姿を見て孫にと思う人が増えてきている。
今日は初心者講座を受けたばかりの子供から並みのアマチュアでは手に負えない強い子まで幅広く集まってきた。
棋力の幅広い筆子たちだが幸い師匠が5人いるので助かる。
終わりはみんな立ち上がり「ありがとうございました」と挨拶をする。津田沼クラブを出ようとしたら「先生」と呼び止められた。小学生から中学まで山下塾に通っていたO君である。5年振りである。O君は県代表を決める大会で礼にかなわなかったことがあったので、親と一緒に話合ったことがある。
来年は大学受験のはずで「高校は?」と聞くと「行っていません」「じゃこれから自分の路を探すの?」「16から学校に行っていません、建築の仕事をしています」聞くと大きな建築現場で鳶、左官他いろいろ勉強していると言う。
少し気の弱かった子供だったがと思わず刮目してしまった。

悔し涙

2010年04月06日 14:55

津田沼小学校児童会の新学期始めての囲碁指導日である。
一年生は28名だがまだ入学式も済んでいないので全員来ていない。
この児童会は一番古くから指導している。
だが昨年くらいから一局打つと遊ぶ子が多くなってきた。
先生と相談して囲碁の時間は囲碁だけをやるようにしてもらった。
その分、子供たちが退屈しないようにすることが必要である。
連盟の土屋委員作成の対局カードがよく出来ている。それを活用することにした。対局カードは20局打つと昇級するように作ってある。皆に対局カードを渡し全部埋まったら景品を出すと約束した。
1年生は初めての囲碁なのでマナーとルールを説明して、早速石取りゲームを始めさせた。フトみると一人泣いている。先生に聞くと負けたからという。
なんとサトちゃんの妹である。サトちゃんは4年生になったので児童会は卒業である。この児童会で囲碁の腕前が出色している子である。山下塾ジュニア組に勉強しに来ている。大会にも出場する。そのサトちゃんの妹が囲碁に負けて悔し涙を出している。こういう子は必ず強くなる。
家でサトちゃんと勝負できるようになる。楽しみな子ができた。





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