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生活発表会

2010年01月30日 15:31

囲碁指導に言っている若松幼稚園の第14回生活発表会に招待された。
幼稚園の発表会なれど1100名定員の船橋市民文化ホールが満員になる大きな会である。
年少組、年中組、年長組それぞれ3回は舞台に立つ。
朝10時から16時半までの大公演?である。
年少組は歌とダンス、年中組と年長組は歌と劇である。年長組は各組20分余の劇である。
どの劇も練習を重ねたことが良くわかる熱演ぶりである。
司会を年長組の園児が担当する。皆立派な態度である。
若松幼稚園は尾木理事長が平成8年に引き継いだときには園児が26名であった。
今は300人を超す船橋市内有数の幼稚園である。
5年前尾木理事長に保育の一つに囲碁をと、お願いして爾来毎年続いている。
教育理念に「自分の子であれ他人の子であれ、次世代の人に尽くすことは、遠い昔から美徳とされてきました。今こそ、私たちが先達から受けた恩を返し、子どもたちが夢を叶える手伝いをしようではありませんか」とある。
わが囲碁文化継承の会の理念と共通している。

年少組の初舞台

トーナメント戦

2010年01月29日 15:32

千葉県で団体戦の代表になった船橋小学校から去年転任したO先生が峰台小で囲碁部を今年作った。
囲碁部に生徒は20人入部している。
9路盤から始めたがすぐに19路盤で打つ子が増えた。
その都度碁盤を持参し、今は全員が19路盤で対局できるようになった。
O先生は勝ち負けをはっきりさせるのが気に入っている。そこでトーナメントをやることにした。
20人が1位から20位まではっきりトーナメント戦で順位を決めるわけである。
あと2回で順位を決めるには4~5回打たなければいけない。
一回の囲碁部の時間は45分、1局20分で打たなければ終わらない。
そこで20分過ぎたら判定をする。
どっちが良いと断定するのでなく、対局者にどちらが良いと思うかと聞くことにしている。
ほとんど子どもたちは形勢がわかっている。意見が合えばそれで決める。
意見が合わなければジャンケンで決める。
準々決勝まで進んだので最終回に決勝戦が打てる。
「優勝者には賞品あるの?」と聞く。
優勝はもちろん飛び賞もあると答えた。
学校が負担に感じない範囲で、子どもたちに喜ばれるものは何が良いだろう。

足つき盤では正座です。

千葉県で団体戦の代表になった船橋小学校から去年転任したO先生が峰台小で囲碁部を今年作った。

2010年01月27日 15:33

神明幼稚園は決して立地条件は良くないが400人近く園児が通っている。
畑佐園長の体育、音楽、日本文化を取り入れた幼児教育が支持されているからであろう。
日本文化は茶道、囲碁を取り入れている。
今年度の囲碁指導はあと二回となったので地取りルールを指導することにした。
これまでは園長の考えで6路盤をつかっている。
石取りゲームから、石埋め碁で打っていた。
6路盤での地取りは思いのほか園児に理解された。
これまでは地取りゲームは9路盤で4子づつ向かい合わせで指導してきた。
今回の6路盤で園児が「地」の理解を示したことで6路盤の効用をわからせてもらった。
今日の二クラスで指導中大人が3人見学していた。
園長に聞くと園児の送迎バスの運転手の皆さんである。
こどもが楽しんでいるのに大人がわからないのはおかしいと言うことで見学していたのである。
幼稚園の大人たちが囲碁を打つようになればこどもも乗ってくる。

初めての対局図

2010年01月21日 15:35

船橋幼稚園は船橋市の幼稚園でも老舗中の老舗である。
歴史も古く船橋の中心にある幼稚園で大人気である。
住んでいるマンションからも大勢のこどもが入園している。
送迎バスに出くわすと「囲碁の先生」と声を掛けられる。
年長組の囲碁指導は今月と来月の二回である。
お正月におじいさんかおばあさんと囲碁を打った人と聞くとクラスで3~4人いる。
これまでは石取りゲームを中心に教えていたが、卒園までには本当の囲碁ルールを身につけてもらいたい。
幼稚園児は石を取るのはすぐ理解する。地取り囲碁ルールになると個人差が出てくる。
地取りルールの導入には試行錯誤している。
今回から下の図で教えることにした。これまでは一間トビであったが、ちょっと園児には難しい。
今回これでやったら、わりと地の概念がわかったようだ。
これから園児入門にはこれで行こう。


連碁

2010年01月19日 15:36

東京都教育委員会では土曜日も授業を認めることになった。
ゆとり教育の見直しで授業数を増やすのである。
授業数が足りないので部活の時間も制限される。
習志野市屋敷小学校囲碁部には3年間指導に行っている。
昨年までは囲碁部活動は1年を前後二期に分け、年10回指導した。
前後で部員は入れ替わるので部員は5回しか囲碁部活動ができない。
今年は10回が6回に短縮された。これも授業との関連であるからやむを得ない。
6回目の最後に連碁を全員で打たせた。
駆け足の5回指導でどれだけ理解したか知りたかった。
下に乗せたのが実戦譜である。
まあまあの形で打てている。
屋敷小学校でやりがいがあるのは歴代校長以下先生方が地元の力を生かすのに理解があることである。
コーヒーを入れてくれたり、玄関まで送ってくれる。
現校長はよく囲碁就位式で顔を合わせる方の姪に当たる。
そんな縁からも指導に気合が入る。


頂きます

2010年01月14日 15:37

藤崎児童会での今年初めての囲碁指導である。
9月から指導を始めたので年末の囲碁大会は無理を承知で催した。
今日先生に聞くと保護者から囲碁大会は好評と聞いた。
子どもたちは楽しかったと報告したに違いない。
1、2年生には今日から石取りゲームから本当の囲碁ルールを指導した。
1年生のY君が19路盤を持って「打って」と来た。
やってみると斜めは切るし、両あたりもわかっている。
始めたばかりの1年生で19路盤で最後まで打てるのは珍しい。
何より驚いたのは耳を真っ赤にしながら考えている。
いつもは囲碁の後のおやつの時間は帰るのだが、Y君の態度にうれしくなって隣に座りおやつを食べた。
いつもの癖が出て手を合わせ頂きますをしたら、Y君おやっと言う顔をしている。
食べるとき頂きます、食べ終わったらご馳走様と手を合わせて言うのが格好良いんだと教える。
家に帰ってやってごらんとやり方を教える。
今晩Y君が家でやったらなんと言われるだろう。
「余計なこと」か「良いね」か今度聞いてみよう。

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1年間ありがとう

2010年01月12日 15:39

21年度若松幼稚園年長組の囲碁指導最終日である。
お正月にお年玉を貰った人と聞くと全員が手を上げる。
いくら?と聞くと「501円」「9万円」とさまざまである。
おじいちゃんかおばあちゃんと囲碁を打った人と聞くと各クラス3~4人いる。
最終回は石取りゲームでなく、本当の囲碁のルールを指導する。
幼稚園では石取りゲームがまだ理解できない園児、本当の囲碁ルールでしっかり打てる園児と個人差が大きい。
幼稚園で囲碁指導する一番の目的は「お願いします」「有難うございました」の挨拶が身につくことである。
もう一つは卒園してどこかで囲碁に出会ったとき、まったく囲碁を知らないのと幼稚園で囲碁に触れたのとは囲碁の入り方が違う。
幼稚園では石取りゲームで終わるのが楽であるが、どこかで囲碁に出会ったときを考えれば正式なルールを知っておいてほしい。
「一年間楽しかったよ」と言って修了とした。


うばがもち

2010年01月09日 15:41

今年最初の山下塾である。
ジュニア組は年末は田舎に帰ったりで少なかったが、学校も始まっているので、今日はほぼ全員出席した。
お年玉が7万円と言う子もいた。
実家でおじいちゃん、おばあちゃんと打った子もいて、お母さんから囲碁を覚えたおかげとお礼を言われた。
山下塾は毎年今年一年の囲碁の目標を書いてくる日である。
気合の入った子は短冊に書いてくる。
県代表になる、5段になる、6段になる塾長に3子で勝つ等々それぞれの思いは伝わる。
3年前にスタートしたジュニア組で、35人のうち一番手になっていたS君が去年の春、父親の転勤で滋賀県の草津に引っ越した。
この3連休で帰ってきて、我が家を訪ねてくれた。
久しぶりに対局すると強くなっている。引っ越してからも打っていたに違いない。
聞くと近くの南笠東公民館で子ども教室があり、通っていると言う。
地方でも子どもの指導をしてくれる方がいるのはありがたい。
S君は2年後には帰ってくる予定と言う。それまで囲碁を続けられる環境にいる。
今日は東海道と中山道の分かれ道の昔からの名物「うばかもち」をもって来てくれた。
甘党と知っているので何よりの心遣いである。
甘さの控えめの「うばがもち」は美味しかった。


次の一手当てゲーム

2010年01月05日 15:43

今日は中央公民館碁楽教室の新年会である。
3時から対局を楽しんで、6時から新年会である。
新年の挨拶、懇親のあと、新年の催しをやる。次の一手当てゲームである。
新年会の遊びとしてよく全員で連碁をやることが多い。
次の一手当てゲームも全員参加で盛り上がる。
これはプロ棋戦の一局を並べながら次の一手を10問出す。
4托にして、たとえばA10点、B8点、C6点、D4点とする。
各人に解答用紙を渡し、設問ごとに自分でA~Dを記入してもらう。そのあとA~Dを解説し、点数を決める。
そして各人で採点してもらう。10問終わったら自分で合計を出してもらう。
解答用紙を集計して順位を決める。
このゲームは採点を自分でして貰うので手数がかからない。
難しいのは正解以外の三つの打着点とその点数を決めることである。
今日は10級の人が七段の人より得点が高かったので大笑いであった。

出題の棋譜 中国名人戦古灵黒中押勝古力



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