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卒業式

2010年02月25日 15:22

幼稚園、小学校、中学校、高校の囲碁指導が一段落した。
幼稚園では卒園式に呼んでくれる。
卒園式はいろいろな思い出がこみ上げてくるのか何人かのお母さんが眼にハンカチを当てる。
神明幼稚園では祝辞を述べる、今年は子供たち・父兄に何を伝えようか思いをめぐらせる。
今日二つの小学校から電話と手紙が来た。一つは習志野市の鷺沼小学校児童会からで春休みに囲碁を教えて欲しいとの依頼である。同じ市内の児童会の先生から囲碁の評判を聞いたとのことである。
もう一つは囲碁部指導に行っている屋敷小学校からである。
卒業式の案内である。
小学校の卒業式に招かれたのは初めてである。
案内状を良く見ると卒業証書授与式とある。
いま卒業式と言わず卒業証書授与式というのが正式なのか?
最近の卒業式では「蛍の光」や「仰げば尊し」は歌われず、「旅立ちの日に」「マイバラード」が良く歌われると聞く。
国歌は、国旗はどうなのか当日が待ち遠しい。


礼の精神

2010年02月24日 15:23

船橋市立峰台小学校囲碁部の最終指導日である。
ラスト2回で17名の部員のトーナメント戦をやることになっている。
やっと19路盤で打てるようになった子供たちが45分間2回で4~5試合やろうと言うのだから所詮無理な話である。
盛り上がって試合をしている。時間内に終わらないので20分経ったら判定である。
「どっちが良いと思う」と聞くと大体正確な答えが返ってくる。わからないときはじゃんけんで決めた。
賞品3つを優勝者、一番負けた生徒、あとジャンケンで勝った生徒に進呈。
1年間の終わりに一言。今朝の産経新聞コラムに出ていた「守り続けたい礼の精神」を引用して囲碁はどんなに悔しい負け方をしても「有難うございます」勝ってもガッツポーズをしないことを話した。
と言うのは部員の一人P君は外国のこどもである。いずれ母国に帰ったとき勝ってガッツポーズしない文化を話してもらいたいからである。
P君は外人らしく勝つと喜びを大きく表す。
たまたまガッツポーズの話をしていたときP君が騒いでいた。「聞きなさい!」と大きな声で叱った。
叱られたことがあまりないのか修了証を渡すと憮然として教室を出て行った。
礼に始まり礼に終わる棋道精神を外国の子どもに少しは伝わったかしら。

賞品のクリアホルダー

半学半教

2010年02月16日 15:24

船橋幼稚園の最終回を終わった帰りに、津田沼小児童会には行けないとUさんに言ったら「1年生で囲碁が好きになりそうな面白い子が入ったのですが」と言われた。
これは聞き流すわけには行かない。
午後の3つの予定を2つにし、6時からの一品持ち寄りパーテイーに間に合うように帰れば良いと児童会に行った。
久々なもので2人ばかり「打とう、打とう」とせがまれた子と打ったあと、りゅうくんとは初手合わせをした。
アタリがまだ完全に理解していないが、地の感覚を少し教えたら理解が早い。
2年前さとちゃん(津田沼小の囲碁メンバーに育った)に会ったときと同じ感触を得た。
楽しみな子である。
児童会には週に一回なのでさとちゃんにりゅうくんと打つように頼んだ。
ここに「半学半教」(先に学んだ者があとに続く者に教える)が根付けば嬉しい。


修了式

2010年02月09日 15:26

若松幼稚園で年中組の囲碁指導が始まった。囲碁をやったことある人と聞くと何人か手を上げる。
雰囲気で手を上げているようだ。
例によって始める時「お願いします」終わったら「有難うございました」を言う約束をする。
年中組の初回は石取りゲームで相手の石を1個取れば勝ちのゲームを楽しんでもらう。
若松幼稚園では年中組の初回に年長組の修了式を行う。
年長さんを全員集め、「楽しかったです。また囲碁を楽しんでください、挨拶がきちんとできるようになりました」とお礼を言う。
昨年から若松幼稚園の卒園児が囲碁を続けたいと、近くの青少年センターで「いごっち」囲碁教室が始まった。
先日、今年の年長さんが大勢「いごっち」に見学に来た。何人か囲碁を続けるようだ。
幼稚園で囲碁を覚え、近くの囲碁教室に通える環境が出来たのは珍しい。
「いごっち」が若松地区の子ども囲碁メッカになるようサポートして行こう。


プレシア囲碁教室

2010年02月06日 15:28

プレシア囲碁教室は月に3~4回、朝8時から9時までである。
年中組から小学5年生まで幅がある。
ほとんどがプレシアに住んでいるので早い時間でも集まれる。
JRで二駅先から通う子も二人いる。
今日八千代のこども教室の指導者から相談があった。
サッカーをやっていて来たり来なかったりする子らをどうしたら良いか?
一旦教室を閉鎖して本当に囲碁をやりたい子だけの教室にしようかと悩んでいる。
一人二人のため教室の空気が乱れるようなら囲碁をやりたい子だけの教室にしたらと答えておいた。
今の子供は習い事が多く、サッカー、野球、相撲と予定が入るとそちらが優先となる。
プレシア囲碁教室も囲碁が強くなりたい子だけの教室にしたらと考えることがある。
1週間に1時間ほどでは急には強くなれない。
それでも難しい詰碁の宿題も出せるようになった。
下の図の左上の問題は目で15手を読ませるのに出したのである。
15手も先を一目で読めるとは子ども自身も思っていなかった。
2度ほどトライさせたら1年生でも目で追えるようになっている。
少しこどもたちの囲碁の世界が広がったか。

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囲碁寺子屋2

2010年02月04日 15:30

1月に囲碁寺子屋の顔見世をした。
先ずはやってみようと始めたので、生徒より先生の方が多い。
2月から本格スタートである。
生徒6名に先生5人。ほぼマンツーマンである。
寺子屋と名づけたからには囲碁だけではない。
四字熟語を読んで書かせる。音読することが大切なのは昔の寺子屋と同じである。
幼稚園年中組の子にも書かせる。
四字熟語はポジテイブな言葉を選ぶ。
俳句もやる。芭蕉は子供に馴染にくいので一茶の俳句である。諺もやる。
生徒の親は全国区クラスの強い親、囲碁が全くちんぷんかんぷんの親と様々である。
指導碁、対局、棋譜並べ、詰碁とやると指導時間の2時間半はあっという間に終わる。
スタートでは有段者3名、10級前後が3名である。幼稚園から中学生までいる。
今月中に10人の生徒、10人集まれば20人はすぐに集まる。
年内には50人が目標である。
先生が教えるのに夢中にならないようにする。
”楽しく、為になる”がモットーである。

船橋市生き生き同窓会親善囲碁大会

2010年02月04日 15:29

今日「船橋市生き生き同窓会親善囲碁大会」があり、祝辞を述べてきた。
船橋には市民大学校と言うのがある。入学は60歳以上で1年間パソコン、園芸。陶芸、健康、一般教養を学べる。
昭和58年に老人大学として発足したのが母体である。
老人とはネーミングが悪く市民と変えた。
この大学校を卒業した人々が同窓会を作っている。歴史が長いので2000人からの会員がいる。
その中で囲碁の愛好者が年に二回大会を開いている。
今回が36回であるから18年続いている。
主催者の挨拶でクモ膜下出血した方の例の話から健康の話になった。
祝辞は90歳を超えて元気に囲碁を嗜なんでいる人の例を取り、攻め気の強い人が年をとっても元気で囲碁が打てると話した。
今大会での最長老の方の囲碁を観たがやはり攻めの碁である。
積極的なのが長生きの秘訣か。




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