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ほしの会

2023年12月08日 23:15

ほしの会は優勝又は勝率7割以上でハンデが一つ上がる。長く続けていると順繰りに優勝する仕組みである。1日2局の2回目で前回1位と2位が1勝3敗である。前回5位6位が3勝1敗と仕組みがうまく働いているのである。毎月集まるのだが6人の都合を一致させるのは難しい。1月は11日と25日が候補に上った。異口同音に早いほうが良い、と11日に決まった。誰ともなく「いつ死ぬかわからないから早いほうが良い」、に皆納得である。一日一日しっかり生きようとの思いは共有しているのである。

萱田南小

2023年12月07日 22:08

八千代市立萱田南小の囲碁特別授業は1回目で皆9路盤で打てたので2回目は13路盤で打ってもらおうと指導用の13路磁石盤と資料をもって行った。ところが生徒に打たせる13路盤がなく二組の碁石とビニール将棋盤が何枚かあるだけである。やむなく将棋盤を使って純碁で打たせようと思っていた。担任の先生が指導用碁盤を縮小してコピーして張り合わせて碁盤を作ってみましょうと紙碁盤を作ってくれた。何とか1局打てたので2局目は学年を超えて対局してもらうことにした。6年生は4年生と打つのは嫌がったが、一局打つと顔を覚えて今度学校で会った時挨拶できるよ、と奨めた。担任の先生は音楽の先生である。琴棋書画の言葉が古来からあるが琴と碁が通じ音楽の先生の機転につながったかと思っている。

つぎはぎ碁盤と13路盤初対局の終局図、お見事!
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感謝状

2023年12月06日 21:36

8月に行われた日中平和友好交流都市青少年囲碁交歓大会に協力してくれたということでサイ氏が感謝状を届けに来てくれた。渋谷区役所会議室を借りての日中それぞれ100名の参加は成功と言えるであろう。サイ氏は来年日中平和友好条約締結45年を記念して男児女児各45名による日中90名の大会にしたいとのことである。子供の大会を見ていて日本では男女同数の参加者を集めるのは難しいと述べておいた。発想として東京都と北京の周辺に呼びかけ首都圏杯と名付けて呼びかけようとのことである。構想通り実現できたら大したものである。

囲碁で友達

2023年12月05日 21:29

幼稚園では普段は席を移動しない。囲碁は友達を作るゲームですからと、いつも向かいあった園児との対局になる。船橋幼稚園で1局目は向かい合った人で2局目からは席を離れて自分たちで相手を見つけて打つ提案をしたら園長と担任の先生が受け入れてくれた。6路の純碁なのですぐに終わり次に相手を探して打てる。やり方を覚えると次々と相手を見つけ30分で4人と対局する子もいた。楽しんだようなので次にはほかのクラスと合同で囲碁授業を提案してみようと思う。運動会のような賑わいになれば、と思っている。

忘年会

2023年12月04日 22:24

先月の船橋市長杯囲碁大会は120人の参加の大会であった。これだけの人数だとイベント専門の会社に運営を頼むとかなり高額になろう。ふなばし囲碁協会役員が対局しながら運営を手伝いトラブルなく時間通り終わらせたのは立派なものである。これまでだと大会終了後に反省会と称して居酒屋に行くのが常であったが現役員はそのまま解散である。年に一回くらい慰労しようと忘年会を開いた。会場は宴会部長に推薦されているY氏が費用対効果の良い店を探してくれた。駅近くの解放的な店だが8人が大きな声で話しても迷惑が掛からない席である。飲み会の良いところは現役時代の話から盛り上がることである。ひとり一人がどんな生活をしてきたのかがよくわかる。今回の主役はN氏で大手海運会社での武勇伝が披露された。2時間の予定が面白すぎて30分オーバーして散会となった。

ジュニアー本因坊戦

2023年12月03日 22:16

第27回ジュニア本因坊戦ははなまる学習会がスポンサーを下りたので開催は難しいとの話があったがクレスト社がスポンサーになり開催されることになった。小中学生で囲碁大会に参加する子供たちは将来の囲碁愛好家の核となる存在である。文部大臣杯小中学校囲碁団体戦が4年連続でスポンサーがつかず中止となって子供囲碁普及は大打撃を受けたので個人戦とはいえ開催されたのは大きな喜びである。千葉県大会には初段から6段までの小中学生14名が参加した。山下塾生はヨシト、ケンジ、リクト、サクトと4人参加した。小4のリクト2勝2敗で5位、中1ヨシト2勝2敗で9位、中1ケンジと小1サクトはそれぞれ1勝3敗で入賞ならず。県代表は中学3年の恵原蓮君である。4年前に全国優勝した塾生の末原蓮君と恵原君の下の名前が同じである。何の根拠もない偶然だが全国でも活躍してくれそうな気がする。

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慶應囲碁フェスタ

2023年12月02日 22:58

慶應囲碁フェスタは慶應義塾大学囲碁部OB・OG会と囲碁三田会の共催である。今年も日本棋院を借りて開催した。慶應名人戦、親睦碁会、慶應出身と在学のプロ棋士の指導碁、懇親会と盛り沢山である。幼稚舎(小学生)から塾高生、慶大生と90歳代までのOB・OGが100名ほど集まってのお祭りである。午後から夕方まで囲碁を打ち夕方からはあるOBが提供してくれた大量の握り寿司、海鮮盛り合わせ等で懇親会に移った。この懇親会がない年は同年代のグーループに分かれて市ヶ谷駅近辺の居酒屋か寿司屋に繰り出すことになる。今回で2度目の棋院での懇親会だが、碁会のあと同じ会場でする懇親会は小学生、高校生、大学生、年代別のグループを梯子できるのがありがたい。まずは同年代から始まり、塾高生と年明けの日韓高校囲碁交流、大学女子リーグ戦のニュース、岩田九段とは来夏の日中子供大会の打ち合わせができた。楽しいうえに来年の催しまで打ち合わせができて誠に有意義な一日であった。

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94歳の棋風

2023年11月25日 21:56

ふなばし囲碁協会には会員の囲碁サークルから長寿で囲碁を楽しんでいる人を表彰してほしいと依頼が来る。該当する人の年齢は特に定めていないが90歳を一つの目途としている。このたび習志野台囲碁サークルから90歳と94歳の方を推薦してきた。お元気で囲碁を楽しんで皆さんの目標になっています、と文言を入れた表彰状と記念品をお渡しし、記念対局として2子で打つことにしている。2子では手合い違いのことが多いので数目の差で終わるように形を作るのが常である。四段の94歳の人との対局では自分の石の薄さはさて置きひたすら相手の石を取りに来る。その分黒の石は薄くなり大石がとられることになり終局となった。局後にまた教わりたいとの言である。先週行われた船橋市長杯では3勝1敗であったが負かされた人と教えてもらいたいと言う。負けて悔しい気持ちよりも教わってもっと強くなりたい気持ちが強い人である。もっともっとと上を目指す気持ちが元気な源かと思ったのである。

Art around GO

2023年11月22日 22:10

囲碁部後輩から案内があって囲碁を巡るアート展を観に行った。岡田六段のウイズ工房主催、日本棋院の後援である。わりと狭いギャラリーに盛り沢山の囲碁に関する絵画、イラスト、クラフト、書を展示してある。出品している漫画家安倍吉俊さんは安倍吉輝九段の息子さんである。安倍九段とは自分は高校生で彼が院生時代に蒲田の渡辺祿郎先生の碁会所で毎週のようにつるんでいた仲であったので息子さんには一度会ってみたいと思っていた。展覧会初日に行ったが結美子さんとは話ができたが彼とは会えなかった。書作品藤沢秀行先生作品は別格として加藤剣正さんと牛栄子さんの色紙に見応えを感じた。長くいれば旧知の人ともあえて話が弾んだことだろうが、あとに予定が控えていたので失礼した。

子供たちへの景品に面白いと数枚買い求めた。
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船橋市長杯

2023年11月19日 22:03

今年の船橋市長杯はAクラス(無差別3人)4チーム、Bクラス(有段者5人)8チーム、Cクラス(有段者・級位者5人)10チーム、Dクラス〈級位者3人)チームの合計31チーム、123名の参加で昨年より増えた。4チームと8チームは3局打てば順位は決まるのだが4局目を面白くする工夫が必要である。4チームでは1位から4位まで決まるが4局目は1位と2位、3位と4位が対戦して下位チームが3勝すると順位が入れ替わる。8チームはA・Bの4チームづつに分けAB1位同士。2位同士が打ち片方が順位を上とする方式にして4回戦が盛り上がる方式をとった。山下塾生ではOBチームがAクラス優勝、Bクラスは2勝2敗、Dクラスは5歳のミサキが2勝した。大会は混乱なく開会式から閉会式まで予定時間通りに進められた。協会役員は事務局専任2人のほか6人は対局と事務局を兼ねて役割を果たした。プロのイベント会社以上の働きをしたと感服した。

囲碁授業の後片付け

2023年11月18日 22:32

S学院小アフタースクールの囲碁は普段授業をしている教室を使っている。囲碁の時間は普段授業で並べてある机を向かい合わせて碁盤を置いて使うから、終わると翌日の授業にすぐ使えるように元に戻しておく。稽古事や学習塾やらで一時も早く帰りたい子供たちなので落ちている碁石を拾ったり机をきちんと揃える時間はないのは良く解かる。だが囲碁を教える以上に教育現場であるから挨拶と後片付けは身につけさせたいと思う。先週あたりから自発的に片付ける生徒が出てきている。2年生のNさんとS君である。何も指示しないのに翌日授業ができるように完璧に仕上げているのである。なかなか出来ないこと、担任の先生から保護者に伝えるように頼んだのである。

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ZOOMとOGS

2023年11月15日 22:37

山下塾生たちはコロナになってからZOOMを使いオンライン対局にすっかり慣れているが、大人の初心者にもZOOMとオンライン対局を取り入れることにした。今年の経営者養成講座の「経営と囲碁」の受講生は9名で地方に散らばっている。オンラインで無料のサイトを使うことにしてOGSに加入してもらった。まずは女性初心者とテスト対局をしてみた。まだアタリもよくわからないレベルだがZOOMで話しながらやると終局まで打て、形になっている。本番では全員がZOOMに参加し解説を交えての終局ができた。見学していた一人が飛び入りで対局を申し込んできた。オンラインで顔を見ながら対局できたのは皆初めてのことで面白さを感じたようである。来月のオンライン対局の日程がすぐに決まった。一年後にはかなりの打ち手が育つことであろう。

棋譜並べ

2023年11月13日 22:32

S学院小アフタースクールで31名を4組に分けリーグ戦を打たせているが、今年始めた生徒たちの序盤は隅から辺に打つ布石の常識に無い形である。序盤で一線に石があったり、天元近くから始まったりと囲碁を知っている人から見ると呆れられる。これを直すために棋譜ならべを取り入れた。棋譜並べはいきなり終局まで並べさせるのは無理である。30手くらいまでなら正確に並べられるだろうからタイトル戦の説明をしながらタイトル戦の30手くらいまでの布石を並べさせてその局面から対局させるようにした。結果どの局面も形を成すようになってきた。来年につながる仕上げの工夫を考えている。

百年の知己を得る

2023年11月12日 22:24

四年ぶりの交詢社と永楽倶楽部の15名づつの交流戦である。前回15勝30敗と大敗を喫したので交詢社側は気合が入っている。今回は24勝21敗と面目を保った。主将としてこれまで殆ど負けていなかったが今回1敗した。それもこちらからアタリに突っ込むような大ポカを打っての負けである。情けなくて投げ場を失い大差の負けである。勝ったと思うときが一番ミスが出やすいと子供たちに言っているが本人がやるようでは形無しだ。この日の懇親会で90歳の先輩から「自分は転勤族で北海道から九州まで住んだ。しかし囲碁のお陰でどの土地でも必ず友達が出来た」と披露した。囲碁により百年の知己を得るのは囲碁の何よりの魅力である。

縁の下の力持ち

2023年11月11日 22:19

現ふなばし囲碁協会役員は皆ボランテイア精神に富んでいる。囲碁キチは多いが囲碁が好きでその上良き世話役と言うとそうは居ない。船橋市長杯はAクラス無差別3人チーム、Bクラス有段者、Cクラス有段者、級位者5人チーム、Dクラス級位者3人チームの団体戦である。コロナ禍でどの囲碁サークルも活動が低下しているので大会を機に盛り上げようと参加者を募集している。各クラス参加チームを偶数にしなければ組み合わせで手空きが出来てしまう。役員があちこちに声を掛けたので全クラス偶数になったと思ったが声を掛けすぎたようで最終的には奇数になった。大会で手空きになったチームには役員が相手をすることにした。まさに現役員は縁の下の力持ちである。

6路盤

2023年11月09日 23:19

書庫を整理していたらヒカルの碁の時代に日本棋院が作成して配布していた6路盤が出てきた。6路盤での子供囲碁普及を企画していたのであろう。これを生かそうと思い6路盤での囲碁入門を始めてみた。9路盤で石取りゲームをしているF幼稚園で本式ルールを教える前に取り入れるのである。6路の中央に白黒交差させてゲーム開始である。囲めば相手の石は取れる、自爆はいけない、パス・パスでゲーム終了、盤上に残った石の多いほうが勝ちの4ルールで始める。結構面白がって打っている。裏の8路盤で打ち始めている子もいる。他の幼稚園でもはじめてみよう。

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子供囲碁大会スポンサー

2023年11月08日 23:00

全国小中学校団体戦がコロナ禍のあとスポンサーがつかないので4年連続中止となっている。千葉県少年少女囲碁連盟では全国大会に繋がる大会の代わりに千葉県独自の小中学生囲碁団体戦を催している。学校別に3人のチームを作るのに替えてフリーで3人1チームをつくる。以前は柏4中、八木ケ谷中などから何チームも参加があって会場の東邦大学食堂は大勢の小中学生で賑わっていた。今回は10チーム30名の参加である。子ども囲碁教室の活動が沈滞している現状と並行しているのである。子ども囲碁は将来の囲碁ファンの中核をなすと思えるのだが、誠に憂うべき状況である。一方ジュニア本因坊戦のスポンサーはなまる学習会がスポンサーを降りるので大会が中止になるというニュースが流れたが、新しくクレスコ社がスポンサーになり継続すると発表された。これまでの新聞社頼りから新しいスポンサーの登場が大いに待たれるのである。ところで千葉県小中学生囲碁団体戦の結果は山下塾生チームが優勝、元山下塾生チームが3位であった。

NHK杯

2023年11月05日 22:45

山下塾生OBの大西研也五段のNHK杯2回戦の相手は富士田明彦七段である。内弟子をとり鎌ヶ谷の自宅で棋士養成をしていた故高林拓二さんが、土曜日午前3時間山下塾に内弟子を連れてきて塾生と合同研修をしていた時期がある。テレビで二人は初手合いと言っていたがプロになる前、その合同研修の場で多分対局していたはずである。37からの戦いで冨士田七段のリードで進んでいたように感じる。ヨセでは大西が富士田に引けを取らずに打ち進め175では66%リードの場面もあった。その後177で◎に打てば半目勝負の局面になったようである。NHK杯の反響の大きさを知り来年は今年以上の気合を入れた碁を見せてくれることを期待している。

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シアトルから参加

2023年11月05日 22:11

アユムがアメリカシアトルに移住して半年が経った。当初は日本の朝9時が向こうでは夕方4時であるがオンラインで参加した。山下塾ではスマホのテザリングを使い会場にパソコンを持参し手の空いた塾生が歩の相手をしていた。だがタイミングがうまく取れないことが重なって数回で参加しなくなっていた。5日の日曜日開催の山下塾が千葉県囲碁団体戦と重なったため土曜日午前にオンライン教室に変更したらアユムが参加を申し出てきた。久しぶりにアユムと対局しようと塾生数人が申し込んだ。しばらく対局から離れていたのでアユムのハンデを2子下げて打たせた。ところがシアトル棋院に時々通っているようで棋力は落ちていなかった。アユムの参加により時空を超えて棋友の繋がりを強く感じさせられた。

第48期名人戦

2023年11月04日 22:49

能代市の本因坊文裕を応援する会の会員として第48期名人戦では井山さんを応援している。3連敗のあと2連勝しての第6局2日目はYOUTUBにかじり付いて観ていた。解説の張栩、河野臨両九段ともに無駄話は少なくして局面の解説をしているので面白い。第一日目から井山優勢に進んでいるので安心して観ていた。素人の感想だが96は石が緩んでいると感じる。まして黒2子を取った形では96は無駄石になっている。井山らしさを感じない。この逆転負けは残念であり、張栩の解説で井山時代から若手の転換点になるかもと言っていたが、それが当るような予感がする。この後の一力遼に挑戦する棋聖戦での戦いぶりで証明されるであろう。

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