強くなる子

2009年08月30日 16:39

昨日の山下塾でS君が急に大きな声を出した。
母親が連れ出そうとしている。そばに行って
「囲碁を打ちに来たんだよね」と言って対局を
続けさせた。何が原因なのかわからない。
S君は「我の強さ」を持っている子である。これは
幼稚園での囲碁授業の時から感じていた。他の子
とちょっと違うなとの印象を持っていた。あとで
お母さんに幼稚園で感じたことを伝え、S君の特色で
あり、評価していると伝えた。
この前の青少年会館の子供囲碁入門講座のMちゃん
は気の強さがいつも出ていた。この子のお母さんは
「私の言うことを聞かなくて」とおっしゃるが、やは
Mちゃんの特色で、生きていく上で武器になりますと
伝えた。
囲碁が強くなる子供には気の強い子と周りにとらわれず
真面目に打つ子の二通りある。
気の強い子は得てして相手の手を見ない、自分の
打ちたい手をひたすら打つ、相手の手の意味を解る
ようになると飛躍的に進歩する。
真面目に打つ子には基本的テクニカルなことを繰り返し
教え、覚えてもらう。
子供により接し方を変えるが、それには子供のことを
知ることがまずは大切である。


いごっち

2009年08月28日 16:40

青少年会館主催4日連続の小学生親子囲碁入門
は今日が最終日。
初日はマナーーとルール説明。対局前「お願いします」
終わったら「ありがとうございます」、のほかに勝った時
ガッツポーズをしないことも話す。「なぜだと思う」に1年
生の男児が「負けた人がそばにいるから」今回も日本人
の敗者を慮る精神が伝わっているのがうれしい。
子供に興味を持たせるようにシチョウ、ゲタ、オイオトシ、
ウッテガエシ、を説明して宿題を出す。
ほとんどが全問正解する。つまずいた問題もヒントで
正解に達する。初日9路盤、2日目9路盤から13路盤
3日目13路盤、最終日19路盤でほぼ全員終局まで
打てた。
そのあと、子供だけで連碁を打たせる。まったく
初めての女の子がたまたま局面にできた詰め碁を
解いた。
びっくりしてその子のおじいさんにその問題を示すと
流石6級の腕前で小考して答えを出した。
初めて囲碁に触れた子供たちが青少年会館の子供
囲碁教室で続けるようだ。
館長は年2回やりましょうかと言う。
ホッ!


連碁指導法

2009年08月27日 16:40

午前中は青少年会館入門講座の3日目だが、
午後から慶應義塾普通部囲碁部の指導に行く
ことになっていた。
青少年の2時間は指導に歩きっぱなしである。
普段はなんでもないのだが、半年前からの足の
痛みが取れずかなりしんどい。
一日2か所、それも離れているので、今日は
キャンセルしようと思ったが、ボード碁を打っている
生徒から「待ってます」のコメントが入り、足を引きずり
ながら日吉に行く。県代表クラスの囲碁部OB、M君
が一緒に指導してくれる。
今日は夏休みなのでいつもの指導時間より多く
3時間ある。
前半は二人で多面打ち指導碁を打つ。後半に最近
指導法として有効と思っている大盤で連碁を打たせる。
ここぞというところで手を止め、一人ひとりに着手を
考えさせ、その理由を聞く。その一方でこんな
考え方もあるといくつかの手を示し、それについて
話し合わせる。
連碁の場合のタブーはペア碁と同じで、悪手・敗着の
明確な指摘である。表現に配慮することである。
参加者一人ひとりの石の方向性、考え方の違いが
出て、そこでのやりとりが面白く全員が楽しんでくれる。
連碁による指導は10名くらいだと手間の割に有効
である。

子供囲碁メッカ

2009年08月25日 16:41

今日から船橋青少年会館主催の親子囲碁教室が
4日連続で始まる。
夏休み後半の4日連続は参加者が少ないかと思ったが
20名程の参加者である。
祖父母と孫、おじいちゃんは打てるがおばあちゃんと
一緒に囲碁を習いたい、お兄ちゃんについてきた年少組
と年中組の幼稚園児とその母親、あと1年生が11名、
2年性が3名である。
1年生組は青少年会館で今年5月から発足した「いごっち」
のメンバーがほとんどである。
まったく初めての子と少し打てる子の2グループである。
この会館には近くの若松幼稚園理事長提供の囲碁セット
がある。ほかに磁石19路盤もある。磁石盤は北習志野
の碁会所が閉めるとき有効に使ってほしいと預かった盤
である。
この会館では小学低学年の囲碁教室が発足し、今回の
入門講座があり、そして道具も揃っている。
この地区はマンション群が増えている。これらを考える
と船橋市の子供囲碁メッカとなる可能性は大きい。
今日の入門講座はシチョウまで進められた。あと3日間の
指導でどれくらい子供たちを引き付けられるかがメッカに
つながるかの一番の要素である。

習うより慣れろ2

2009年08月20日 16:42

慶應義塾大学三田キャンパスでの囲碁入門講座は
今日の4日目で終了した。
卒業生の孫5人のうち小学生3人はこれからジジと
囲碁を打つようになったと思う。幼稚園児二人はママ
と一緒ならジジと打つであろう。
80歳を超えられたOB、病を克服されたOB、新しい
趣味をとおもわれたOB諸兄、皆さん囲碁の面白さの
入口を覗かれたと思う。
4日目の今日初めて19路盤で終局まで打ち、19路盤
の広さに戸惑いはなかったのではと感じられた。
囲碁を始めて最初に理解しがたいのは終局である。
どの状態になれば終局かが分かりにくい。アタリに
もなっていない石がとられてしまう。眼が二カ所ないと
取られてしまうことが分かりにくい。
この説明にはいつも苦労する、「何回か打っていると
わかりますよ」「すぐ慣れます」ラフな説明に終わって
しまう。
4日間でどこに行っても囲碁が打てますというほど囲碁
は簡単ではない。
今回の受講生は近くの囲碁教室、囲碁対局ソフト、当会
でのボード碁等でこれからも囲碁にふれ続けて欲しいと
願うばかりである。
ともあれ、熱い中4日通い続けた受講者、指導した
サポーター諸兄お疲れ様でした。ありがとうございます。

級位者大会

2009年08月17日 16:44

今日第12回新京成沿線親睦囲碁大会があった。
昨年までは級位者大会と言っていた。
ふなばし囲碁協会に入っている新高根公民館の
囲碁サークルの主だったメンバーが有段者の大会は
あるが級位者だけの大会がないのが片手落ちとの
考えから、11年前に発足した。
級位者のかたは大会というと気おくれがするらしく
対外試合には尻込みしがちである。
一度経験してみれば普段の仲間と打っているのとは
一味違う対局なのがすぐわかる。
数年前からお隣の鎌ヶ谷市の級位者も参加している。
今日も新しいチームが増えAクラス1チーム5名で
8チーム、Bクラスは1チーム3名で計64名の囲碁
大会である。
シーンと打っている中で「アレー」と声が上がる。
そこここで笑いがわく。
そんな雰囲気であるから勝負より、楽しむ方が強い。
級位者大会ということで女性の参加も目立つ。
碁会所でもそうだが級位者と女性を大切にしない
ところは流行らない。
和気藹藹のこの大会は今後ますます盛んになること
だろう。


習うより馴れろ

2009年08月17日 16:43

慶應義塾大学三田キャンパスを使っての囲碁入門
講座を開いた。
そもそもの発想は定年を迎え、新しい趣味として
囲碁を、と考えている人は多いのではないかということ。
囲碁を覚えたいけれど何処へ行ったら良いのかわからない、
碁会所に行くには勇気がいる、公民館などの囲碁
サークルは入門、初心者でも入れてくれるか、等々で
二の足を踏んでいる人は多いのではないか。
その点昔通ったキャンパスへ行くのは抵抗がないと
考えた。
入門講座に参加した半数は囲碁を打つ卒業生が
孫に囲碁を覚えてもらいたいと申し込んだものであった。
あとの半数は予想したとおり、大学のキャンパスなら
気おくれがせず参加できると思った人たちである。
今回使用させてもらう部屋は立派な会議室である。
学術的な会議も可能な設備のある部屋で、幼稚園児
には椅子が立派過ぎて潜ってしまう。
いつものことながら初日はマナーとルール説明である。
勝ってもガッツポーズしない、どんな悔しい負け方をしても
「ありがとうございます」を言うと説明する。
ガッツポーズをなぜしないと思うか聞いてみると小学校
2年生のもも子ちゃんは「負けた人が前にいるからでしょう」
と答えてくれた。
今日の参加者はわざわざ三田まで足を運ぶだけあって、
皆熱心に取り組んでくれた。
初日には幼稚園児もいることだし、地を取る本当のルール
までは難しいと思ったが、問題20題を全員正解するので
9路盤ながら全員に地取りの囲碁を指導した。
明日はどしどし対局させることにする。
「習うより馴れろ」100局も打てば囲碁の面白さが分かって
もらえる。


囲碁入門

2009年08月15日 16:45

来週から2週続けて入門講座がある。来週は
慶應義塾大学三田キャンパスを使ってのもの。
次の週は船橋市青少年会館のものである。
同じ入門講座でも対象が違うため、資料は
異なる。話し方も工夫する。
入門書は大きな書店にいけば棚二段くらい
並んである。
どれも工夫をこらしている。子供向けにマンガ
で書いたもの、定年を迎えた人向けのもの
(友人の秋山著定年囲碁)まである。
しかしこれ1冊で大丈夫という本はまだ見当
たらない。
資料はいつも講座を受ける年齢層に合わせて
作っている。
来週の慶應キャンパス入門講座は幼稚園、
小学生、主婦、80歳の方とバラエテイに富ん
でいる。
一式でなく、何通りかつくっていく必要がある。

愛別離苦

2009年08月08日 16:46

貴重な友人を亡くした。福島清君である。30年から
の付き合いである。
老少不定とはいえ、私より8歳も若いのに先に逝って
しまった。
安らかなマスクを見ながら枕経を上げてきた。
彼は囲碁は上手くはなかったが、今の家庭に会話を
取り戻すには囲碁が格好なゲームとの認識で意気
投合し、NPO法人囲碁文化継承の会を立ち上げた。
事務能力は抜群で県庁に何度も足を運び、無事
発足できた。
その後も県からの助成金申請の手続きや民間企業の協賛金
申請にも力を尽くしてくれた。
実践では新明幼稚園の囲碁指導をともにやり、その独特な
人柄から幼稚園児に親しまれた。
また薬円台公民館で子供囲碁教室を開設し、市の認定
団体の承認を受けた。
愛別離苦 生きていると必ず会う苦のひとつではあるが
辛い。
彼にはただ「ありがとう」を繰り返し述べるのみである。
内蒙古のフフホトから見送らせてもらう。                            合掌
合掌

縁無止境2

2009年08月07日 16:47

藤崎小児童会から夏休みの間2回、囲碁指導の依頼が
あった。津田沼小のK先生からの紹介である。
教室はグランドの隅に建っている。
児童会に入ると元津田沼小児童会の先生が居り、また
県大会に出場している子もいた。
例によって3つのマナーと囲碁の基本ルールを指導する。
どこの子も同じでキャーきゃー、ワイワイとあっという間
に1時間が過ぎていく。
気になる子供が一人いる。K君である。しゃべりとおし、
動きとおしで、とにかく落ち着かない。指導してみると
なかなかの理解で「初めて?」と声をかけると初めて
という。
皆の前で模範試合を打ってみた。こういう子こそ
囲碁を覚えて落ち着きが出ると嬉しい。
終わった後、子どもたちの様子を見て、夏休み2回でなく、
月1回の指導を依頼され、引き受けることになった。


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