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長寿表彰2

2009年10月28日 16:16

塚田棋碁会のH氏が90歳になられた。ふなばし囲碁協会
で今日長寿表彰した。
H氏はお元気で棋碁会の一泊旅行に欠かさず参加する。
宴会では海軍将校として上海で2年間の抑留生活中に
覚えた中国語の歌を披露する。
3子の記念対局を打ったが向かってくる碁で元気そのもの、
中盤の一手で緩まなければ黒が打ちやすい碁であった。
塚田棋碁会は高齢者が多く会員に80歳代が5人いる。
80,90歳で元気に囲碁を楽しんでいる姿を見ると60代
70代はまだまだと感じられる。
帰路、京葉熱帯魚店に立ち寄ると週に一回魚を世話をして
くれる方の82歳のお母さんからのプレゼントを頂いた。
スワンの小物入れである。
店で作品の見事さに感動した気持ちを表したのを聞いて
わかってくれる人にと作っていただいたものである。
今日は長寿の方から元気を頂いた。

台風一過

2009年10月27日 16:16

台風一過で秋晴れとなり、富士山がきれいに見える。
家人は料理をしながら富士山の見える住まいが気に
入っている。
富士山が見えるとその日は良いことが起きるような気
がする。
今日は若松幼稚園の囲碁指導の日である。近隣の
幼稚園で休園が出ているので、教える側はマスクを
していくのがマナーである。
園児がどれくらい理解しているか測るには問題を出す
のがいい。
どんな問題がいいかは経験でわかっている。
4クラスのうち今日はひまわり組の成績が良かった。
この先生には囲碁指導していないが、よく理解している。
自分で勉強しているようだ。
あるクラスで先生がR君と打ってほしいという。聞いてみると
R君は乱暴すぎるくらい元気のよい子であるが、今日は
おとなしく囲碁の時間を待っていた。
大体園児と打つ時は喜んでもらうようにしている。
打ちたがる子には普通に打つことにしている。R君とは1勝
1敗になった。
身体を動かすことが好きなR君が囲碁が好きになり、
考えることが好きになってくれたらうれしい。

千葉県高校囲碁研究会

2009年10月25日 16:17

今日オール慶應囲碁の会第3回どんぐり会が
開催されたが、一方で第1回千葉県高校囲碁
研究会の集まりがあり、そちらも気に掛かっていた。
1時から7時までとあったので、どんぐり会終了後
間に合って、顔を出した。
山下塾塾頭の中川真志君に千葉県には小学校
中学校の囲碁大会は年に10回ほどあるが、高校の
大会は2回くらいしかない。高校生で囲碁を打ちたい
学生の受け皿となる集まりはできないかなと話した
のがきっかけとなり、彼が山下塾塾生の卒業生を主
に呼びかけ、10人ほどで研究会ができた。
高校生が主体で囲碁研究会を作ったのはあまり例を
見ない。
自分たちが囲碁の研究をすることが主体だが小中学生
の指導も考えている。
今日の研究会が終わった後の食事会で自分たちが
小中学生のころ、塾長にいろいろな思いをさせたことを
よく覚えている。活躍して喜ばしたこと、ちょっと脇道に
逸れ、残念な思いをさせたことなどしっかり認識している。
そんな経験を後輩に伝えようと考えている。
彼らのやりとりを聞いていて、一人ひとりの成長ぶりに
驚かされた。
10人が核となり、どんな会に成長するか楽しみである。

1泊囲碁旅行

2009年10月22日 16:18

船橋市中央公民館の囲碁サークルは年に一回一泊
囲碁旅行をする。
これまでタイミングが合わ無かったが、今回は同行できた。
場所は先週行った白子海岸の民宿K館である。驚いたこと
に2週とも満員の盛況である。
聞いてみるとグランドゴルフとパークゴルフの泊り客である。
少し前は年寄りのスポーツと言えばゲートボールだったが
ゲートボールは集団競技の人間関係のわずらわしさが嫌われ
すっかり人気が無くなった。
代わってグランドゴルフ&パークゴルフが人気という。K館は
見事その受け入れとして集客に成功している。
朝から翌朝まで行動を共にすると、人の見えなかったものが
見えてくる。
生家で作るかき餅を皆にふるまう、囲碁を何時までも
打ちたがる、終わっての酒盛りを楽しむ、ひたすら寝る、
温泉に何度もつかる、カラオケをうたいたがる、それぞれ
である。
夜遅くまで打っていたのに朝飯もそこそこに碁盤に向かう
姿は微笑ましい。

我慢力

2009年10月21日 16:18

神明幼稚園は園長が熱心でいつも一緒に囲碁指導に
立ち会ってくれる。
園児の関心も強く、盛り上がる。
今年から園長の希望で6路盤での指導になる。園で
手製の6路盤の碁盤と磁石盤を創っている。
6路盤での石埋め碁の指導である。初心者との模範
対局でも引き分けになることがあり、園児も勝負を
争える。
勝負が着くとなると勝つ子と負ける子がでる。今日、
負けた子が泣き出し担任の先生の出番となる。
指導後園長と負ける子の扱いについて話し合う。
囲碁・将棋は勝ってもガッツポーズを取らないのが
敗者を慮る日本文化との認識は共有している。
次回に園児になぜガッツポーズを取らないか聞いて
みることにする。
経験上負けた悔しさを我慢することから我慢力が着く
と確信している。
先週の山下塾でT君が何が悔しいのか大きな声を
出して怒った。相手の子はきょとんとしている。
怒った理由はわからないが、T君に「囲碁で我慢
することを覚えようね」とだけ話した。
終局で地を計算した。
我慢力ついたかな?


東邦大囲碁講座

2009年10月20日 16:19

東邦大学の囲碁講座は梅澤由香里さんが客員教授に
なって指導し、3年目に入っている。
なんと囲碁講座が理学部情報科学科3年生の必修科目
になっている。これは大学で初めてのことであろう。
1回3時間で3回の情報科学の実験とされている。
指導法が画期的と聞いたので聴講させて貰った。
各回1時間半が全員パソコンの前で講義を受ける。
PCがネットワークされているので学生と講師のPCは
つながっているし、任意の学生同士も対局ができる。
問題を講師が出し、学生が答えをPCに打ち込むと
正面の大きなデイスプレイに映し出される。
このシステムを考案したのが塚田教授で塚田システム
と言われている。
後半は教室を変えてPCでなく碁盤での対局を学生が
打ち、講師が回りながら指導する。机の関係で13路盤
の対局であるが、ほとんどの学生が終局まで打てている。
初めて同士が3回で終局まで打てるのは画期的である。
PCが揃っていないとできないが、進め方としては参考に
なった。
梅澤さんは後半の対局前の講義に台湾出身のプロ棋士
を例にとり「自己否定は決してしないで、自己意識を高め、
自分に期待するよう」教授らしく学生に語りかけていた。


井山新名人

2009年10月17日 16:20

今日NPO法人囲碁文化継承の会の臨時総会を
開いた。
冒頭この会を設立し、事務局長として事務方を
一手で引き受けてくれたたF君の逝去を悼んで
参加者全員で黙祷をした。
彼は亡くなる直前までこの臨時総会を気にかけて
いた。
後任には彼と大学、会社と同じ道を進んだK氏が
引き受けてくれた。
理事長としての挨拶で、まずはF君のこれまでの
働きに感謝した。それから20歳の井山祐太さんが
現代最強の棋士と言われていた張栩さんを破って
史上最年少名人になったことにふれた。
第3局の勝ち方を見たとき井山さんがタイトルを取ると
強く感じた。
素人目ではあるが第3局はこれでもかこれでもかと
張栩さんの打つ手に最強手で応じ勝ちきった。
第4・5局も同様で完勝である。勝ち方がいい。
これからの活躍を感じさせるものである。
久々スーパースターが出現した。これから20歳の名人
のことが週刊誌はじめマスコミにとりあげられる。
世間の関心が一挙に囲碁に向いてくる。「ヒカルの碁」
以来のブーム到来が期待できる。
当NPO会員に指導を受けている子供たちに「囲碁
ブームが来る、囲碁をすでに打てる子供は囲碁を
打てることを誇りにし、周りに教えてあげるよう子供たちに
伝えてもらいたい」と今日の参加者に話した。
野球の斎藤君、ゴルフの石川君に井山君続け!

長寿囲碁

2009年10月15日 16:21

塚田囲碁同好会の囲碁旅行に招待された。この会は
長寿者が際立って多い。
もうすぐ90歳になるH氏は矍鑠としていて、宴会では
国語で「何日君再来」を歌う。
ほかに80歳代が何人もいる。何人かは兵隊経験もあり、
二度轟沈に遭った豪の者もいる。
みな元気で日本舞踊、尺八、と日ごろ稽古している芸を
披露する。自分も負けずに詩吟を吟ずる。年に何回かの
詩吟では「あれっ」と思うほど息が続かない。
宴会の後は指導碁6面打ちである。ギャラリーが多いと
周りで口を出すようになる。「口を出しちゃいかん」と制止
する人と「まあいいじゃないか」と言う人で一悶着となる。
それでも負けた者に同情して惜しかったと残念がる。
囲碁を打つ老人は普通の老人に比べ脳の血流が多い
との説がある。
これってボケと関係があるのかしら。
それなら囲碁はボケ防止になるぞ。

薬円台小囲碁部

2009年10月14日 16:22

薬円台小囲碁部は今日で4回目である。夏休み前の
前回、殆どの子が19路盤で打ちたがったが、部員
24名で19路盤のセットが17しか無かったので今日
持参し、部員皆19路盤で打てるようになった。
昨年からの部員は3名いるが、4回目で全員19路盤
で打つのは記録的なことである。
時間前に教室に入ったがすでに何組か打ち出している。
クラス担任の先生が囲碁部顧問の先生に「早く行けせて
ごめん」と謝った、それほど囲碁を打ちたがっている。
講義など必要なくどんどん打たせることにしている。
対局を見回っていると、囲碁に向いている子はすぐ
わかる。
M君は4年生だが石の運びが良い、家でやっている
かと聞くと学校だけという。やる気がありそうなので
いつも出す宿題のほかに棋譜並べにトライするよう
勧めてみた。
50手まで覚えてら20級、35手までなら25級、20手
までなら30級とした。
11月の次回まではたして何手まで覚えてくるか?
楽しみである。


高校囲碁研究会

2009年10月11日 16:22

千葉県の幼稚園児、小学生、中学生の囲碁大会は
千葉県少年少女囲碁連盟が年に10回ほど開催して
いるので、子供たちは仲間を作りやすい。
高校生になると仲間作りが急に難しくなる。
そんな話を山下塾生中川真志君に話したら、さっそく
親しい仲間に呼びかけ、中心になるべき高校生が
集まった。そのうちの一人が久々の対面のため、
すぐには誰かわからなかったが、声を聞いたとたん
「あっ」とわかったのは可笑しかった。
囲碁でリーダーシップをとるにはやはり囲碁の棋力が
強い方が呼びかけやすい。
街の7段クラスが集まっているので、話は早い。
会の名前は千葉県高校囲碁研究会と決まり、会を
リードしていく会長、副会長、会計が決まり、会則の
要点も固まった。
11月には発会式を兼ねて囲碁大会を開催する。
大会のチラシつくり、WEB上での申込み窓口もすぐ
出来る。女子高生、級位者への呼び掛けもする。
観ていてうれしいのは大人からのお仕着せでなく、
自分たちでどんどんことを決めていくことである。
囲碁は一手一手自分で考え、判断するゲームなので
かかることを決めるのは全く苦にならないようだ。
今の若い者は頼もしい。



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